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100点のほめ方を読んで

原邦雄さんの「100点のほめ方」を読んでまとめと感想を残しておこうと思います。原さんは「ほめ育」コンサルとして世界17か国のべ50万人にこの教育メソッドを展開している、褒め教育者の第一人者で僕の将来モデリングにしている人です。元々経営コンサルタントとして働いていた原さんが飲食店へ弟子入りして、その現場で体験された褒めメソッドを理論にされています。
カッコいいですね!原さんの本をたくさん読んで自分の知識と肉として自分なりに展開していこうと思っています。

本のまとめ

「100点のほめ方」
アクション1:関係性の土台をつくる
アクション2:マジック質問で「ほめポイント」をみつける
アクション3:100点ほめで、相手の生き方をすべて肯定する
そして「ほめシート」を使ってホメてみる!

■アクション1について
まずは聞くということ。「あなたのことをもっと知りたい」「あなたの話に興味がある」ということを分かってもらうようにするために質問をしていく。これで「この人は親身になって考えてくれそうだな」とか「この人に褒められたいな」と思ってもらう必要がある。

■アクション2について
ほめポイントを見つけるために3つのマジック質問をする。
①好きなことは何?
②継続していることは何?
③大事にしていることは何?
この3つの質問で返ってくることがこの人に刺さるホメポイントになるから、そこを逃さずに記憶するようにしていく。

■アクション3について
その人の過去、現在、未来、大切にしている人のこと、乗り越えてきた困難など半世紀を振り返るような気持ちで褒める!

これを「その人の大事なことを尊重しよう」「大切に思うようにしよう」というスタンスで話をニコニコしながら聞いていくことが大切。

■褒めシート
自己重要欲求(ありがとう!)
自己有能感(すごいね!)
自己好感(好きだよ!)
この項目に沿って文章を書くことで100点のほめ方が完成する!

感想

日本人は褒めることも褒められることも慣れていない人種だよな、と最初に思いました。だからこそ褒めることの効力の大きさをみんなうまく活用すればどんどん人生も好転していくとこの本を読んで感じました。また、褒めることを体系的に理論づけている人は、この原さんともう一人、西村さん(ほめ達)しかいないので僕もこのマーケットに入っていきたい強く感じさせてくれました。
「褒める」は手段であって、目的ではないことをしっかり認識しておく必要があるなとも思いました。褒めることでどうしたいのか?どうなっているといいのか。
僕は、「ホメる事」で褒めた側も褒められた側にもいい雰囲気が出来て、互いに自信が生まれてどんどんいろんな事に積極的に自分の人生を切り開いていける人を増やしたい、と思います。
なぜこれを思ったかというと、人はみんな自分の可能性を過小評価しているし「どうせ俺には私にはできないやろ」とか「自分には関係のない事だな」と可能性をなくしてしまっていそうだな、と思ったからです。しかも自分もその一人でもある。僕はある程度自己肯定感が強く、根拠のない自信とかを持つ方だけど、実際には行動に移せない口だけのやつ、+なかなかコンフォートゾーンから出ないというコンプレックスを持っています。なので自分自身に対してもこの褒める技術とマインドを養っていきたいと思っています。これを持てれば人は他人に影響やきっかけを与えられて、自分自身もどんどん行動して、習慣が変わり、人格が変わり、人生が変わっていくように思う!まずは僕自身が変わって体現していくことで、そのメソッドを自分なりに作って展開していこうと思っています。

次回は、このメソッドを使って誰かを褒めてみようと思います。


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