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【Photo】あなたの歩くみちみちに。【『股旅』スチール写真,など】

えー、先日、ついに、というかやっぱり、というか案の定、というか(だいたい同じね)、

〈尾藤イサオについてやたら書いてるアレ、誰トクなんスかね?〉

という趣旨の質問をいただきました。
リアル界のリアル知人からリアルに真顔で訊かれました。
あ、リアル知人の名誉のために申し上げますと、口調は大幅に捏造してあります。

さて、その疑問については、きっぱりさっぱりと答えられます。

※ た ぶ ん 誰 も 得 は し な い !


ただね、わたしはおもうのです。

〈尾藤イサオを愛するきもち〉。
それはおそらく、
良心、とか、友愛、とか、親切心、などと同じように、

本来は万人の内に等しくあるものなのではないかと。

けれどほら、
現代人は忙しいから…あと感染症とかもあるし…
日々の仕事に忙殺され、家事や育児に追われているうちに、
いつのまにかどこかに置き忘れてしまっていた、
ということも多々あろうかと思うのです。
あの、なつかしい、

〈尾藤イサオを愛するきもち〉を。

ですからね、その、忘れかけたソレを、
そっと、押し付けにならないていどに(※ココむつかしいね)、
ふりむけばいつだって笑顔で迎えてくれるふるさとのともだちのように、

…忘れてない?
……なくてだいじょうぶ?
………なくても生きてはいけるけど、

あったほうがだんぜん素敵だよ、

【 尾 藤 イ サ オ を 愛 す る き も ち ! ! 】

みたいな感じで、ひとびとの歩くみちみちに、
そっと置いておきたいのです、
忘れかけていたひとたちが、いつでも思い出せるように。

とりあえず、不肖わたくし・ながおかの、ひとびとにまきちらしてもなおあまりある、
〈尾藤イサオを愛するきもち〉を。
誰かの人生のみちしるべとして。

■ (いったい何を言ってるんでしょうかこのひとは…)
と、お思いの方、いらっしゃいませんでしょうか。

もしいらっしゃったら、
あなたは…

 すごく正解!!

■ (本題本題)。
すでにお気づきかもしれませんけれども、
わたくしはいま、
た い へ ん に ご き げ ん で す 。
なぜならば、自分へのごほうびというかおとしだまというかなんかそういう感じで入手した、

※尾藤イサオ♡関連グッズ(New!)

を、ずぅっと眺めているからです。

■①映画『股旅』のスチール写真×2

画像1

尾藤イサオ(映画『股旅』時/おそらく30歳。)
…え、30歳? 『股旅』ってもっとすごく若いときだと思ってた。ハタチそこそこだと思ってた。映画の内容のせいもあるかもしれないけど、それにしても、ビジュアル的にも、え、これ30歳? かわいすぎない?
映画の製作年から尾藤の生まれ年を引き算したらそうなるのだけど、自分の暗算能力に自信がなくなるな…だって

画像2


…かわいい。
(※ここに貼ったのは、いっぺんわたしが写メって切り取ったやつで、角度やらなんやら微妙なので、実際はもっとずっとかわいい。)

ちなみに、『股旅』について、いつかきちんと腰を据えて書きたいとは思っているのだけれど、名作すぎて!っていうのと、あと、あまりに好きすぎて!…なかなか、手をつけられないでいます。

■ ②同じく『股旅』のシナリオブック(「アートシアター」)

まだきちんとぜんぶは目を通してないのだけど、
とりいそぎ、日高真也さんの文章内の尾藤に関するおはなし、

〈十歳で曲芸師になり、十六歳でプロの歌手。昔でいうなら大道芸人の社会に、若いころからなじんでいる。尾藤君は根っからの渡世人ではないのだろうか。渋いといえば渋い、分別臭いといえば分別臭い、そんな彼のマスクは、むつかしい遺伝の原則よりも、後天的な、渡世が造った顔のような気がしてならない。〉

という部分に、千回くらい肯いています。
にんげんの顔に惹かれるときってさ、
たぶんそれに究極に惹かれるときってさ、
生まれてきたときにもってきたもの(先天的な美醜?みたいな?)より以上に、
そのひとが生きてきてつくってきたもの、のほうが、
決定的っていうか。
致命的っていうか。
つまりは、どうしようもなく好き、の、要素にはなりやすいのだとおもう。

だからなんていうか、
『股旅』のときの尾藤(30歳?)もすでにかわいくてかっこよくてだいすき!
なんだけれども、
いつでもまいにち、
現在の尾藤イサオ(とりあえず77歳)が、いちばんすき。
毎日ビジュアルを確認できるわけではないけれど、
毎日ビジュアルを確認してるのとおなじくらい、
それは、原理的に、たしかなことだとおもう。

だって、いつだって〈今日の尾藤〉が、いちばん〈尾藤歴〉が長い尾藤なわけだからな!

…だいぶ日本語が混迷して参りましたが、
だいじょうぶでしょうか。

わたしは、だいじょうぶです!

■ ③『ザ・デイ・サービスショー』&『麦ふみクーツェ』のCD

これはもう聴きました、Walkmanにも落としました。
いしいしんじさんの世界観がだいすきでもある星人なので、鏡無し亭のテーマを尾藤が歌ってるのきいて、魂から震えた。
「ザ・デイ・サービスショーのテーマ」も、尾藤のパートの〈それでもなんとか生きてきた!〉が、最高にロックでいい。

とか、思うのと同時に、ああ、生で観られたらなあ、って、今、ものすっごく思っている。
このふたつに限らないけれど、これまで、
「地方に住んでいるからな…」
という、(今となっては)軟弱すぎる理由で、
生の舞台(ライブとかミュージカル)の多くは見逃して生きてきました。

が!
このたび、新型コロナさんが、私に教えてくれたわけです。
「この地上のどっかで推しがステージやってること自体が、
 じゅうぶん恩恵であり奇跡なんだぞ!」
と。
だからといって、目に涙を浮かべて「ありがとう、新型コロナさん!」と言うつもりはサラサラありませんけれども、
この〈自粛させウイルス禍〉を生き延びたら、わたしは、
尾藤はもちろん、尾藤にかぎらず、何かを観たいとかしたいとか思ったときに、

※ 二度と、けっして、〈距離〉を理由にはするまい。

とかたくこころに誓っております。
自分が行きさえすれば、そこで〈やっている〉ということは、ほんとうにありがたいことだったんだなあとおもう。
この教訓が活かせる日が、一日もはやく来るといい。

というわけで、まあ、とりあえず、こまめに〈うがい〉し〈手洗い〉する。
(…ふつうか。)

■ ④『マイアミ・バイス』(ドラマ版ね)シーズン1 DVD

これね、
主人公のひとりの声を、尾藤イサオが吹き替えているらしいよ、ということは、情報としては知っていたのですけれど、
ストリーミング系では観られないっぽいし、姿が出てくるわけではないしな、と、なんとなくあとまわしにしてしまっていたところ、
とある方から、

『尾藤イサオが好きなら絶対に観るべき』作品であると、
『ふきかえの声がとにかくかっこよくて震える』からと、
ストリーミングがどうとかゆってないで、とにかく、

『 D V D を 、 買 え 』 と。

激烈なプッシュを受けましてな。

…わたしの人生で、尾藤イサオに関して、
《自分をうわまわる熱量で推された》
のは、あとにもさきにも、あの一回きりでした。
(正確にいうと、あとにも、の部分はまだわからないわけだけれど、
 たぶんこれからもないとおもうんだよ。)

ちなみにその方は、尾藤単体のファンというわけではなく、
「マイアミ・バイス推し!」の方のようでした。

で、買った! やっと買ったよ!
ついたばっかりで、まだ見てないけど、
さっきパッケージ開いただけで
 ちょっと手が震えた
から、たぶんなんかやばい成分しみこんでると思う!(※新品です。)

これから見る。
これから見るけど、シーズン1だけで22話入ってるのです、
どうか、かみさま…
 キリのいいところでやめられますように…
 気づいたら全話一気見からの速攻次シーズン購入コースでマイアミ・バイス廃人とかになってませんように…

■ ことほどさように(?)

わたしがみちみち落としてあるく
〈尾藤イサオを愛するきもち〉は、

誰の得にもならないけれど
誰にも損はさせていない(はず)、

《不要不急》の権化かもしれないという気は、
言われてみればちょっとだけするけれど、
ネット越しだからだいじょうぶなのさ!

てなかんじで、
(謎の自己肯定感に包まれつつ)
おしょうがつのお買い物自慢(だったのか!)の巻を、おわります。礼。





(  マイアミの写真の  ↓ )
<a href="https://pixabay.com/ja/users/jorge2015-1399393/?utm_source=link-attribution&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=image&amp;utm_content=936590">Jorge Molina</a>による<a href="https://pixabay.com/ja/?utm_source=link-attribution&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=image&amp;utm_content=936590">Pixabay</a>からの画像

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