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【EVENT(配信)】ワルは何故悪いのか。【いずみたくnight】

こんにちは!
ゆえあって、尾藤のアニキのアニキ分、エルヴィス・プレスリーさんの写真集を手にしているのですが、それがもう、ガチちゅうのガチにカッコイイので、作業がまったくはかどらないですよ、ながおかです。

■(さて本題!)
今月のはじめに、作曲家のいずみたくさんが創立したミュージカル劇団〈イッツフォーリーズ〉さんのイベント「いずみたくNight」(没後30年だそうです)っていうのがありまして!
その第4夜めのゲストが、マイすきぴ♡尾藤イサオ(きゃわ!)だったのでございます。

ほんとのことを言えば、ばびゅんと飛んで行って生で観たかったのですけれども、さすがにチケットがとれませんで、がっくりしょぼくれていたところ、
さっすがオールスタッフさんですよ、
イープラスで配信+アーカイブ放送してくださったの!神か!神さまか!!

残念なことに、アーカイブ期間が個人的に忙しかった時期にババンとカブってしまったために、3回くらい(+尾藤のパートだけ10回くらい繰り返したが…)しか観られなかったのですが、
いやあ、もう。ほんとうに、ほんとうに、嬉しさしかない配信でございました。DVDになったら買うのになあ。

■(もちろんね、)
いずみたくNightですから、いずみたくさん作曲の歌をうたうわけです。
なので、ふだん歌わない歌が聴けたりしてほんとうに嬉しい。

登場一発めに歌ったのが、
「夜明けのうた」!!!
岸洋子さんが歌ってらしたやつですね。
知らなかったのですが、尾藤イサオ(きゃわ!)、若い頃にいずみたくさんに抜擢されて、「夜明けのうた」のミュージカルに出演したんだそうです、わー、観たかったなあ。いやたぶん生まれてないぽいので物理的に無理なのですが、それでもやっぱり観たかった!

希少血液型RHマイナスの血をもつ青年の役だったぽいですよ、わぁ、昔の恋愛ドラマとか少女マンガで絶対的なヒロイン&ヒーローだったやつですよね、RHマイナス。
ぜったいカッコイイ。ぜったいぜったいカッコイイよ、RHマイナスな尾藤。輸血する尾藤。輸血される尾藤。…うん、どっちもいい。どっちでもいい。

嗚呼、なんかこうさ、ラノベ的な展開で、
〈転生したら'60年代だったので尾藤イサオのステージを片っ端から生で観た件〉
みたいなことにならないものだろうか。ならないね。なるわけがない。

ちなみに、劇中でも「夜明けのうた」は尾藤じゃなくて、岸洋子さんが歌ってらしたようですよ。
うろおぼえなんですが、岸さんバージョンは〈夜明けのうたよ、私のこころの…〉だったように思うのですが、尾藤バージョンでは〈僕の〉って歌ってました。一人称ぶぶんが全部〈僕〉。わぁ可愛い。

■(お召し物!)
衿なしタイプの革ジャン(袖にファスナーついてるタイプ。カッコイイ。)に、黒ベースのTシャツ、イエス、スタンダード尾藤。尾藤ベーシック。永遠に似合うやつ。
足元があまり映らないのと、照明の関係で色がよくわからないのですが、たぶん黒のデニム?かな?と思います。
髪はナチュラルにフロント向きに流してて、あのね、いつもリーゼントリーゼント騒いでいるので、今更こんなこと言うのもアレなんですが、わたくし、この、

※ ナ チ ュ ラ ル ヘ ア も 好 き … 。

だったりします。
だってこれもかわいい。かわいいしかっこいい。やさしいかんじするし。
いやそうだよ、ナチュラル尾藤だよ。ナチュラルな尾藤イサオだよ。カッコよくないわけがあるまい。

■で、
しばらく一人でフリートークなタイムがありまして、永遠にでも喋ってられそうねこのひと!っておもうくらいの絶好調で、もちろん尾藤イサオ(すき!もう〈ぴ〉ぬきですき!!)ってばさあ、あいかわらずサービス精神が革ジャン着て歩いてる(歌も歌う)的な存在なので、ここでもマジックを披露したり、ダジャレを多発したりして、客席を魅了しましてね!!!
(魅了された客席、見た感じたぶん30席くらいだった。チケットとれないはずだよね…。配信してくれてありがとうございます、神!)

しかる後、2曲めに歌ったのが…!!!
ちょっとこの歓びを誰にどう伝えたらいいのかまったくわからないので、いつも通りこうしてnoteに書いてますが(読んでくれる我慢づよき皆様、いつもお世話になっております。)、
これ、いずみたくさんの曲だったんですね、
非情学園ワルのテーマソング、その名も、
『ワルのテーマ』!!
CDにもなってるので、音源は持ってるのですが、実際に尾藤イサオ(ぴぬきですき♡)が歌ってるとこはじめて見た!!ちょう、ちょうちょうカッコイイ!ワルい!ワルそう!!(ほめてるのか微妙になってきたぞ。ほめてるぞ。)

この歌はね、けっこうマニアな方でないと、お聞きになったことないんじゃないかという気がするんですけれども、たぶんYouTubeにあるんじゃないかな、聞いていただけるとわかると思うんですけど、歌詞が。ヤバいんです。いい意味でね、ヤバいんです。

中でも個人的には、サビ部分の

《俺はワル ワル ワルが何故悪い》

っていうフレーズが激烈に気になります。
誇らかに「俺はワル」であると名乗りをあげておきながら、「何故悪い?」って聞かれても…え、悪いからワルっていうんじゃないんですか…ちがうのですか…いやでもここまでキッパリと歌われているからには、もしかしてそうとばかりも言えないのであろうか…みたいな、油断すると哲学問答にもってかれそうな、ちからわざのカッコよさがあるわけです。
なので以前から、これはヤバいなあと思っていたのですが、

いやいやいや、待って待って待って。
動く尾藤イサオが、ビジュアルつきで歌う『ワルのテーマ』、想像をはるかに越えてゆくカッコよさでしたよ。バックスクリーン直撃でホームランですよ。
なんかね、ワルって、すごくカッコイイ何かなんだな…ということがわかりましたよ。何故悪いのかはついにわかりませんでしたが、とにかくカッコイイということはよーーーっくわかりましたよ!!
《投げられた花などに振り向きもしないぜ》
ってね。カッコイイよ、ワル。
っていうか、カッコイイよ、尾藤。

※ カ ッ コ イ イ よ 、 尾 藤 イ サ オ !

しまった、なんか、めぐりめぐっていつも通りの主張になった。

■それから、
フォーリーズさんのうちお二方が登場して、3人でのトークになったわけですが、
またしてもたっぷりダジャレを披露し(二人ともすごく笑ってくれるのでご機嫌!)、
話題に出てきた歌はかたっぱしから口ずさんでくれる尾藤イサオ(きゃわでしかない)!
もうもう、観ている私は自宅なのをよいことに、「きゃあきゃあ!」「わあわあ!」が止まらないパソコン前でしたよ!あ、これは配信ならではの楽しみ方かもしれない。かなり奇声をあげながら拝聴いたしました。
特にねえ、ドーンつながりで『幸せの黄色いリボン』を歌ったのが、鼻歌っぽくなんだけど、すっごく良くってね!ああもうレコーディングしてよ!配信で売っておくれよ!!と誰にともなくすがりつきたくなるレベルの素敵さだったのです、好き。

もちろん、いずみたくさんの思い出とか、ミュージカルの現場でのこぼれ話的なのもたっくさん聞けて、
とうとうスタッフさんから〈次に進んでください〉っていう合図がくるまでお話しして(四日目にして初めて巻きがかかったそうです。)、最終的にはその合図までダジャレのネタにして(!)、本当に絶好調でした。
ダジャレの総量がすごかったぜ、尾藤イサオin『いずみたくNight』!!

■(で、いったん退場して)
大ラスのメンバー紹介で再登場!
このときは、白系のシャツを羽織っておられました。爽やか寄り!

アンコールがかかって、フォーリーズのメンバーに「一緒に歌いますか?」って聞かれ、曲名も確認せずに(!)「いいよ、やろう!」って即答するとか、もう激きゃわ。激ロック。

ちなみにアンコール曲は『ともだち』でした。
この曲は坂本九さんのベスト版CDで聞いたのが印象に残ってるなあ。
もちろん練習をしていない尾藤イサオ(きゃわちゅうのきゃわ!)さんは、サビとかの歌えるとこだけ一緒に歌ってる感じでしたが、曲中ずっと踊ってる、っていうか、身体でリズムとっていて、それがもうものっすごく楽しそうでカッコよくて良かったなあ…。

ああ、やっぱり生でも観たかった!けど、配信は要所要所アップにしてくれたりもするから、それもいいんだよな…。

■(アップと言えば、)
今回の配信映像を見ていて、あらたに気がついてしまったのですが、
何か昔のことについて聞かれたときの尾藤イサオが、当時を思い出そうとして、

〈ちょっと斜め上を見上げる感じで、考えながら喋る〉

ときのお顔が、ものっすごく、ものっすごく、イイです!!!
あのね、もともとカッコイイ眼のかたちが、いちばんカッコイイ角度で見られるし、加えて、もともときれいな瞳の色が、さらにキラッキラに光ります。
あの角度、額に入れて飾りたい!

■(そんなこんなで、)
今年も尾藤尾藤ゆってるうちに年の瀬だなあ。
とにかくひたすら尾藤尾藤ゆってる一年だったけれど、

※ ま っ た く 悔 い は な い

ぞ。なんだったら、もうすこし多めに尾藤尾藤ゆってもよかったな、って思ってるくらいだぞ。
…毎度つきあわされる皆々様が、どのようにお感じなのかはわかりませんが(待って、怖い、言わないで!)、私はこのままこのように、

※永遠に尾藤尾藤ゆって暮らしたい。

何故って、それはね、尾藤イサオがそこにいるから。


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