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コーヒー味のチョコには何を飲もうか

 今回は、「紅茶が好きな人は、どこで飲むのか考えてみましょう」というあきやさんのワークから、自分の好きを深堀りしていきます。

紅茶はどこで飲むのか

 家じゃないんですか!? と私は最初に思いました。
そうか、外国に行って飲むという選択肢があるんだ! という驚きから、このnoteは始まっています。

 私にとって紅茶は、自分のために自分で淹れる飲み物です。
一緒に食べるお菓子を選んで、お湯を沸かして、お皿やマグカップも素敵なものを出してきて、数種類の茶葉から、今日の一杯をティーポットへ。
ちゃんと淹れるならポットやカップを温めた方がいいのでしょうが、まあ自分用なので楽しいところだけやります。
猫舌なので、最後に冷えた牛乳を加えて少しだけ冷まします。

 タイミングは大概、夕飯の後。パソコン前でお絵描きをする時間のために淹れます。
一日の仕事や家事を終え、自分の趣味の時間を始める、その切り替えのためのアイテムでもあります。

 誰かと飲むでもなく、手間やお金をかけるでもなく。ただ、自分の大事な時間への入り口となってくれるものでした。


外で飲む紅茶

 では、外で飲む紅茶はどうでしょう。何か理想の姿はあるかしらと考えてみました。

 まずは外国。
紅茶と聞いてぱっと思い浮かぶのは、インドのチャイとイギリスのアフタヌーンティーです。
チャイのイメージは、取っ手のない丸い器、屋外の強い陽射し、昼下がりに小さい机を家族や同僚と囲んで、食後にいただく感じでしょうか。
アフタヌーンティーであれば、お洒落なティーセット、緑豊かな庭園の木陰、友人たちとコミュニケーションを取りながら、軽食と共にいただくイメージです。
 どちらも少し、私の理想の場ではなさそうです。

 わいわいがやがやした場より、落ち着いていて、人の声より食器の音が響く空間が良さそうです。最近ではコンセプトカフェやチェーン店、コーヒーショップなどもありますが、レトロな喫茶店の、重そうで暗い木の家具が並んだ席などはどうでしょうか。
折角行くなら気の置けない友人と行くのも良さそうですが、人数は三人くらいまでですね。
 広いテーブルの上には、本や手帳を開くスペースがあると嬉しい。
ケーキやプリンなどを食べながらのお喋りもしたいところ。シェアするよりも、お互いに好きなものを食べるスタイルが向いていそうです。

 お互いの好きなモノの話をして、柔らかに笑い合い、それを紅茶の香りと甘いお菓子が受け止めてくれる。そんな穏やかな時間が私にとっての理想のティータイムです。


コンセプトを振り返って

 こうして書きだしてみると、私の「理想」には、暮らしている家中での姿と、生活としてのお出かけスタイルの2種類がありそうです。基本的には引きこもって生きたいんですけどね……

 二つの「理想」に共通するのは、自分や友人の好きを大事にする部分です。私がコンセプトに掲げている「魔女」は、「自分にとって大事なものを、大事にできる人」です。

 外から見れば、何の仕事で稼いでいるのかよく分からず、あまり大勢と関わり合いになる様子もなく、ただマイペースに己の時間を生きているように見える。一方家の中も、本人にとっては心地よい物に囲まれているが、傍から見ればガラクタのような物が溢れている。
 でもそれが、本人にとっては全てとても大事なものを大切に抱えている結果である。そんな姿が私の理想です。

 世間の評価と己の評価をきちんと分けて、自分の大切にしたいものを見失わない人でありたいと、そう思っています。


 紅茶が好きなのは、そういった「自分なりの価値観」を支えてくれるものの一つだからかも知れません。好きな器と、好きな香りと、好きなこと。自分の好きな時間を一緒に過ごしてくれるアイテムとして、これからも大事にしていきたいな~と思いました。


 


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