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UAのプロパティ、GA4で自動生成へ

概要

  • アナリティクスヘルプにて、過去 12 か月間にヒットが発生した標準のUAプロパティはすべて、 GA4プロパティが自動作成されることが発表されました。

  • すでにGA4のプロパティを作成開始したものの、設定が完了していない場合、プロパティは一部自動移行の対象となります。 尚、既存の GA4 プロパティを UA プロパティに接続する手順を踏むことで、 GA4の新たなプロパティを作ることなく、既存の GA4プロパティを対象に、自動移行の残りの処理を実施できます。   

  • 但し、ユニバーサル アナリティクス 360 プロパティをご利用の場合は、 GA4プロパティが自動的には設定されないため、自身での移行作業が必要となります。

  • プロパティの自動生成を防ぐには、 2023年2月28日までにオプトアウトする必要があります。

編集部の一言

  • UAのサポート終了まで半年を切る中、GA4プロパティの自動生成が発表されました。移行未着手や、移行作業中の場合、GA4プロパティが自動で生成されることで作業負荷が減るメリットはありますが、自動生成されたプロパティで何がどのように引き継がれたのか、意図したデータが取得できているかは検証の必要があると考えられます。

  • 一方、GA4移行に伴い、設定を大きく変更することを想定していたユーザーは、 2023年2月28日までにオプトアウトをすることが得策と考えられます。

  • また、GA4移行が進む中、UAにて定期レポートを作成されている場合は、GA4への移行に伴い作成しているレポートのそれぞれの項目において、ディメンション、指標の再整理が必要となるため、自動生成されたGA4プロパティを活用し、レポート再定義することを推奨します。


今週のトレンドミニ情報は以上です♪

【この記事の執筆者】
鳴本 資子(なるもと もとこ) ネットイヤーグループ デジタル&フィジカルデザイン部 パフォーマンスオプティマイゼーションチーム アナリスト。

【分析に関するご支援はこちら】
https://www.netyear.net/kgi/


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