競馬素人の自己満足 2022年ジャパンカップ感想

 ヴェラアズールがG1勝利!!
 エイシンフラッシュ産駒G1初勝利であり、渡辺薫彦調教師としてもG1初勝利! ヴェラアズールは京都大賞典からの参戦。G1は初挑戦だったが、過去にはシュヴァルグランのような例もある。5歳になり、体が完成して上がり最速の末脚が繰り出せるようになった。陣営の采配は素晴らしい。渡辺調教師はナリタトップロードを調べた時に知った人物だ。彼についての記事や競馬ファンのコメントを読んでいくととても愛されていて応援されていたことがわかった。そして、私も好きになってしまった。そんな渡辺調教師の初G1制覇を見ることが出来てとても嬉しい。エイシンフラッシュ産駒の初重賞制覇のオニャンコポンと合わせて、初G1制覇まで見ることができたのは競馬に昨年から参加して本当にタイミングが良かった。
 そしてシャフリヤールが2着。やはり2400mでは強い。でも、流石に大外が響いたのかな?と思って調べたら、過去に大外で連対したのはジェンティルドンナとオルフェーブル・・・。この二頭と比べるのはかわいそうなくらいの名馬。ならばシャフリヤールが2着なのは立派だ。やはり「強くて世界に通じるダービー馬」だ。勝てなかったのは残念だが、天皇賞秋の走りから湧いた不安視する声をはねのけた立派な走りだったと思う。藤原厩舎の仕上げはトップクラスという噂は真実なのであろう。天皇賞秋では鋭い末脚を発揮できなかったが、今回は3F33.7と最速タイの鋭い末脚だった。
 3着はヴェルトライゼンデ。5歳世代は強い。だって、コントレイルと戦った馬が弱いはずないじゃないか。鳴尾記念で復活。オールカマーこそ、外が伸びない馬場で人気に答えられなかったが、鳴尾記念と同じレーンさんとのコンビで昨年のダービー馬に迫った。
 4着はデアリングタクト。マーカンドさん・・・、ありがとう。彼女は強い。前走2走ともトラックバイアスが逆方向で枠も逆。今回は内枠で良い枠だった。そして最後の末脚は最速タイで、ぐんぐん伸びてきた時は鳥肌が立った。「3冠馬の意地を見た」「彼女は強い」という競馬ファンの意見、杉山調教師の「くやしい」という言葉が心に沁みた。彼女と陣営をこれからも応援したい。
 オールカマーでヴェルトライゼンデとデアリングタクトが伸びきれなかった時、メチャクチャ悔しかった。馬券が負けたことなんてどうでもいいくらい落ち込んだ。お金の問題じゃなかった。応援していた2頭が力を発揮できなかったことが悔しかったのだ。だからこそ今回はある程度実力を出し切って上位に食らいついた2頭を、直線で先頭争いに参加している2頭を見て涙が出た。ありがとう。2頭とも無事に。元気で、無事に過ごしていて欲しいです。
 とても良いレースだった。全馬全陣営に感謝し、お礼を申し上げたいと思います。

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