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web3コミュニティ運営は今後稼げるようになるのか?|Web3コミュニティ運営の教科書 - 入門編

この章を担当させていただくYuu(@nftu01)です。
普段はNFTプロジェクトのマーケティング支援やプロジェクトマネジメントを1つの事業とする法人を経営しております。コミュニティマネジメントを担当する機会があり、その経験をもとに事業者視点を含めたweb3コミュニティ運営の今後の収益性について説明したいと思います。チャレンジする際の参考としていただければ幸いです。

下記のような読者の皆さんを想定して書いております。初めての方が読んだ際、一部わかりにくい点がありましたらご容赦ください。
・運営実行者:事業として開始、また副業として参加を検討
・運営依頼者:web3コミュニティの運営を外部に依頼することを検討されている事業者

(1)結論:稼げるようになるかどうか


最初に、「web3コミュニティ運営は今後稼げるようになるのか?」という本章のテーマについて私なりに回答します。結論「稼げるようになります」(正確には、私は「なる」と考えています)。

今後web3コミュニティ運営が稼げる(と考える)理由は下記に挙げる3点です。
 ①市場の成長性
 ②現在の収益性
 ③今後の可能性

理由①:市場の成長性

釈迦に説法かもしれませんが前提として重要な部分なので、今後の市場の成長性について改めて説明しましょう。
2022年11月現在、国内ウォレット数は1万5,000前後といわれています。これは日本の人口を1億人として計算した場合0.015%にあたります。国内には既に複数のweb3コミュニティが乱立し、コミュニティマネジメントといわれる仕事が生まれています。ウォレット数が急速にさらに増加していく(※1)のであれば、コミュニティがより増加し、運営する仕事への需要が高まることは想定に難くありません。

※1
増加するかどうかは別の議論となるためここでは割愛します。
気になる方は、海外の有名VC(ベンチャーキャピタル)のa16zが出しているレポートをご覧ください。
https://a16z.com/wp-content/uploads/2021/10/How-to-Win-the-Future-1.pdf

理由②:現在の収益性

2つ目の理由は「現在の収益性」です。
理由①で「市場の成長性」について説明しましたが、実は現在の市場でも一定程度の収益性があります。もちろん運営企業、業務内容、web3コミュニティの規模によって大きく異なりますが、月額で数万円から数十万円までが現在の報酬の相場となっています。

理由③:今後の可能性

3つ目の理由は「今後の可能性」です。
②で説明した「現在の収益性」はweb3コミュニティのなかでも、主にジェネラティブNFTプロジェクトによるコミュニティ運営に限った話となります。つまり、今後ジェネラティブNFTプロジェクト以外によるweb3コミュニティが誕生していくのであれば、そこにも新たな収益の機会(稼げる可能性)があると考えられます。

では、今後どのような主体がweb3コミュニティを運営する可能性があるのでしょうか。
2023年以降に想定されるものには以下が挙げられます。
・BCGと呼ばれるブロックチェーンゲーム
・C向けユーザーを多く抱えるブランド(特にハイブランド)
・アーティスト、アイドル、YouTuber
これらはユーザー数が膨大なため、1つでも実現すれば今まで以上に急速にコミュニティマネジメントの需要が高まっていきます。

(2)まとめ

いかがでしたでしょうか。
最初から想定していた通りという方もいれば、全くもって正しくないという方もいるかもしれません。あくまで私の推測としては、①市場が成長していくなかで、②現在も一定程度収益性があるこの市場が、③今後より広い範囲の領域に広がることで、稼げるのではないかと考えております。
一方で、現在の推測が完全な正解とは全く思っておらず、むしろ皆さんと一緒に、日々変化し続けるweb3領域において、ともに正解を作り出していければと思っております。
もし興味をもっていただけましたら、私Yuu(@nftu01)宛にお気軽にご連絡くだされば嬉しいです(企業様のご相談から、一緒に働いてみたいというweb3でのお仕事に興味がある方まで、どなたでもご連絡くださいませ)。


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