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【アニメ】二次元アートNFTマーケットプレイス事業展開、声優トークイベントメタバースで開催…NFT活用事例まとめ

NFT(Non Fungible Token)を企業活動に活用する事例が増えてきています。「自社はまだまだ(検討にすら入っていないよ)」といった企業でも、今の段階から社内での情報共有はしておくべきだと思いませんか?

今回はアニメ業界のNFT活用例をまとめてご紹介していきます。


NFTマーケットプレイス「ANIFTY」クリーク・アンド・リバー社の子会社へ

絵師とファンのためのNFTプラットフォーム「ANIFTY(アニフティ)」を運営する株式会社ANIFTYが、2022年5月31 日をもって、株式会社クリーク・アンド・リバー社(以下、C&R社)の子会社になったことを発表しました。

C&R社は、ライツマネジメント(知的財産の収益化)事業として、海外版権エージェンシーや新人作家の発掘を行う「漫画LABO」の運営、『ブラックジャックによろしく』(著:佐藤秀峰)や『カイジ』(著:福本伸行)などの著名漫画のNFT化による新たな収益化を積極的に展開。

また、約850名が在籍する日本最大級の「C&R Creative Studios」を開設し、
ゲームや映像などのコンテンツ開発を進めています。

ANIFTY株式会社は、今後もNFTマーケットプレイス「ANIFTY」の運営を継続し、機能およびユーザー体験の向上に努めることを発表。

さらに、今回のグループ化により、
・漫画家や作家の優れた「デジタールアート(コンテンツ)」
・映像クリエイターの「ショートムービー(動画)」
・声優の「音声コンテンツ」
などもANIFTYのプラットフォームに流通させる計画です。

【ANIFTY概要】
株式会社ANIFTYは、第5回・第6回CO.NECT東京大学ブロックチェーン起業家支援プログラムに採択され、東京大学ブロックチェーンイノベーション寄付講座の支援のもと設立されたスタートアップ企業です。
公式サイト:https://anifty.jp/


東映アニメーション、“ファンと一緒に楽しむ”3作品合同VRイベント開催決定

東映アニメーションは、スマートフォンやPC、VR機器など様々な環境からバーチャル空間に集って遊べるメタバースプラットフォーム「cluster」にて、アニメ『正解するカド』『怪獣デコード』『Zombie Zoo Keepers』の3作品合同VRイベントを2022年7月9日(土)に開催することを発表。

このイベントは、バーチャル空間に出演声優らがアバターで登場し、作品について語り合うトークショーをメインとしつつも、バーチャル空間ならではの没入感やリアリティを活かし、来場したファンと双方向的にコミュニケーションすることを目指した、東映アニメーション初の試みです。

【イベント詳細】
■開催日時
2022年7月9日(土)
開場 20:30/開始 21:00/終了 23:30(予定)

■開催場所
参加方法を確認のうえ、以下clusterページよりアクセスください。
▶clusterイベントページ:https://cluster.mu/e/4de0ef45-7723-4345-836f-27f6dba2fd56

■参加費
無料

■参加方法
VRデバイス、スマートフォン、PCから参加可能。
clusterのアカウント作成(無料)と、ご利用デバイスにclusterアプリのインストールが必要です。
▶clusterアカウント作成:https://cluster.mu/
▶clusterアプリダウンロード:https://cluster.mu/downloads

■プログラム詳細
第1部:『正解するカド』五周年イベント
・登壇:三浦祥朗、赤羽根健治
・進行:野口光一

第2部:『怪獣デコード』映画祭報告会
・登壇:新谷真弓
・進行:山本和宏

第3部:『Zombie Zoo Keepers』PV完成報告会
・進行:柳川あかり


NFTでアイドルアニメを作る「META IDOL」NFTプロジェクト公開

NFT事業のエヌエフティアーツ株式会社(以下、NFTARTS)は、NFTによるアニメーション制作を行う「METAIDOL」(メタアイドル)プロジェクトを公開しました。

METAIDOL(メタアイドル)とは「最高のアイドルコンテンツを作る」をビジョンに制作されたコレクティブNFTシリーズ。
1つ1つが独立したユニークなNFTとなっており、自分だけのアイドルをお迎えできる仕様となっています。

本NFTのロードマップは、コレクティブNFTからスタートし、アイドルが活躍するアニメーションフィルムの制作を目指して展開して行きます。
また、ロードマップとしてアイドルメタバース空間の構築を行っていく予定です。

NFTホルダーの特典の一例として、アニメーション化の際に活躍するボイス声優のオーディション選考に参加可能に。

NFTホルダーによる投票オーディションで声優キャストが選ばれます。

NFTトークンホルダーは、まさに、アイドルプロディーサーとして新人声優発掘のオーディションを経験し、これにより、新人声優に新たな活動の場、NFTを活用した一次、二次収益を提供し、継続的な活動支援を行なっていきます。


マンガ、アニメのWeb3進化系コンテンツによるAnimeFiプロジェクト始動

セルガ株式会社は、マンガ、アニメのWeb3進化系コンテンツによるAnimeFiプロジェクト第一弾作品を制作し、2022年夏に公開することを発表しました。

AnimeFiとは、マンガとアニメで描かれるストーリーとそのストーリーにペッグされインタラクティブに展開されるNFTによって、「読む」「観る」にとどまらず「参加する」「展開する」ことを可能にした、マンガ、アニメの世界とNFTが直接的に連動した新体験Web3プロジェクトです。

今回、AnimeFiプロジェクトによって生み出すコンテンツは、世界でも高く評価される日本のクリエイティブである「マンガ」と「アニメ」がミックスされた新感覚のWebコンテンツであり、マンガをベースとしつつも、展開に合わせてアニメーションや3D表現が駆使され、まるでマンガの世界に飛び込んだかのような、これまでにない臨場感を演出。

さらに、ユーザーはNFTによってよりインタラクティブにコンテンツを体験できます。

NFTを保持することでの「読む」「観る」の提供に始まり、コンテンツ内に登場するキャラクターのコレクティブルなNFTによる作品への「参加」、それらのキャラクターを主とした二次創作の「展開」(DAOにてストーリー承認予定)といったNFTのユーティリティー性の拡大を実現予定。

AnimeFiのコンテンツにおいては、その世界を分散化し展開をしながら世界観を構築し、クリエイターを含む、参入するあらゆるプレイヤーにおいて、マンガ・アニメのエコシステムとしての機能をもたらすプロジェクトです。

また、第一弾作品はNFT領域にもすでに通じているマンガライブペインターとして注目の内田慎之介氏と、アニメーターとして数々のアニメ制作を手掛けるGOZ:氏がタッグを組み、発信。

内田慎之介氏が描くインパクトのあるマンガペイントをGOZ:氏がダイナミックに躍動させる「パララックスアニメ」としてリリースされる本作品は、ストーリーから書き下ろす完全オリジナルIP作品となり、NFT保有者のみが閲覧できる作品をWebコンテンツとして定期的に公開し、作品展開を図ります。

作品の詳細は2022年6月1日に公式WEBサイトをローンチし、サイト内で順次発表予定です。







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