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【フード業界】レシピ・味覚データ付きNFT、NFT所有者限定レストラン、クリエイター支援…NFT活用事例まとめ

NFT(Non Fungible Token)を企業活動に活用する事例が増えてきています。「自社はまだまだ(検討にすら入っていないよ)」といった企業でも、今の段階から社内での情報共有はしておくべきだと思いませんか?

今回はフード業界のNFT活用例をまとめてご紹介していきます。


世界初!「フードNFT」 レシピと味覚データを保存し後世へつなげる

株式会社味香り戦略研究所が、世界初のフードNFTリリース及び、レシピ味をデータ化した「フードNFT」市場を創出することを目的としたフードNFTコンソーシアムを設立したことを発表しました。

パブリックブロックチェーンであるSymbol上に味データとレシピデータ自体をオールオンチェーン(フルオンチェーン)形式で保存しNFT化することで、恒久的にデータが記録保存・証明され、効率的かつ効果的な味データ・レシピデータの活用やNFT活用が可能に。

株式会社味香り戦略研究所では、味覚センサなどを活用した感性工学的分析手法による定量的・科学的な手法で10万件以上に及ぶ食のデジタルデータを保有しており、これにより味の再現が可能となり、日本だけではなく世界の味を後世につなげていくことが可能となります。

想い出の味、おふくろの味、未来に残すべき国や地域の伝統の味、文化として価値のある有名シェフの料理の味わいを「味覚データ」と「レシピデータ」のデジタルデータとして紐づけしてSymbolブロックチェーン上に記録しNFT化することによって、「味の著作権」運用を実現するということ。

なお、今回世界初のフードNFTとして、ビヨンドスイーツを提供するセディカル株式会社の健康チョコレートブランド「メディカレート™」が2022年のバレンタインシーズンに発売した「ケトサポート」の味覚データ+レシピデータをリリースします。


スタバ2022年後半までにNFTローンチへ

スターバックスの創業者でCEOのハワード・シュルツ氏は、同社がNFT分野に参入することを言及しました。

スターバックスといえば、株価の下落も注目されています。
記事公開時点(4月5日)の4時間足チャートで3%の損失を出しながら84ドルで取引されており、下降トレンドが続いている状態。

また、スターバックスの従業員からは賃金や労働条件の改善を要求しているという声もあり、現状打破のために一手とも見て取れます。

今後のスターバックスの動向にも注目ですね。


飲食店×NFT!完売をどんどん記録する個人スポンサーキャンペーン

国内NFTマーケットプレイスであるHEXAはNFTを活用した個人が店舗を応援する仕組み「スポンサーNFT」のプロジェクトを始動しています。

「スポンサーNFT」プロジェクトは、お店や商品を応援したい顧客がNFTを
購入し、その商品のスポンサーになるシステム。

新しい店舗のスポンサーNFTがリリースされるたびに完売を記録しており、非常に注目度の高いプロジェクトです。

【過去に実施した飲食店のプレスリリース一覧】

・カフェ「こはくの天使」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000046191.html

・「KAPE TAYO TOKYO」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000059.000046191.html

・古民家茶屋「黒門茶屋」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000046191.html

・焼き鳥屋「ばん吉」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000046191.html

・油そば「太田中」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000046191.html

・「焼肉森林」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000046191.html

なお、4月21日(木)にはこのスポンサーNFTプロジェクトの裏側について無料ウェビナーが開催されます。
事前申込制なのでご興味ある方はぜひ。


2023年オープン予定のNFT会員制レストラン ウクライナ支援へ

ニューヨークにて2023年にオープン予定のNFT会員制レストラン「Flyfish Club」がオークションを開催。
売上をウクライナ国民の食糧調達に充てることを発表しました。

このNFTは既に6.01ETHで落札され、the World Central Kitchen経由で20.8ドル寄付することになったということです。

「Flyfish Club」自体は現在会員権でもあるNFTを販売中の状態。
所有者はオープン前に開催されるさまざまな限定イベントに参加できるようになっています。

ロードマップ|https://www.flyfishclub.com/about

ロードマップも着実に進んでおり、オープンまでの間も所有者が楽しめるような企画を都度計画中です。

NFT自体はパブリックセールの他、OpenSeaで二次流通も。

https://opensea.io/collection/flyfish-club

NFTを会員権とすることで、会員権を転売することも可能に。
定価より価格が上がって二次流通が進むと、それだけNFTにもレストラン自体にも価値が出てくる仕組みとなり、非常に面白い取り組みとなっていますね。


ユニカスク NFTクリエイター支援キャンペーン実施へ

大手ウイスキーメーカーのUniCaskがNFTクリエイター向けのキャンペーンを開催しました。(応募は終了)

PolygonチェーンでのNFTコレクションを運営しているクリエイターに
・コミュニティパーティー開催(飲食、場所提供)
・作品とのコラボ樽作成

を提供するキャンペーンで、応募者の中から最も「いいね」を獲得したクリエイターに特典が与えられました。

UniCaskではウイスキー付きNFTもリリース。
NFT所有者は、20年後熟成されたウイスキー提供されるプロジェクトを開催中です。



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