見出し画像

【サービス】無担保型NFTレンタルサービス、秘密鍵共有サービス…NFT活用事例まとめ

NFT(Non Fungible Token)を企業活動に活用する事例が増えてきています。「自社はまだまだ(検討にすら入っていないよ)」といった企業でも、今の段階から社内での情報共有はしておくべきだと思いませんか?

今回はNFTを使用したサービス例をまとめてご紹介していきます。


無担保型NFTレンタルサービス『Rilascio』がテストネット版のリリース

synschismo株式会社は、NFTの機能性と資産性を両立する無担保型NFTレンタルプロトコル『Rilascio』のテストネット版をリリースすることが決定しました。

無担保型NFTレンタルプロトコル『Rilascio』は、ウォレットに眠った不要なNFTを貸し出すことで、受動的な収益を得られるオンチェーンのレンタルプロトコル
およびプラットフォーム。

これまでのNFTレンタルプロトコルの多くは、借り手が担保となるFTを預け入れ、債務不履行が発生した際にはそれぞれの資産で精算が行われるという賃借人同士の信頼で成り立っていました。

Rilascioの貸し借りの仕組みは、元の資産(NFT)を借り手に渡す代わりに、貸し手がプロトコルにロックしたNFTと同じメタデータを保持するWrapped NFTを貸し出す仕組み。
そうすることで、借り手にNFTを奪われてしまうリスクを排除しつつユーティリティを提供し、NFTの資産効率を高めることができるのです。

さらに、Rilascioの最もクールなコンセプトは、NFTを使用価値(Wrapped NFT)と交換価値(Ownership NFT、Yield NFT)という概念に分割し、それぞれ異なるNFTとして発行することで、その他プロトコルやレンディングサービスでの個別運用が可能な点です。

また、今後のロードマップは下記を予定。

2022年6月: Rilascio テストネット版リリース(対応はRinkeby, Mumbai)
2022年8月: Rilascio 正式版リリース

※テストネット版は基本的な実装であるため、正式版のリリースでは、テスト期間中に顕在化したニーズをはじめとした機能追加・変更が行われる可能性有


Synamon、秘密鍵の共有管理サービス「N Suite」の
活用に向けたパートナーシップを締結

メタバース市場の普及・発展に取り組む株式会社Synamonは、double jump.tokyo株式会社が提供するブロックチェーンの秘密鍵共有管理サービス
「N Suite」の活用に向けたパートナーシップを締結しました。

Synamonでは、
・スマートフォンを含むマルチデバイスからアクセス
・人数規模や用途に応じて柔軟に使い分け
・NFT活用を含む幅広いユースケースに対応

下記三点が可能なメタバース総合プラットフォームの開発を4月に発表。

サービス提供に向けてブロックチェーンに関する各種開発を進めるにあたって、Synamonの組織としてブロックチェーンの運用や管理を行う必要性が日々高まってきていました。

そのような状況の中、今後のSynamonにおけるサービス拡張やビジネス展開に対してもN Suiteが効果的で重要なサービスであると判断しパートナーシップと進めることに。

【N Suiteとは】
複数人で秘密鍵管理できるビジネス向けNFT管理サービス。
NFT発行や暗号資産の送金、スマートコントラクトのデプロイなど、NFT/Web3領域の事業をスムーズかつ効果的に行うための製品を揃えている。
組織の秘密鍵管理の課題を解決することで、組織がWeb3の基盤となるブロックチェーンにアクセスするハードルを下げ、Web3の発展を加速させることを目指す。
N Suite オフィシャルサイト(https://www.nsuite.io/

また、SynamonではAstar Networkともパートナーシップを結んでおり、N SuiteにてAstar Network(EVM)の秘密鍵管理が可能となったことも今回の決定の大きなポイント。

今後の展開としては、メタバース総合プラットフォームのサービス提供に向けたSynamon内での利用を中心にN Suiteに対して各種対応を進め、将来的にはクライアント企業に向けた機能や仕組の提供などサービス拡張に対する検討、対応を進め、NFTをはじめとするWeb3領域に対する様々な取り組みを継続的に強化する考えです。


誰でも10分で自分のNFTマーケットプレイスが作れる!NFTify Japan Site 正式ローンチ

メタバースプロダクト研究開発、及び、導入支援を手掛けるスタートアップMetafrontier(メタフロンティア)株式会社は、5月24日(火)米国NFTify社の日本初の公式パートナーとして、正式ローンチする「NFTify Japan Site」にてNFTマーケットプレイスの導入支援・顧客サポートを開始しました。

NFTify Japan Site とは、NFTifyをより便利に使うための日本語ポータルサイト。
また、「NFTify」は誰でも簡単にわずか10分でNFTマーケットプレイスを作成できるサービスです。

作成されたマーケットプレイスは、他の国内のマーケットプレイスとは異なり、
オンチェーンで構成されています。
そのため、事業者はクリエイター独自のマーケットプレイスを構築出来るだけではなく、世界中で20,000ショップ以上が作成されている世界最大のマーケットプレイスと連動して、世界へ向けた発信を行うことが可能に。

NFTify Japan Site :  https://nftifyjapan.site/
※掲載ショップは6月より順次公開されます。

【NFTify Japan Site特徴と仕様】
・複雑な設定、初期費用や月額料金が一切不要
・NFT規格は、ERC1155、ERC721に対応(OpenSeaとの相互運用も可能)
・日本円のステーブルコインJPYCにも対応
・”NFTify公式のジャパンサイト”としてエントリーされる(NFTify本体からも案内されるため、ジャパンサイトへの誘導・流入が見込めます)
・NFTify Japan SiteでNFTマーケットプレイスを構築すると、NFTify Japan Siteに掲載可能


ウォレットや暗号資産不要でNFTをファンに簡単に届けられるサービス「Stella」α版の提供開始

web3.0の世界で多様な経済圏の創出を目指すmicroverse株式会社はIP/コンテンツホルダー様がウォレットや暗号資産不要でNFTをファンに簡単に届けられるサービス「Stella」のα版をリリース。

ウォレットや暗号資産の管理、ガス代の支払い等、高度なリテラシーが求められるNFT市場に、誰もが簡単にアクセスできることを目指しているということです。

「Stella」α版では、ウォレットや暗号資産に馴染みのないファンに対し、デジタルコンテンツを簡単に販売/配布することができます。(ファンの方がデジタルコンテンツをNFT化する際に、ウォレットは必要)

また独自のスキームにより、事業者側も秘密鍵や暗号資産を自社で管理することなく、簡単にNFTの販売/配布が可能。

今後は、NFTホルダーだけが入れるコミュニティ機能の提供や、NFTに対する投票権付与など、NFT自体にユーティリティを持たせる機能を追加実装していく予定です。

【Stellaの販売事例】

・ライバー Kento氏のNFT会員証コレクション”2022 Kento Spring Collection”
https://stella-app.io/kento0703
・VTuber 菫崎リン氏のNFT会員証コレクション “菫崎リン Membership Collection”
https://stella-app.io/rin_sumirezaki
・VTuber 白鳥怜奈氏のNFT会員証コレクション”白鳥怜奈 Membership Collection “
https://stella-app.io/rena_shiratori
※現在は、モバイル環境でのご利用を推奨

今後は、今回リリースしたα版の機能に加え、
・NFTホルダーだけがアクセスできるコミュニティの構築/管理機能
・保有しているNFTに応じて、コミュニティ内でのステータスや投票権が付与される機能 等
NFTにユーティリティを付与する機能を優先的に開発していく方針です。

▼α版の利用を希望の事業者は、以下のメールアドレスよりお問い合せください。
stella-info@microverse.co.jp


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

自社の強みやサービスとNFT技術を組み合わせることで新たな事業の切り口が見えてくるかもしれません。

NFTを使用した新たなビジネスの形を一緒に作ってみませんか?

ご相談、ご検討お待ちしております。

お問い合わせはこちらから↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?