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SBT(ソウルバンドトークン)って何?

バブル期にはアート中心であったNFTは、現在ユーティリティ重視のものが増えてきています。特に、NFTの「唯一無二性」「改ざん不可能」な点を活かして、個人の実績や権利といったものに活用しようという動きが近年広がっています。

ただ、普通のNFTであれば譲渡が可能になってしまっているので、本当は他人の実績なのに自分の実績にすることができるなどと言った不正ができてしまいます。そこで出てきたのが"Soul Bound Token"、通称"SBT"なのです。SBTは、「譲渡不可能なNFT」と思っていただいて構いません。


SBTの活用事例

1.高校の勲章システム「NFTバッジ」

青楓館高校では、生徒の成長を促進する勲章システムとして「NFTバッジ制度」を導入しています。この新しい制度により生徒たちの活動や功績に合わせてNFTバッジが付与され、生徒が自分の成長を可視化する事ができる仕組みです。生徒はNFTバッジをブロックチェーン上で管理する事で活動実績や功績の対外的に証明する事も可能となります。

元記事

2.千葉工業大学「学修歴証明書」SBT

千葉工業大学では、2022年前期に千葉工業大学内変革センターで行われたTenzin Priyadarshi教授による「気づきの原則」と武邑光裕研究員による「メディアと文化」の2つの授業を履修し単位を取得した学生に対し、学修歴証明書を発行しました。

記事

3.Binanceの本人確認証明SBT

世界最大の取引所、Binanceでは、本人確認を終えたユーザーに対してSBTを付与しており、このSBTを持っている人に対して無料プレゼントなどを行っています。本人確認という、権利が移転してはならないものにはもってこいの仕組みですね。

NFT GardenでSBTを作ってみよう!

NFT Gardenを使えば、たった3ステップで簡単にSBTを作れます。

Step1. NFT Gardenの登録

以下のサイトから、NFT Gardenのユーザー登録を行なってください。https://nftgarden.app/

具体的な登録方法、基本的な使い方は以下の記事をご参考ください。


Step2. コントラクト生成

まず、左メニューバーから「コントラクト生成」を選択します。すると以下のような画面が出てくるので、名称やチェーンを記入してください。また、SBTにしたい場合はここで「SoulBound Token」を有効にします。

SoulBound Tokenを有効にする

「生成」ボタンを押して、以下の「SBT_Test」のように、ステータスが完了となれば成功です。


Step3. SBT生成

次に、左メニューバーから「NFT生成」を選択。NFTにする画像や動画などのデータをアップロードして名称を設定した後、先ほど作成したコントラクトを選択します。

SBTを有効にしたコントラクトを選択

生成が完了すると、以下のように「完了」ボタンが出ます。

リンクを踏んでみると、確かにできていることがわかります!

転送しようとしても…

エラーが起きて転送できません。
確かにSBTであることも確認できますね!


最後に

以上、SBTの説明とSBTの作り方を説明しました。
チェーンによっては数枚であれば無料で作ることができるので、この機会にぜひお試しください!


NFTの生成に特化したWebプラットフォーム『NFT Garden』

当ブログは、マルチチェーンNFT生成プラットフォーム『NFT Garden』を開発・運営するConnectiv株式会社が運営しています。

NFT Gardenは強力なNFT APIを提供し、polygonやSolanaを含むさまざまなブロックチェーンでNFTの生成や参照、転送などが可能です。これにより、「ゲームやメタバースで使われるアイテムのNFT化」や、「プロモーションを目的としたNFT配布画面の構築」「DAOやコミュニティ組成を目的としたNFTの大量生成」など、様々なユースケースでご利用いただけます。

NFTGardenホームページ
https://nftgarden.app/jp/

NFTGarden 各種リンク
https://lit.link/nftgarden



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