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はじめて NFTアートやってみた。 マーケット編 その1

前回までのあらすじ

さて、無事にGoogle Chromeを使いMetaMaskウォレットを手に入れられただろうか?まだの方は前回の記事"はじめて NFTアートやってみた。 ウォレット編"を参考にしてトライしてみてほしい。今回はマーケットにアカウントと自分のコレクション(ストアフロント)を作成する。

NFTマーケットへ出品するための準備

筆者の用意した環境:
・暗号通貨用口座:bitFlyer
・ウォレット:MetaMask
・NFTマーケットサイト:OpenSea

暗号資産口座とウォレットの準備(イーサリアムの送金)ができたら、いよいよNFTマーケットプレイスでアカウント登録!気をつけるポイントとしては必ずGoogle ChromeブラウザからNFTマーケットプレイスのサイトに繋ぐこと。なぜならマーケットサイトとはウォレットに繋ぐことではじめてイーサリアム(仮想通貨)の入出金が可能になるからだ。今回、筆者が実体験したNFTマーケットサイトOpenSeaは、NFTアート界隈では初心者が出品する定石のような位置づけのマーケットプレイスだ。なぜ初心者向けなのか?!この理由については少々複雑な事情があるので次回のエッセイで説明しよう。

さて、OpenSeaサイトは2021年4月下旬に日本語に対応し始めた、一部はまだ英語だが、ウォレットさえ準備出来ていればサイト内の指示に従えばアカウント作成は簡単に出来るので説明は省略する。大事なのは、自分のウォレットにサインインをしてOpenSeaのサイトにコネクトすること。というのも、閲覧だけならウォレットなし(繋げずに)でサイト内で作品を探索は出来る。しかし、筆者のようにNFT作品の出品・売買が目的なら必ずウォレットを繋げてアカウント作成する必要がある。サインアップできたらアカウント情報などを書いけばひとまず準備完成。

OpenSeaのマイコレクション(ストアフロント)って何?

さぁ、OpenSeaで自身のアカウントができたら早速作品を出品する手続きに入る。ここは筆者もかなり手こずったパートだ、なぜならNFTアートの根幹であるNFTにまつわる専門用語がこれから目まぐるしく襲いかかってくるからだ。ただ、このエッセイは細かいことを理解する前にやってみた!という勢いファーストな実験的内容、やってみた先に何があったのかをこれから執筆していくので参考にしてもらえれば幸いだ。

まずアカウントにログインした状態で、作成タブからマイコレクションを作る。マイコレクションはストアフロントとも呼ばれ、あなたの作品や所有しているアイテムを展示する場所、実際の売買やオークションはストアフロントで行われる。

ストアの編集とウォレットアドレスとロイヤリティ

自身のストアフロントをCreateする際に、ストアロゴやユニークネームが最低限必要になる。(あとからでも編集できる)
出品をする前に必ずストアのEditからコレクションの概要説明やリンク先などを編集・設定しておこう。じつはこの編集・設定は売買に関する2つ重要なパートが含まれている

1つ目は、支払先のウォレットアドレス"wallet address" (0x〜から始まる複雑な英数字)を入力すること。絶対に間違えないように自身のウォレットからアドレスをコピペしよう。PCでChromeのウォレットを開きAccout名をクリックするとクリップボードへアドレスがコピーされるのでコピペで記入しよう。もし誤った送金先を記入したら詰むやつです。。要注意!

あともう一つ重要なのは、"Royalty"のパーセンテージ設定。これはNFTアートの大きな醍醐味の一つであり、リアルの現代アートシーンにおいては、往々にして暗黙かつ黙殺されてきた部分なのかもしれません。要するに作品の転売時(二次的販売)に対して著作者(作家)へ発生するマージン(手数料)収益の配分です。OpenSeaはプラットフォーム手数料として売上の2.5%を作品売買成立後に差し引きます。この時にあなたのストアフロントも同様にあなたの決めたパーセンテージを収益としてもらうことができます。このパーセンテージは自分のさじ加減で決めていい数字であります!

好きに決めていいと言われても、あまり著作権に詳しくない人は遠慮すりゃいいのか、大胆にいっていいのか迷いますよねw(ちなみに私はそうだった)売られるモノによって誤差はありますが、だいたい相場ってもんがあります。調査した結果、アート作品などはだいたい7.5%くらいが無難な値かと、、。OpenSeaの手数料2.5%と合わせて売上のちょうど10%が手数料になりました。

マーケット編その1

作品を出品する前に知っておきたいガス代のお話の前に

いよいよここからがNFTアートに興味ある皆が一番気になる所、それは手数料だ!!通称ガス代とも呼ばれている。果たしてこのガス代とは、いつ、どこで、何のためにいくら発生するのか?!

の前に、ここまでの準備をまず整えよう!この続きのお話はじつはかなり重要かつ専門的で議論の焦点にもなってくるが、一旦ここで息を整えよう。作品の出品まであと一歩。しかし落ち着いてくれ、ここで焦る必要はまったくない。むしろここからはお金の事であり、作品の契約内容も直に関わってくる。筆者は実験的に突っ込んでいったが、正直、早ければ良いということでは無い部分はあり、この先の筆者の行動自体はある意味失敗談だと思うw。自身の作品を取り扱う際にどうするかはあなた次第だが、同じ轍(てつ)を踏む必要は毛頭ない。筆者もNFTアートについて今も学習中である。よく内容・情報を理解した上で検討するのも一つの作戦でもある。例でいうと、あの日本を代表する現代美術家の村上隆さんがOpenSeaのマーケットに参入し、一時話題を呼びましたが、オークション直前に作品の販売を延期、再検討した事実もあります
この村上氏の再検討の理由は、NFTアート界隈の浮足立った輩達(わしやないかーい)にとって痛烈な啓蒙へと解釈されたと思っています。(少なくとも私はそうだった)

とりあえず今日はここまで、
コメントなどを頂けると次回執筆の励みになります!レスもいたします!フィードバックあり次第すぐ”マーケット編 その2"を執筆いたします!!

ご拝読ありがとうございました。

ちなみに、筆者が実体験として作ったストアフロント、4月上旬に一点の作品が売買成立したので、正常に機能していることは実証済みです。

本記事は筆者の実体験を元に随筆しています。事実に基づいています。しかし、筆者も気がついてない点があるかもしれませんが、NFTアート作品の出品から販売までの一連の流れを数回に渡り綴ってまいります。お気づきの点、ご指摘等ありましたらコメントもしくはお問い合わせください。



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