埼玉県_飯野農園農業体験レポート
2021年10月9日、埼玉県川越市にある飯野農園という個人農園にて、農業体験をしてきました!
そこで私たちが実際体験したことや感じたことを書き連ねていこうと思います🌱
―午前の体験―
朝9時に川越駅にてチームで集合しました。私たちは3人チームだったのですが、実はこの時全員が初対面。(笑)
とりあえずアイスブレイクをしながら、飯野農園に向かっていきました!
車を10分くらい走らせて、ついに到着。
飯野さんとご対面です!
軽く挨拶をしたら、一息着く間も無く、すぐに車に乗せられ、野菜ステーションというところに向かいました。
野菜ステーションは野菜の集荷場のことで、この日はクックパッドマート用の野菜を届けにいくとのこと。
野菜ステーションはこんな感じ
野菜を集荷場に預けたら、事務所に戻って、真面目なディスカッションタイム!🗒
農業の歴史やフードロスの現状、解決策について話し合いました!
私たちは学校給食の余り物について着目し、休み時間に校庭で近隣の人に向けて無料で提供するというサービスを提案し、
それについて飯野さんからアドバイスをいただいたり、議論を深めていったりと有意義な時間を過ごすことができました!
―午後の体験―
飯野さんから里芋の収穫についてレクチャーを受けている様子
――――
お昼ご飯は近所のうどん屋で、美味しいうどんを食べて🍜
午後からは早速、里芋の収穫作業!!
やっと農業体験って感じがしてきました(笑)
まずは飯野さんのお手本を見て、私たちも真似して収穫してみると…
全然上手く収穫できません😢
飯野さんはいとも簡単そうに収穫しているのですが、実際は力加減やスピード感など全てがめちゃくちゃ難しい。
飯野さんの技術力の高さを身をもって感じました😇
続いてビニールハウスでカブの収穫です!
個人的にはこれが一番難しかった。
一回の収穫で大体10本ぐらいを一気に抜かなければならないのですが、茎が折れたり、可食部に傷がついたりしてしまうと、売り物にならないので、細心の注意を払って収穫しなければなりません。
かなり繊細かつスピード感が求められるのですが、私は不器用なので大苦戦しました😇
実際の収穫作業では、1回の収穫を大体6秒ほどで行わなければならないとおっしゃっており、これよりも時間をかけてしまうと、利益率的に農家側が損をしてしまうということで、飯野農園で働く方たちはこの時間をきっちり守り、収穫作業を行っているそう。
こういう生産者のリアルな声を聞くことが出来るのもこの体験の醍醐味。
収穫体験を終えたら、続いて作業場でカブの包装作業を体験させていただきました!
包装までのフローは以下。
①ホースで泥などの汚れを洗い落とす
②傷んでいる葉など不要なもの手作業で取り除く
③テープでカブをまとめて、上の葉を包丁で切り落とす
④高水圧機でしっかりと洗浄
⑤袋にカブを詰めていく
→やっと商品が完成✨
いやー、正直もっと機械でやってくれるものだと思っていたのですが、テープでまとめるところと、水圧機で洗浄するところ以外は殆ど手作業だったのが意外でした。
特に②で傷がついているか精査するのですが、私たち素人目には分からないようなほんの少しの傷も、飯野さんは見逃さず、少しでも傷がある商品は“B品”と呼ばれて、スーパーに売ることができないそう、、、
味は全く変わらないのに、正規の値段で売られないのが勿体ない😢
農業体験を一通り終えて、時刻は18時。
飯野農園で採れる野菜たちを使用した贅沢な夕ご飯を作ってくれました✨
いやー、めちゃくちゃ美味しかった〜
写真にはないですが、お米も新米を使用していて、今まで食べた中で一番美味しいお米でした😌
最後に、集合写真をパシャリ。
ちゃっかりお土産もいただいて、本当に充実した1日でした!!
今まで当たり前すぎて、“食”について考えたことがなかったけど、この体験を通して生産者の方々の想いや、農業のリアルを知ることができ、本当に貴重な体験をすることができました!