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【映画小話】#1 すずめの戸締まり

公開初日の夜に1回目、日曜日のお昼前に1回ずつ観た。
1回目を観たときに、素直に受け入れきれない部分があったりして、2回目でようやく受け入れられたという感覚になった。

天気の子も割とそうだったというか、1回目観終わったあとに自分の中でどう咀嚼していいかがわからなかった。2回目を観てようやく腑に落ちる感覚になった。

君の名は。は綺麗なハッピーエンド、天気の子はどこかファジーな感じが残った結末と言った印象。
すずめの戸締まりについてはまだしばらくは詳しく言及しないでおきたい。

ただ、やはり思ったのは新海監督の伏線回収のやり方、展開の配置というか全体通してのタイムラインみたいなものがやっぱり好みなんだなと実感した。
ここがあの場面にこうやって紐付いてたのかとか、見返すと伏線自体は割とわかりやすく配置されていたりとか。

根本にあった描きたいものを今までは間接的に描いていたのを、今回は直接的に描いたというのがあり、その内容が内容なだけに物凄く思い切ったなというのが観終わったあとの率直な感想。
ポジティブなんだけど、どこかに陰を感じて、その部分をすんなり受け入れられるといい映画だったなと思う不思議な作品でした。

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