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SoD, 第10章、ジュランとダイナヘールと主人公の対話2、十字軍の邪悪の証拠

<1の続き>

ジュラン
「(前の記事の続き)でも、彼はあたしたちをお茶に呼んでくれてね。その後もあたしたちはこの地域を探索してたんだけど、そこで十字軍にぶつかったの」
主人公
「ぶつかって、その仲間に?」
ジュラン
「違う!違う、違うったら違うったら違う、仲間なんかじゃ全然ない。でも、ケイラーの側近のひとりの、へファーナーン*って名前の人が、すごく魅力的な申し出をしてくれてね」
ダイナヘール
「十字軍のうわべはたしかに魅力的よ。でも、仮面の下は毒蛇のように邪悪なの。騙されちゃだめよ、我が姉妹」
ジュラン
「へファーナーンのとこには小さな内輪の魔法の術者らのサークルがあるんだって。もし十字軍に参加したら、彼の知識をあたしらにわけてくれるって!いい人じゃないの、あたしに言わせれば」
主人公
「ケイラーは自分の行いは正義だと信じてるかもしれないけど、彼女に従う者たちの行いはその反対よ。彼らとの繋がりは断ったほうが賢明だわ」
ジュラン
「あたしは邪悪や不正の証拠は何も見てないもの。もしそれを見たら、もちろんこの挙と関わりを持つのを考え直すわよ」
ダイナヘール
「姉妹のウィッチラランを信じてちょうだい、ジュラン。十字軍は外見通りのものではない。彼らはこの国をずたずたに引き裂いたのよ!」
ジュラン
「この国はね、そうかも。でもラシェメンは安泰。もしそうでないなら話は違ったかもしれないけど、でもソードコースト*のいざこざがあたしたちにどう関わりがあるのか、あたしにはわからないわ」
主人公
「十字軍は数え切れない人々に従軍を強制して、道々の村を破壊して過ぎたのよ!」
ジュラン
「それってあたしが悩まなきゃいけないことかな。ここはあたしの国じゃない。とにかくここじゃあたしはほとんど力を持たないし、政治にクチバシを入れる立場でもないし」
ダイナヘール
「私は自分の耳が信じられない、<主人公>。あなたは私の同僚のウィッチを助けてくれなければ。早く十字軍の邪悪さを証明するものを手に入れなければ、彼女はシャイニング・レディにその力を預けてしまうわ」
ジュラン
「十字軍の押し入れの中を引っ掻き回したって見つかるのはクモの巣だけ―怪しいガイコツなんかありっこないとは思うけど*。でもお好きなように。じゃあね!」


*へファーナーンはシャイニング・レディことケイラー・アージェントの最側近にして盲信されてる相談役。不審者以外の何者でもない。
*ソードコーストはバルダーズゲートの南北一帯の地域。東方のラシェメンとはうんと離れている。
*skeleton in the cupboard/closet (食器棚/押し入れの中のガイコツ)は、知られたらまずいので秘密にしてるスキャンダルの種のこと。


***ちょっとネタばれ***


*この証拠は、この先のアンダーグラウンド・リヴァー地下洞窟のなかにあるカナグリムという都市の遺跡で見つかるけど、それを持ってきて見せてもジュランが思い直すかどうかは主人公のInt値やクラスによるらしい。このイベントの結果はペアのもう一人、リガーとの会話をどう運ぶかにも大きく左右され、これにも主人公のInt値やクラスが関わってくる由なので、なかなか複雑。

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