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SoD, 第8章、ンキーンとベイロス3、ンキーンが仲間になる

<2の続き。空っぽになったブラック・ピットを前に、興行主ベイロスは嘆く>

ベイロス
「観客があれほどいたアリーナが…哀れや、悪どい暴れゴブリンのおかげだ、ありえない!一切の苦労が一場の夢だ」
主人公
「そう苦労もしてないでしょ。そもそも大したアリーナじゃなかったじゃない」
ンキーン
「我々は約束したはずだ、ドロウ。貴様はそれを破った。亡霊の餌食にしてやろうか」
主人公
「約束?」
ンキーン
「このならず者は宿と食事を提供すると言った。なのに私を閉じ込めて、人間どもの見世物に死闘させたのだ!」
主人公
「ほんとなの、ドロウさん?」
ベイロス
「こんなくだらん口先野郎のことはどうでもいい!この私はどうなるのだ、芸人のなかの芸人、ショーマンのなかのショーマンたるベイロス・バリティルは?」
主人公
「ここから南にフレイミング・フィストの野営地がある。そこに行って<主人公>があなたを寄越したと言うといいわ。彼らはもうドゥエルガーとドロウ*は見慣れてるから、あなたをそう困らせることはないはずよ」
ベイロス
「おたくの言う通りそこに行くとしようか。わが知恵と知識が必要な時には、借りに来るがいい」
<ベイロス、キャンプに向かう>
ンキーン
「私の名前はンキーン、グラブダブラーの氏族だ」
主人公
「私は<主人公>。あのドロウのやつにひどい目に遭わされたわね。お気の毒に」
ンキーン
「前にもっとひどい目に遭ったこともある。もう済んだことだ」
主人公
「あなたのあのダンスは何?あなたはほんとにあの亡霊たちを呼び出してベイロスをやっつけさせたの?」
ンキーン
「私はシャーマンだ。精霊たちは私の言うことを聞く。彼らは私の求めに応じてくれる、私が正しく求めれば」
主人公
「有用な技能だわ。仲間になってくれる気はないかしら?私はあのシャイニング・レディ、ケイラー・アージェントを倒すために北へ向かう途中なの」
ンキーン
「いいとも。お供しよう」


*ドゥエルガーはドワーフのバーサーカーのこと。キャンプには彼らとともにドロウのヴィコニアがすでに参加している。

*ンキーンはニュートラルのゴブリン、クラスはシャーマン。ニュートラルだけど仲間にすると名声が−2されるので注意(ベイロスなどイービルのメンツを入れたいけど名声が高過ぎて…という人には助かるかも)。よく喋るし、独自のイベントもあってなかなか楽しいキャラクター。


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