SoD, 第9章、ミンスクとグリントの会話、ミニチュア・ジャイアント・スペース・グリント！

＜トロルクロウ・ウッズにて。剽軽でお喋りなノームのグリントが、何やらハッとひらめいた面持ちでミンスクに話しかける。なお、ミンスクは自分の無二の相棒たるハムスターのブーを”ミニチュア・ジャイアント・スペース（宇宙）・ハムスター”だと固く信じ込んでいる＞

グリント
「うわ、ちょっと待って。ミンスク、僕、思いついちゃったよ。もしも―もしもの話、僕がノームでなかったら？ほんとはミニチュア・ジャイアント・スペース・ノームだったとしたら？ウッチュウから来た？」
ミンスク
「ブーはイカれてるって言ってるぞ。あんたは頭イカれのノームだって」
グリント
「ウッチュウから来た頭イカれのノームだあ！」
ミンスク
「じゃないな」
グリント
「そうさ！すごく面白い―君のそういう所が大好きなんだ。もちろん、ブーも大好きだ。ハムスターが嫌いになれるもんかね」
ミンスク
「あんたは頭がイカれてるかもだが、でもブーはあんたは見どころありだってよ」