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SoD, 第10章、シーフギルドの噂2、ギルドの頭リンウィスと主人公の会話、シーフらを味方につける

<1の続き。主人公がその後ワイザーブに聞きただすと、彼女はギルドのメンバーと会見できるよう手を打つと約束してくれた。そこで主人公が言われた通りキャンプの北に行ってみると、そこには呑気そうな若い女性がいただけだったが…>

リンウィス
「ヘイ、みなさん。あたしはリンウィスっていうの」
主人公
「お相手してられないの。私はちょっと…特別な用事があってね」
リンウィス
「あたしに会いたかったんでしょ。来たわよ」
主人公
「あなたがキャンプに盗賊のギルドを作ろうとしてるって聞いてね。それを止めに来たの」
リンウィス
「あんたはアダマンティン*の神経ね。それだけは認めてあげる。あたしは何人もの盗賊にクロスボウに毒矢をつがえさせて、影から狙わせることもできたわよ」
主人公
「その盗賊は我々のためになることに役立てたほうがいい。私はバルダーズ・ゲートの英雄、だから私はあなたの計画とあなたとを一瞬で葬ることもできたというのはお分かりね。盗みはもう止めにしなさい、それよりいざ戦争という時に前線で一緒にいるあなたを見たいわ」
リンウィス
「了解、了解!あたしらコッソリやってるつもりだったけど、そうでもなかったみたいね。戦いが始まったら部下は連合軍側に協力させるわ。それでご満足?」
主人公
「ええ…今のところは」
リンウィス
「矢が飛び交いだした時に、また会うとしましょ」


*いわゆる「鋼の神経」のこと。アダマントはD&D世界における最も貴重にして最も堅固な金属の名前、アダマンティンはその合金。

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