【習作】無題のレトロフューチャーSF

BEEP!BEEP!BEEP!
けたたましい警告ブザー音が響く中、頭足類じみた火星人の兵士たちが仲間の死骸を踏み越え迫ってくる。この増援は想定外だ。俺はコンテナの影に身を隠しながら、プラズマ光線銃のエネルギー残量を確認した。銃身側面のインジケータは赤色に点滅している。まずい状況だ。

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