自己啓発の感謝をしろが割と曲者!余計に自己不振が起きてしまう理由
感謝をすることは非常に重要なことであります。
しかしながら、自己啓発とかyoutuberが言っていることを、そのままやろうとした結果、「感謝」ができない自分に苛立つとか、また苛立っている自分に苛立ってしまう・・・
自分は最低の人間なのだ。。。とか、余計に自己不信が出て苦しくなってしまう方も多いのではないでしょうか。
盲点!自身より不幸なことが起こっている人と今の自分を比べて幸福だと感じるのは汚い・・・ってのが感謝を遠ざける
「自身より不幸が起こっている人の話、状況などを見て、自分の方が幸福だと思うことは、人を見下していること」だとボクはずっと思っていました。
五体満足なのであれば、自身である程度は努力をすることによって、普通よりも良い生活水準になることが可能であるとボクは思ってきました。
だから、例えばですが「ボクは一応のところ健康で五体満足で手も足もしっかり動く。車椅子とかでないし、どれだけ有難いことだろう」って思うのは人を見下してバカにしているとボクは思っていたので、そのような比べ方はしませんでした。
感謝というのは、もっと、こう清い心で、「空がキレイで私は生きている、本当にありがたい」とか、そのように思わなければならない、と思っていたわけです。
なんとなくニュアンスを掴んで頂けるでしょうか。
菩薩のように清い心で言えるように、それを感じられるように・・・と自己啓発の「感謝をする」って部分をもっとできるようにとど真面目に取り組んでしまっていたわけです。
しかし、清いこころで全てに素朴に感謝なんてのは、そんなことできるわけはありません。
なぜなら、それを目指して修行をした僧でさえもそんなことはできなかったわけですよ。
私たしは神様とか言われたりすると、何もかも完全にできたとか、素晴らしい思想を持っていたとなんとなくおもいがちなのですが、日本神道の神々は人間よりも理性的でなく、とんでもない逸話がたくさんあるわけで、感謝をしようと理屈を考えている人間の方が理性的ではないか?とさえ思うわけです。
神様でさえもできないことを人間が理屈でそこを目指してやろうとしていること自体が割とスゴイことなのではないかと思うわけでもあります。
だから、自身がなかなか、感謝ができないとか、人を見下してしまうとか、そんなことを理屈で考えていなくても・・・
自身から見て、明らかに自身の方が恵まれていると思える人を見た際に、自身はこれだけ恵まれていると実感すれば良いと思うのです。
今の自分より不幸であろうことが起こっている人を見て、自身が幸福だと感じたって良い
今の自分より不幸であろうことが起こっている人を見て、自身が幸福だと感じたって良いのです。
そう感じる、とか、そう思うのが普通なのです。
脳の機能からしたって、人間は比較をして自身の状況を把握して満足感、幸福感を感じるわけですから、それで良いのです。
「〇〇の国は食料がなくて餓死者が出ているのです」と言われたら、「日本に生まれてよかった。まあ日本国内では裕福ではないけれども、餓死なんてこともないし、ボクは幸せな方だな」とか思って、日本に生まれた運に感謝をしたって良いわけです。
自身よりも下の人を見て、良かったと思っても良いわけです。
下を見るなではなく、積極的に下を見て、自身がどれだけ恵まれているかを他人と比較しても何も問題はありません
社会福祉活動はとても大切なことだと思います。
でも、あの社会福祉活動を行っている人が、下を見て、「この人は可哀想で、私はこの人よりは恵まれている」という気持ちが全くないと言ったらそんなことはないと思われます。
ある種、自分の方が恵まれていると思える人々でないと、慈しみを持って社会福祉活動に当たることはできないと思うのです。
「自身の方が、この人よりもゆとりがあって恵まれている」という意識がなければ「(私より恵まれていない)この人々を助けなければならない」という意識は殆ど芽生えないと思うわけです。
自身がどれだけ恵まれているかを確認し優位だと思えるからこそ、人の役に立つ何かをしたいと思う心が芽生えるとわけです。
不自然な感謝ではなくて、比較して私の方が恵まれている状況にいるという思い込みが重要なのだと思います。
解釈論の中で、「人を哀れだと思うのは人を見下してくるからだ」とネガティブに学習をしていると、親切、慈しみなんてものも極論的に人を見下しているとなってしまうのです。
これは極端だと文章で読むを思うかもしれませんが・・・
現在、「感謝ができない」って悩んでいる人、また自身が大変にあさましい人間であると嫌気がさしてしまう方は、あまりに自己啓発、神様などの教えを真正面から受け止めすぎで、人間の身体機能として備わっているものまでも理性で否定しようとしているのではないかと思うわけです。
完全に不可能なことに対して、それを超越できると、ある意味のところ自惚れていると言えるかもしれません。
ってことで、「比較して自身はそれよりもこんなに幸福だ」と思いっきり思っても良いと思うわけです。
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