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建国記念日

昨日、建国記念日。

剣【和雲(にぎくも)】と向き合う会が開催されました。

場所は淡路島の伊弉諾神宮近くにあるイザナギ邸。

調和というテーマで製作し、【和雲】の剣が生まれて来ました。

調和とは何かと考えてみた時に見えてきたのは、
体内の微生物がそれぞれに調和しているように、
各々がそれぞれに自分自身であることで、自然と全体が調和するということ。

ただ、ともすれば、各々がそれぞれに自分自身であるというのは、
ただ単に噛み合わない歯車になってしまうこともあります。

その差がどこから生まれるのか考えてみた時に浮かんできたのが"覚悟"です。

覚悟を伴って自分が自分として在るという天命を果たすことで
それぞれがピタッと持ち場にはまり、調和が生まれる。

そうやって調和と共に生きる人が増えると
調和の世が生まれ広がっていく。

そういう意味で、調和の剣は同時に、
覚悟を象徴する剣でもあります。

その【和雲】と参加者さんそれぞれが向き合って頂くという会でした。

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今回、単独のイベントとしては初の開催でしたが、
とても充実した会となりました。

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そしてもう一点、【和雲】の天命として、
"内なる民族の調和"があります。

日本で言うと具体的には、
いうなれば天津神系の血筋と国津神系の血筋とが
現代の多くの人々の中に両方混ざってあります。

過去を辿れば、一見もつれた糸もあるでしょう。

理論上は、その絡み合いを一つずつ解いていくことも可能なのかもしれません。

しかし実際のところは重層的な理の中にあるので、
それは現実的ではないように感じます。

でも、見ていたもののさらに向こうにふと目を向ければ、
御先祖達の広大無辺な器量の中では実は糸はもつれておらず、
そこにはなされなければならなかったことがあり、
さらに先にはその流れが生み出す大きな調和の世界がありました。

その大きな調和の世界は、観念としてこれから成し得るものではなく、
エネルギー場としてはもうすでにそこに在ったのです。

それを選びさえすれば、誰もの中からこの世界に顕現する種として。

今のこの世界を作り得た
強い意志の宿る御靈の堅固さと、
かつて築かれた調和の世界と
そして今この時に生まれる調和の世界の礎となる
広く優しい心の宿る御靈の柔らかさとが、
個々人の中で相調和する時、
その瞬間もう既に新たなる調和の世は存在しています。



堅固なる刃と靭やか(しなやか)な地鐵が相調和して立つ剣と向き合うことで、
一雫から広がる波紋のように
各個の色彩を持った調和の世の顕現が広がり、
それがまた彩り鮮やかな大いなる調和の世として広がるよう
和雲と共に各地を巡ります。



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