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悩み事を書いてみる

こんばんは。ちんちんむしです。
みなさん、悩んでますか?
お互いどうにかなるといいですね。

最近、Twitter(現:X)でよく流れてくる話題があります。
クリエイターの方達で精神的なお病気と今もどうにか付き合ってる方や克服した方、それぞれではあるのですが、「精神的な病気の処方薬を飲んでいる間は作品が何も思いつかなかった」というお話がよく流れてきます。

私も、有名でもすごくもないし先週1周年を迎えた程度ですが、自分の描いた絵で服を作ったり絵本を描いていて、クリエイターの部類として活動させていただいてます。そして、小学生の頃からストレスが元でなってしまう精神的な病気とも付き合っていて、この話題はすごく刺さるものでした。
元々、強迫神経症と不安神経症、ストレスから来る自律神経失調症、過敏性腸症候群があります。大丈夫になる時期もあるものの、何回も再発するので別に完全に治るものでもありません。特別仲良くないけどなんかよく会って飲むことあるよね、くらいな付き合いです。体調やメンタルがしんどくても仕事は出られるのでずっと軽度なのだと思います。
ちゃんとそういった薬を毎月飲むようになったのは23歳からの話で、それまでは内科の薬で体の症状を抑えていました。精神的な病気のお話をよくツイートしてる方に「私と違って全然軽くて羨ましい」と言われる程度のものです。去年の3月くらいまでは薬を飲んでいましたがどうにか辞めるに至り、今は気休めにセントジョーンズのサプリだけを飲んで凌いでいます。あらゆる薬が体に合わなくて嫌でした。

クリエイターとして、去年10月からイベントに出始めて、デザフェスやアーティズム、コミティア、arteVarieなど今のブランドでは明日7本目のイベントで、結構自分なりにスピードを出して作品を作っているような気がします。自分なりに頑張って作っているので、毎回買ってくれるお客さんや発見してくれるお客さんにとても感謝しております。ありがとうございます。
普段の仕事で生活費の上に制作費や出展費、レンタル備品費を賄うために働いて、帰ってきて絵を描いたり制作をしたりする。その生活がここ9ヶ月ほど当たり前になっていて、「絵描いてない時間分だけ下手になった」とか「生きてる価値ない奴が価値認めてもらえてる制作サボってどうする」とか思いながらなんだか続けられています。強迫的でもあるかもしれないですけど、今までの人生で一番楽しい生活です。だからこそ、どうでもいいことに時間を取られたくないです。

どうでもいいことというのは、付き合いや下心的な誘いで行かされる特別好きでもなく興味もない人と飲んだり連絡を取ったりすることとか、根拠も理由もない、誰に相談する価値もないような大きな不安に襲われたりストレスや気圧から体調が悪くなって身動きが取れなくなるようなことです。誘いは断ればいいけど、後者に関しては自分に叱咤しても動けない時があり、本当に無駄だなと感じます。そこから生まれるアイデアもあると言えばあるのですが、作品に昇華するしない以前に、本当に自分のこと、感じた不安のことしか考えられずに何度も同じことを反芻させて解決らしい解決もない、本当に生産性のない時間。睡眠をとる訳でもなく、ただ暗い部屋で横になって布団に入っている時間。本当に無駄な時間が、いまだに私にはあります。

そんな無駄な時間への嫌悪がすごくそんなしょうもないことで時間を無駄にする自分のことも許せないので、「もしかしてまた精神的な薬を飲んだらその時間が減らせるのではないか?」と思いました。その矢先に出会ったのが、先述のようなツイートです。

もし今の生活から創作がなくなってしまったらもう本当に死ぬしかないのにな

色々な薬が体に合わない中でまだマシだな、となった薬を飲み続けてなんとかなっていた間、私は「友達が紹介してくれた自分とは絶対合わない友達」とでも明るく楽しく話せていました。いろんな人と笑顔で話せていたと思います。美容院やネイルもちょっとしんどいけど行けました。今よりもっと社交的で、出会いや遊ぶことは人生で一番あったかもしれません。やっぱり言われるように症状が軽いんだと思います。とんでもなく輝いていた訳ではなく、勿論すごい病み方をする日もまああったものの、他人とは楽しく過ごせていました。

飲まなくなってからは、どんどんその前の性格に戻っていったな、と思います。ご飯が食べられないし寝ない。仕事は行けるけど家から出なくて他人のスキンシップの色々なことが苦手に戻ってとにかくよっぽど好きでなければ触られたくなくて気持ち悪くなってしまう、家の鍵をしめたか何度も家に戻る、不安で電車もライブハウスも人混みもキツい。何よりも嫌なことを何時間も反芻して考える。不安から抜け出せない。時間を無駄にする。

「時間を無駄にする」ことが何よりも嫌です。だから、薬を飲んだ方がまだ楽に過ごせると思います。食べなかったり寝なかったりで体調を崩すこともきっと減る。でも、本当に何も思いつけなくなってしまうのかな。実際、前のブランドをやっていて頑張って創作をしていたのは18〜21歳の頃でした。薬を飲んでから、創作らしい創作をしていた時間はほとんどありませんでした。作りたい!も思いついた!もありませんでした。その頃に戻るんでいいのかな。何にもしてない私に戻って元気に生きる意味なんかどこにあるのかな。

別に有名でもない、絵が特別上手い訳でもないし何かが抜きん出てる訳でもない。それでも今の、絵を描いて服や絵本を作ってイベントに出る生活が今は何よりも大切です。これがないなら死にたい理由は沢山あるから全然死んだ方がいいです。何も思いつけないのに薬を飲んで明るく生きていく理由なんてあるのかな。生きてる価値あるのかな。ないよな。
仕事もなるべく人を関わらなくていい仕事を選んでいるし性格もこうだし、創作の時間に当てれば他人になんて会わないんだから薬なんかなくてもアイデアがあって作りながら独りでいればいい不安でも迷惑かけないじゃないか。自分で寝込んだ分も巻き返す時間なんかあるじゃないか。そうだろうけど、不安になることは一生治らなくて私って一生誰とも一緒に生きていけないのかな。それはそれで生きてる価値や意味あるのかな。ないよな。

これからも寝ないで沢山働いて沢山イベントも出て沢山作品出します。
早く終わるかもしれないから早く花咲いて欲しいです。
がんばります。

早くちょうちょになりたい