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【NJRPG-2ND/プレイエイド】ネヤガワ・ミッド・ニンジャズ//ネオサイタマの奇妙なニンジャたち(NPCデータ集)

この記事は「ニンジャスレイヤーTRPG2版」のルールセットに対応した、AoSセッティング(あるいはトリロジーセッティング)で使用できるNPC(ノンプレイヤーキャラクター)のオリジナルデータ集です。

収録されているキャラクターはいずれも、過去に様々なセッティング下でPC(プレイヤーキャラクター)として使用されていたニンジャたちであり、AoSセッティングに適したNPCとして使用できるよう、データや設定面で微調整が加えられたものです。

伴って、この記事は彼らのプロフィール設定を簡易的にまとめた個人的なアーカイブとしての役割も兼ねています。

これらはNPCとしてそのままあなたのネオサイタマに登場させても構いませんし、データを改変してオリジナルのNPCに流用したり、設定情報をフックとしてオリジナルシナリオの作成に活用したりすることもできます。用途は自由です🍣

🍣あなたは常識的な範囲で、収録されたNPCを敵/味方としてシナリオに登場させたり、記事などにデータを引用したり、あるいは改変して作り変えることができます。

🍣参照元のクレジット表記やリンクなどは不要です。ですが、あなたのnote記事にこの記事を参考元として「埋め込む」と、その通知を見た私がスキを押しに現れます。

🦈これらのデータやイラストをそのまま再配布・販売・再販売することはできません(著作権フリーではありません)。

ソウカイヤ系

ソウカイ・シンジケートに所属するニンジャが収録されている。一部のニンジャはそれほど忠誠心が高くなく、AoSの世界やソウカイヤが圧倒的に不利な状況下では、アマクダリ・セクトに所属していたりストリートで自由に暴れていたりする可能性がある。

アリマサ/Arimasa

PCとしては【フルメタル・インサージェント】リプレイに登場。
オムラ社を離反した大規模な反モーティーマー勢力の殲滅任務に就いた。

外見特徴:グル導師めいた深い青色のフード付きローブに、血塗られた大量のメンポを鎧のようにまとっている。ローブから突き出た手足は病的に痩せ細り、包帯に覆われている。呪具が絡みついた、使い込まれた業物のヤリを杖のように携行している。

戦闘スタイル:ブンシン・ジツを組み合わせた、特殊な摺足歩法によるヤリ・ドーやネガティヴ・カラテ。

数珠つなぎの血塗られたメンポを鎧のように纏う怪奇ニンジャ。ソウカイヤの精鋭ニンジャ・エージェントであり、大抵の場合はネオサイタマ外における重要拠点の制圧・奪還や暗殺任務に派遣されている。

犠牲者から奪ったメンポに封じられた怨念をリソースとする、不気味なノロイのジツに長けており、ダメージを肩代わりさせるミガワリ・ジツや、影に仮初めの命を与えるブンシン・ジツなど応用の幅は広い。

その呪術的な外見に反して俗世の文化に染まっており、特にIRC-SNSを好んで利用する。彼のSNSアカウントには、イクサ中に撮影されたと思われる躍動感あふれる残虐なツーショットが多数投稿されており、一部熱狂的なファンを抱えるまでとなっている。

AoSセッティングにおいては、アマクダリ・セクトに所属している可能性もある。

「ククク……メンポは頂く……」 // 「うら若き……生命の……滾り……"良い"」

◆アリマサ(種別:ニンジャ)	
カラテ    16    体力   28
ニューロン  8    精神力  8
ワザマエ   8     脚力   5/N
ジツ     4    万札   -
近接D:18、射撃D:5、発動:13、回避D:17
◆装備や特記事項
 装備  :『*呪詛のメンポローブ+2*(*伝統的フルプレートアーマー一式+2*)』
      『**大業物のヤリ**』、『魔術的ニンジャ頭巾』

 スキル :『●連続攻撃3』、『●連射2』、『●時間差』、『●マルチターゲット』
      『◉◉タツジン:ヤリ・ドー』、『◉ヒサツ・ワザ:ゲイトオープナー』
      『◉ツジギリ』、『◉突撃』、『◉鉄拳』、『☆◉ステルス触媒』
      『☆◉ハデスの系譜』、『★レッサー・ブンシン・ジツ』

『●貴様のメンポは頂く』:
 このニンジャは犠牲者のメンポを怨念と共に奪い取り、自らの装束の一部とする。
 敵のニンジャを1体殺すことに成功するたび、『即応ダイス』を1だけ回復する(1ターン1回まで)。
◆所持する可能性のある知識/交渉系スキルとユウジョウ判定のヒント

「ククク……これは怨念なのだ……逃れ難き……滾り……」

最重視するパラメータ:IRC-SNSのフォロワー数/10,000
知識スキル:ソウカイヤ、アマクダリ、古代ニンジャ文明、IRCネットワーク
      現代的アート、呪術
交渉スキル:なし


サイケデリックメデューサ/Psychedelic Medusa

PCとしては【ハート・アンダー・ブレード】CPシリーズ・リプレイに登場。
ソウカイ・シックスゲイツ、バンディットの部下として活動した。

外見特徴:ケブラーを何層にも織り込んだタクティカルスーツのうえに、ミリタリー装束や標準的なニンジャ装束を羽織っている。ブレーサー、レガース、ガンベルトは軍の特殊部隊仕様。ただし、この全てが蛍光ピンク色の塗料によって疎らに塗りたくられている。

ネオンチューブなど、ケミカルな発光アクセサリをストリートファッション風に身に着けていることが多い。

戦闘スタイル:スリケンや爆発物(あるいは幻覚ドラッグの煙)などで行動を制限し、イアイドーで斬りかかる。ヘンゲによる擬似的な筋強化を組み合わせることもある。

ソウカイヤ黎明期に活動していたフリーランスのヤクザ・バウンサーであり、ソウカイヤの勢力拡大抗争に巻き込まれる形で命を落とした。その後、ネオサイタマ湾の底に沈んでいた彼はニンジャとして蘇ったが、ネオサイタマに這い上がったのは数年後のことであり、如何なる理由によってか、既に一大組織と化していたソウカイヤの軍門に下ることになった。
 ほんの一時とはいえゲイトキーパーに手ほどきを受けており、カラテのワザマエは決して低くはなく、組織への忠誠心も高い。

クラゲ・ニンジャクランのレッサー級ソウル憑依者であり、腕など身体の一部をゼラチン質の触手塊にヘンゲさせ、人体には不可能な靭やかさと強靭さを持った強化筋肉のように用いる。触手塊は非常に再生力が高く、切断されたとしても増殖するゼラチン質がすぐに欠損を埋めてしまう。

やや浮世離れした様子の彼は最近の世俗に疎いが、重度の薬物中毒者であり、常に新しいドラッグを探している。彼の周囲に漂うソルティーな香りのピンク色の煙は、自ら調合した強烈な合成麻薬によるものだ。

AoSセッティングにおいては、大抵の場合はヨージンボとしてシックスゲイツの護衛に配置されている。ソウカイヤが窮地に陥ったとしても離反することはないが、壊滅した場合でもアマクダリには合流しない(フリーランスに戻り、セクトの依頼は受けない)。
 一方で、アルゴスによる再定義計画が実行に移されると、彼は反アマクダリ派に加担する。

「GRGRGR……」///「沈む、沈む。いつかは皆、自分を見失う。せいぜい迷子にならないようにしよう。当面は」」///「イヒヒヒヒヒ……任せろ。俺はヨージンボだからな」

◆サイケデリックメデューサ(種別:ニンジャ)	
カラテ    7     体力   9
ニューロン  5    精神力  6
ワザマエ   9     脚力   5/N
ジツ     3    万札   -
近接D:8、精密D:10、射撃D:11、回避D:9(10)
◆装備や特記事項
 装備  :『*タクティカルニンジャスーツ+1*』、『パーソナルメンポ』
      『テック・ガントレット&レガース』、『湾岸警備隊制式グレネードベルト』
      『*業物のカタナx2*』、『バクチク・グレネードx1』
 消耗品 :
 スキル :『●連続攻撃2』、『●連射2』、『◉◉タツジン:イアイドー』
      『☆ヘンゲヨーカイ・ジツLv3』、『☆ケムリ・ジツ(ステルス・ジツLv1)』
      『☆◉ヘンゲ時武器銃器習熟』、『☆◉弾き飛ばし』

『"ネオン・ダイブ"x2』:
 サイケデリックメデューサが手ずから調合した合成麻薬。極彩色の煙を生成する。
 【精神力】1回復、瞬時使い切り、副作用(崩れ状態)

『●曖昧な境界線』:
 このニンジャは常時接種する麻薬により深刻な幻覚症状を患っている。
 『崩れ状態』とみなされるとき、『環境効果』『幻覚』種別の効果の対象とならない。
◆所持する可能性のある知識/交渉系スキルとユウジョウ判定のヒント

「道に迷ったら、俺を標に追ってこい。溺れないうちにな、ウッフッフ」

最重視するパラメータ:【カラテ】と【ワザマエ】の平均値(端数切り上げ)
知識スキル:ソウカイヤ、ストリートの流儀、ヤクザの流儀、ドラッグ、犯罪、水路港湾エリア
交渉スキル:威圧、超然


テンソル/Tensor

PCとしては【トワイライト・ニンジャズ】などに登場。
対アマクダリ任務の片や、ニンジャ被検体に非人道実験を繰り返していた。

外見特徴:頭の天辺からつま先までを覆う、蛇腹めいたニンジャスーツのうえから、19世紀風のビジネススーツとインバネスコートを着ている。エイリアンか何かが張り付いている、あるいは顔面を掴んだ巨大な手が切り落とされたかのような、有機的な特徴のメンポを着用する。

戦闘スタイル:オファリング・ジツによる身体強化を伴う、素手の近接格闘。ステッキを用いることもある。

サバト・ニンジャクランのソウル憑依者。スキットルのような携行用カートリッジに詰めた供物を持ち歩いており、トリガー機構でそれらを概念的に殺し直すことで限定的なオファリング・ジツの力を得る。

相手が敵か味方か、ニンジャかモータルかも問わず、常に丁寧で紳士的に振る舞うが、他者を苦しめたり犠牲にすることには何の抵抗もないなど、著しい共感性の欠如がみられる。そして大抵の場合、そこには悪意がない。

彼はニンジャの謎を解き明かすことを目標に、独自のラボで人体実験に励んでおり、その対象には自身も含まれる。彼が操る毒手も、別のニンジャ被検体から移植したニンジャ細胞との適合による成果のひとつだ。
 "謎の解明に貢献できることは素晴らしく、当然、犠牲となった者たちもそう感じているはずだ……。"

AoSセッティングでは、アマクダリ・セクトに所属している可能性もある。またソウカイヤが消滅ないし弱体化している場合は、中立勢力として自らのラボを独立させ、いくつかの組織とパテント契約を結んでいる可能性もある。

「さぁ、ニンジャは素早いですよ!」//「素晴らしい。貴方から想いの力を感じます」

◆テンソル(種別:ニンジャ)
カラテ     6   体力     7
ニューロン   5   精神力    6
ワザマエ    6   脚力     3/N
ジツ      1   万札     -
近接D:7(10)、射撃D:7、発動D:7、回避D:6(9)
◇装備や特記事項
 装備   :『ブードゥー』、『ニンジャステッキ(カタナ)』
 サイバネ :『▲▲戦闘用バイオサイバネLv1』、『△コブラアーム』
 スキル  :『◉トライアングル・リープ』、『◉ニューロンブースト』、『◉滅多斬り』
 ジツ   :『☆レッサー・オファリング・ジツ(ヘンゲヨーカイ・ジツ)Lv1』
       『☆◉ヘンゲ時武器銃器習熟』

『◉◉カラテ・エクトプラズム吸収 / オファリング・カートリッジ作成』:
 このニンジャは犠牲者のカラテ粒子をアーティファクトで回収し、ジツの発動に再利用する。
 『●ニンジャソウルの闇』と『●邪悪なサディスト』を所持しているものとみなされる。

『●移植ニンジャ細胞』:
 このニンジャは独自研究の成果として、自身の肉体を他のニンジャの細胞で改造することができる。
 埋め込み数に関わらず『バイオニンジャ化』が発生せず、バイオサイバネを対象とした効果を無視する。
◆所持する可能性のある知識/交渉系スキルとユウジョウ判定のヒント

「貴方のことがもっと知りたくなってきました。さぁ、こちらへ」

最重視するパラメータ:【ジツ】x1(グレーター級はさらに+1、アーチ級はさらに+2)
知識スキル:ソウカイヤ、アマクダリ、バイオ系メガコーポ、ドラッグ、古代ニンジャ文明
交渉スキル:超然、理路整然、誘惑


ライオンドルフィン/Lion Dolphin

PCとしては【行き先はジゴクですよ】リプレイに登場。
タクシー運転手に変装したニンジャスレイヤーに奇襲を受けるも、それを退けた。

外見特徴:ライオンとイルカが衝突してそのまま天文学的な確率で融合を起こしたかのような恐ろしい外見をしている。四足歩行であり、四肢はすべてがサイバネティクスとなっている。二足歩行で直立もできる。四足歩行の生物としても明らかに関節の数が多く、人間では難しいような動きも難なくこなす。

戦闘スタイル:最小限のカラテ接触で最大限の傷を負わせる、円を描くようなムーブメントの切断暗殺カラテ。ツムザキ・カラテの使い手。

どこから連れてきたのか、誰が連れてきたのか、いつの間にソウカイ・シンジケートに所属していたのか、すべてが謎に包まれている謎のニンジャアニマル。"ライオンめいたドルフィン"や"ドルフィンめいたメキシコライオン"と翻訳による表記ゆれが激しく、一体何のニンジャアニマルなのかは不明。

知性は非常に高く流暢に人の言葉を話すが、INWの鑑定の結果、憑依ソウルは名もなきレッサーソウルであることが判明している。ニンジャスレイヤーは何かを掴んでいたようだが……。

謎めいたアーツ、ツムザキ・カラテのタツジンであり、2対1であれば(かつクローンヤクザ部隊を引き連れていれば)ニンジャスレイヤーにも競り勝つことができる。ラオモトの覚えもめでたい中堅の実力者である。

AoSセッティングにおいては、どの三大ニンジャ組織にも所属している可能性がある。彼にとって重要なのは、自らの実力を認め、それ相当にマネーと地位が与えられるかどうかだけだからだ。
 しかし、いずれの場合であっても、どこから連れてきたのか、誰が連れてきたのか、いつの間に組織に所属していたのかは誰も知ることはない。

「我がツムザキ・カラテで薄切りになるが良いわ!」///「ほざけ。増上慢もそこまでだ」///「シェイハーッ!」

◆ライオンドルフィン(種別:ニンジャ)	
カラテ    6     体力   6
ニューロン  5    精神力  5
ワザマエ   6     脚力   5/N
ジツ     0    万札   -
近接D:6、射撃D:6、回避D:7
◆装備や特記事項
 サイバネ:『▶ヒキャクLv1』
 スキル :『◉トライアングル・リープ』、『◉常人の三倍の脚力』

『◉タツジン:ツムザキ・カラテ』:
 素手による『近接攻撃』の出目【6】成功時に『痛打+1』を得る。
 
 『●戦闘スタイル:高速回転斬撃』:攻撃集中時、精神力1+回避ダイス2個を消費して発動。
  片足立ちでコマめいて高速回転することにより、恐るべきカラテ斬撃嵐を生み出す。

  『●連続攻撃+1』かつ『不覚状態』となる。ターゲット敵1体固定。
  さらに、次の手番開始フェイズまで射撃に対する『ダメージ軽減1』を獲得する。

『◉ヒサツ・ワザ:デスペラード・オブ・オーボン』:精神力1+回避ダイス2個を消費して発動。
 『連続側転』による移動後、素手の『近接攻撃』に出目【5,6,4】を含み成功した場合に使用可。 
 この近接攻撃は『痛打+2D3』(回避:UH)を、また付属効果として『弾き飛ばし』を与える。
◆所持する可能性のある知識/交渉系スキルとユウジョウ判定のヒント

「ほう。新人の割には気が利くではないか」

最重視するパラメータ:【カラテ】-【ジツ】(ジツ持ちは胡乱なソウルに頼った増上慢とみなす)
知識スキル:ソウカイヤ、アマクダリ、ザイバツ、水路港湾エリア、山岳エリア、危険生物、貴族の流儀
交渉スキル:煽り、鼓舞


ロックジョー/Lockjaw

PCとしては【恐怖の事務所(オフィス・オブ・テラー)】リプレイなどに登場。
好き放題に暴れまわり、味方を恐怖のどん底に突き落とした。

外見特徴:羽織りをローニンめいて無造作に着崩し、(ハンニバルめいた)拘束具風のメンポを着用している。髪は極端なアシンメトリ状に刈り上げられている。左右の虹彩の形状が異なるが、いずれもヤギやタコを想起させる。

戦闘スタイル:小振りのサイと、へし折れた真っ赤なカタナによる二刀流。スリケンの代わりにカミソリ刃を紙吹雪めいて用いる。

小振りのサイを帯刀するニンジャ。 微細な傷から細菌感染させ、相手に強烈な筋痙攣を発症させる破傷風めいたドク・ジツを用いる。冷徹なプロのヒットマンのように振る舞っていたかと思うと、何の前触れもなく下衆なチンピラのように奇声をあげて暴れまわり、急に冷静になるなど、行動に一貫性がない。

ロックジョーは基本的にソウカイヤへ与しない格下のニンジャをターゲットに、精神的に追い詰めるような回りくどい手口を使って"スカウト"を行っている。その過程では、無関係なイクサ場に乱入してコラテラル・ダメージを拡大させた挙げ句、嵐のように去ってゆくことから仲間内にも忌避されている。

AoSセッティングにおいて、ソウカイヤが消滅ないし弱体化している場合、組織の管理下から逸脱して、ストリートで自由に暴れまわっている(あるいは狡猾に潜伏している)可能性がある。

「私は常に完璧に仕事をこなす」 // 「君が必要だ、プレッシャーに耐えろ」  //  「ヒャッホー!イエーイ!」

◆ロックジョー(種別:ニンジャ)	
カラテ    6     体力   6
ニューロン  5    精神力  5
ワザマエ   6     脚力   4/E
ジツ     4    万札   -
近接D:8、射撃D:6、発動:9、回避D:7
◆装備や特記事項
 装備  :『*業物のサイx2(カタナx2)*』
 サイバネ:『▶テッコLv1』、『▶生体LAN端子Lv1』
 スキル :『◉常人の三倍の脚力』、『◉狂気:発狂マニアック』
 ジツ  :『猛毒カミソリ吹雪(☆ポイズンブレス・ジツ)』
      『★ドク・エンハンスメント』、『★◉ドクボム・ジツ』、『★◉遅効毒』
◆所持する可能性のある知識/交渉系スキルとユウジョウ判定のヒント

「君を今から殺す」

最重視するパラメータ:最も低い能力値(カラテ・ニューロン・ワザマエ・ジツのいずれか)
知識スキル:犯罪、セキュリティ、カチグミエリア
交渉スキル:共感、欺き、理路整然

※親密度が最大に達すると即座に敵対関係となり、ランダムなタイミングで襲撃を受けるようになる。


アマクダリ系

アマクダリ・セクトに所属するニンジャが収録されている。一部のニンジャはトリロジー2~3部のように、ソウカイ・シンジケートが崩壊したことを前提にセクトの所属として設定されている。そのため、通常のAoSセッティングではソウカイヤに所属している可能性のあるニンジャもここには含まれる。

オルガノンシャッター/Organon Shatter

PCとしてはトリロジー3部CPシリーズに登場。
チバ派のニンジャとして、カスミガセキ・ジグラット攻略戦などに参加した。

外見特徴:組木細工めいたスリットを伴う、重サイバネによる暗いサイバー・サムライボディを持つ。LEDの代わりに、体の節々から青白い稲妻が漏れ出している。

戦闘スタイル:体を部分的に分解・射出するロングレンジの高速電磁イアイドや、身体を50%ずつに分離するサイバネ・ブンシン・ジツといった、テックとジツを組み合わせた繊細なワザを操る。

元ソウカイヤのサンシタニンジャ。極度の重サイバネ改造により、全身を電磁力で繋がる102のパーツに分解することができる。ハイテクなサイバー・サムライといった風体だが、その言動や思考パターンは典型的なテッポダマヤクザそのものである。

イアイドーのワザマエやその素早さに自信を持っており、同じイアイドー使いや格上のタツジンと相対すると、実力を誇示するため、真正面からワザ比べを挑みたがる。

トリロジーの世界であれば、彼はアガメムノンを敵視するチバ派のニンジャとしてアマクダリ・セクトに所属している。だが、アマクダリとソウカイヤが同時に存在するAoSセッティングであれば、依然としてソウカイヤに所属している。

「ヒャハハ!おせぇおせぇ遅すぎる!」 /// 「ここで終わらせてやるよ!そのカラテェ!俺がァ!」

◆オルガノンシャッター(種別:ニンジャ)	
カラテ    1      体力   12
ニューロン  7     精神力  12
ワザマエ   11     脚力   3/N
ジツ     5     万札   -
近接D:2(4)、精密D:12(14)、射撃D:11(13)、発動:12、回避D:12
◆装備や特記事項
 装備  :『*サイバー甲冑ボディ*(*伝統的フルプレートアーマー一式+1*)』
      『*業物のカタナ*』

 スキル :『●連射2』、『●時間差』、『●マルチターゲット』
      『◉◉タツジン:イアイドー』、『◉ヒサツ・ワザ:ムーンシャドウ』
      『◉◉グレーター級ソウルの力』、『◉空中制動』、『◉防具習熟』、
      『☆◉ライデンの系譜』、『☆カラテ・ミサイル』、『★チュー・ノリ』
      『★★カラテ・エンハンスメント』

※このニンジャは重装の防具をサイバネティクスとして読み替えている。
 稲妻のジツにより脆弱性を克服し、放出する電磁波によりハッキングを阻害する。
◆所持する可能性のある知識/交渉系スキルとユウジョウ判定のヒント

「オイ、あんまナメたクチ利くなよ?俺はお前より強ェ。なんなら試してみるか?」

最重視するパラメータ:【ワザマエ】
知識スキル:ヤクザの流儀、サイバネティックス、テックガジェット
交渉スキル:駆け引き


サルコファガス/Sarcophagus

PCとしてはトリロジー3部CPシリーズに登場。
セクトによるニチョーム襲撃やカナリー・ヴィル防衛戦などに参戦した。

外見特徴:マスコットキャラクターのような、カンオケめいた白い寸胴の重装サイバネフレームに全身を包んでおり、動きはぎこちない。拳が地面につくほど、アンバランスに巨大な腕を持つ。

目のように見える赤いレンズ部品(これはレーザー照射装置だ)が2つ胴体に備わっている。

戦闘スタイル:極めて単調な体当たりやピストンアームパンチを繰り出す。あらゆる攻撃を真正面から(為す術もなく)受け止め、大出力のレーザー照射で反撃する。

カンオケめいた寸胴の重装サイバネフレームに全身を包むニンジャ。カラテのワザマエは低い。戦車の数倍の厚さを誇る装甲ボディの内側に試作型カラテエンジンを内蔵しており、単純な接触からカラテ粒子を動力源として吸収してしまう。

その正体はスターリングラード攻防戦で用いられた、旧世紀のロストテクノロジーによる戦闘兵器にニンジャソウルが憑依したものである。装甲の内側にはカラテエンジンとして、永久凍土から発掘された冬眠中のリアルニンジャのミイラが封じられており、不完全な2つのニンジャソウル間でカラテの循環が行われることで、謎めいたレーザー技術は動力を失うことがない。

この危険な兵器は、アマクダリ・セクトのメフィストフェレスによって電子戦争後に回収され、ネオサイタマへともたらされた。これはAoSセッティングにおいても同様であり、どこであろうと反アマクダリ勢力の元へ空爆めいて投下される形で登場する可能性がある。

『Я вижу.』 // 『Давайте дружить !』

サルコファガスは常にロシア語の音声アナウンスを発している。
日本語を理解できているのかどうかは分からない。
◆サルコファガス(種別:ニンジャ)
カラテ     2   体力     8
ニューロン   6   精神力    14
ワザマエ    10  脚力     6/N
ジツ      6   万札     -
近接D:3(5)、精密D:11(13)、射撃D:11(15)、発動D:13、回避D:10
◇装備や特記事項
 防具   :『サイバー・カンオケフレーム(緊急回避D+3、精神力+2)』
 サイバネ :『▲▲戦闘用バイオトルソーLv1』、『△ニンジャ肉消化器官』
 スキル  :『●連射2』、『◉頑強なる肉体』、『◉◉グレーター級ソウルの力』
       『◉◉タツジン:コッポドー』、『◉ニンジャソウルの闇』、『◉邪悪なサディスト』
       『★◉走り抜ける刃』
 ジツ   :『☆ムテキ・アティチュード』、『★グレーター・ムテキ』
       『★★デッドリー・ムテキ・ウェポン』、『★★エネルギー・スリケン』
◆所持する可能性のある知識/交渉系スキルとユウジョウ判定のヒント

「Домо. Я Саркофаг. Давайте дружить!」

最重視するパラメータ:なし(ユウジョウ判定は不可。常に親密度2とみなす)
知識スキル:なし
交渉スキル:なし


ポイズンウルフ/Poison Wolf

PCとしてはトリロジー3部CPシリーズに登場。
クロームドルフィン捕獲作戦などに参加。
ジツの全力を出す前に、現れたニンジャスレイヤーによって即死させられた。

外見特徴:オナタカミ社の試作品である、最新鋭のニンジャ専用外骨格装束で全身を封じている。装束には着用者の意志で自在に操作できる、プラズマ・クナイ付きの尻尾が生えている。フルヘルムメンポからは2本の垂直角が伸び、肉食獣めいた金属の牙を持つ。

戦闘スタイル:文字通り爆発的な瞬発力と怪物めいたカラテで敵を引き裂く。強敵に対しては強酸性の生体毒を鉤爪から分泌して用いる。

アマクダリ・アクシスに所属する精鋭ニンジャ。ソウル憑依の影響で体液のすべてが強酸性の猛毒と化している。恐るべきクリーチャーにヘンゲする強力なジツを有しているが、生体毒を常に垂れ流し、敵味方共に予想外の被害を与えてしまうという欠点を併せ持つ。

彼女が装着する外骨格装束は、ジツによりパンプアップする肉体と生成される生体毒を封じ込める拘束具であると同時に、カラテ密度の向上と超カラテ伝導性により、制限されるジツの力を補うためのものだ。

ジツを発動すると骨格構造が変化し、それに伴って外骨格装束もわずかに変形するが、元々怪物めいたデザインのためそれほど外見上の変化は起こらない。一方、四足歩行で走るなど、構造変化に伴う動作パターンの変化は見られる。

AoSセッティングにおいては、スターゲイザーの傘下でアクシスの一員として活動している可能性が高い。実力は折り紙付きだが、メンターやリーダーという才覚はないため、単独の暴力装置として運用されることもあるだろう。

「テック、カラテ、そしてジツ。それが私だ」///「スーツはあまり長く保たない。最短でケリをつける……!」

◆ポイズンウルフ(種別:ニンジャ)
カラテ     8   体力     8
ニューロン   1   精神力    9
ワザマエ    4   脚力     4/N
ジツ      6   万札     -
近接D:8(13)、射撃D:4(2)、発動D:7、回避D:8(10)
◇装備や特記事項
 防具   :『オナタカミ製試作強化外骨格(緊急回避D+2、精神力+1)』
 スキル  :『●連続攻撃2』、『◉◉グレーター級ソウルの力』、『◉忠誠心:アマクダリ』
 ジツ   :『☆ヘンゲヨーカイ・ジツ』、『★肉体切断』
       『★★グレーター・ヘンゲヨーカイ・ジツ』、『★★生体毒分泌』

『●拘束開放』:
 このニンジャは最後の切り札として、装束を解放し、自滅覚悟でジツを全力行使する。
 【体力】4以下のとき『拘束開放』を宣言できる。このとき、戦闘終了時まで次の効果を得る。
 ・回避不可となる / コストなしで『ドクボム・ジツ』を使用できる(ただし味方を巻き込む)。
 ・近接攻撃時、対象に隣接する敵味方全員が毒飛沫による『毒属性ダメージ1』を受ける(回避:EASY)
◆所持する可能性のある知識/交渉系スキルとユウジョウ判定のヒント

「アクシス最強の一角として、キミに実力を見せてやろう。特別に、だ」

最重視するパラメータ:【カラテ】または【ジツ】x2
知識スキル:アマクダリ、重工系メガコーポ、テックガジェット、日本料理(高級嗜好品)
交渉スキル:威圧


メガコーポ系

ヨロシサンなど暗黒メガコーポに所属する企業ニンジャが収録されている。コーポが提携するニンジャ組織に出向する形で登場する可能性もある。

スキンウォーカー/Skinwalker

PCとしてはトリロジー1部CPシリーズ『ゆるいキャンペイグン』に登場。
サイバーツジギリなど傭兵任務で姿が見かけられた。

外見特徴:ウェットスーツのようなスリムフィット装束で全身を包む。大抵の場合、その上に肋骨を模した有機的なデザインを伴うチェストアーマーを装着し、ストリート系のワイドパンツやカーゴパンツを履いている(こうしたボトムスは返り討ちにしたチンピラから奪った、あるいは古着屋で個人的に買ったものだ)。

外見は変幻自在だが、通常時の外見年齢は10代後半。長い緑の黒髪、中性的な美貌、吸い込まれるような金色の瞳を持つ。

戦闘スタイル:超密度のバイオ筋肉のパワーに任せて暴れまわる。他人の戦闘スタイルを模倣して再現することもできる。

ヨロシ・バイオサイバネティカ社謹製の見目麗しき純正バイオニンジャ。 スリムフィット装束の内側で体組織を溶かし、体格から人相まで姿形を自在に再構築する能力を持つ。 究極の密偵となることを期待されていたが、知性や記憶能力が低すぎたため使い物にならず、実質ストリートへ放牧状態となっている。

恐ろしい出自と設計思想にも関わらず、当人は牧歌的な性格をしている。ヨロシサンの命で暴れている場合を除けば、すべてが物珍しいネオサイタマを呑気に歩き回っていることが多い。

AoSセッティングにおいては、ヨロシサンや提携するニンジャ組織の任務に随伴していることがある。しかし、厳格に行動を制限されているわけではないため、明確な利敵行為にならなければ、ストリートの比較的善良な適当なニンジャとつるんでいるところも目撃されることになるだろう。

「アー、わたしはだいたいアイキドー500段ぐらいっスかねッ……!」

◆スキンウォーカー(種別:ニンジャ/バイオニンジャ)
カラテ     12   体力     14
ニューロン   5    精神力    4
ワザマエ    7    脚力     6/N
ジツ      1    万札     -
近接D:12、射撃D:7、発動D:6、回避D:12
◇装備や特記事項
 防具   :『スリムフィット装束(効果なし)』
 サイバネ :『▲▲▲▲▲▲▲▲戦闘用バイオサイバネLV4』、『△おそるべき美貌』
       『△△△タツジン・ヒューマノイドアーム』
 スキル  :『●連続攻撃2』、『●連射2』、『●脆弱性:火炎(精神力1)』
       『◉◉タツジン:アイキドー』、『◉◉忠誠心:ヨロシサン』、『◉バイオニンジャ化』
       『☆ムテキ・アティチュード』

 『●ミメーシス』:
  このニンジャはバイオニンジャ設計により、人間の体組織や動作を極めて精巧に模倣できる。
  ・声や外見などを全く別人のものに変化させることができ、関連した交渉難易度を-1する。
  ・戦闘時を除き、味方キャラが持つタツジンスキルを1つ選び、自身のスキルを置き換えても良い。
◆所持する可能性のある知識/交渉系スキルとユウジョウ判定のヒント

「す、すごいっス!これが"ハクシキ"ってやつですね……?!」

最重視するパラメータ:知識スキルの数
知識スキル:独立小組織、マッサージ、ストリートの流儀
交渉スキル:共感


フリーランス系

どの組織にも所属していない、フリーランスの傭兵系ニンジャが収録されている。一部のニンジャは特定の組織と提携していたり、あるいは特定の組織の依頼を中心に請け負っていたりといった、関係性が明記されている。

アラスカデストラクター/Alaska Destructor

PCとしては【マグロ団】CPシリーズ・リプレイに登場。
牧歌的なマルチバース・ネオサイタマ(推定:忍偵ヌンチャック時空)において、ひたすら走らされていた。

外見特徴:和柄を伴う白いカンフーニンジャ装束を着ている。両腕には、朱い漆塗りの重厚なガントレットを填めている。金の装飾があしらわれた、工芸品めいた白磁器のメンポを愛用する(これはフルメンポとハーフメンポの2種類がある)。

ブロンドのショートヘア、碧眼といった、コーカソイド系の特徴を持つ。

戦闘スタイル:意図的に腕を一切使わない、テコンドーめいた足技で戦う。
ツーステップで間合いを詰める前足踵落としロンノ二段連続回し蹴りヨンソクトラチャギなど隙が少ないワザを主体とする。

料理裁縫を筆頭に家事全般を得意とする恐るべきニンジャ。本来はソウルに由来する拳術や掌底が主体の殺人カンフー・カラテの使い手だが、己に縛りを課し、テコンドーめいた足技のみで構成された独特なカラテを振るう。両腕の重厚なガントレットは、頑丈な防具でもあり、"腕は武器ではない"と戒めるための拘束具でもある。両脚はフル・サイバネ。逃げ足も速い。

UCAの北端、アラスカ州の僻地に出自を持つ。モータルとしての名前すら持たず、厳しい寒さの中を姉妹でサヴァイヴしていたが、過酷化する環境に追い詰められ、ネオサイタマへと密入国するに至った。ニンジャソウルが憑依したのも、密輸業者が運搬する巨大殺人マグロの腹に潜んで海を渡っている最中であると思われる。

幼少期に凍傷で両脚を失っており、ネオサイタマを訪れて取り戻すことになったサイバネの"脚"には感銘を受け、大事に扱っている。その入れ込み具合は、開発メーカーの株権を買うほどだ。

AoSセッティングにおいて、彼女は単に極めて身軽で素早く仕事をこなすスピードスターの傭兵として知られている。無慈悲な暗黒ビズは請け負わず、主に重要物品の護送やレリック/旧世紀遺跡の捜索、料理などのビズにおいて姿を見かけることになる。

「私はアラスカデストラクター……総べてをはかいするニンジャ……」///「舐められたものだ……私は、バーチチュアン八極拳を修めている」///「……なし崩し的に連れ出されてしまった。この混沌空間に」

◆アラスカデストラクター(種別:ニンジャ)
カラテ     8    体力     8
ニューロン   5    精神力    5
ワザマエ    4    脚力     7/E
ジツ      1    万札     -
近接D:9、ランスD:8、射撃D:4、発動D:6、回避D:10
◇装備や特記事項
 防具   :『カンフーニンジャ装束(効果なし)』
 サイバネ :『▶︎▶︎ヒキャクLV2』、『▶︎生体LAN端子』、『▷ブースターカラテ・ユニット』
 スキル  :『●連続攻撃2』、『◉常人の三倍の脚力』、『◉ランスキック』
       『◉疾駆』、『◉トラップ処理技術』
 ジツ   :『★ヒカリの威光』※☆級のジツは習得していない。

『●弱点:止まると死ぬ』:
 このニンジャは毎ターン必ず、1マス以上移動しなくてはならない。
 拘束などで敵に足留めを受け、移動ができない場合、即座に『精神力ダメージ1』を受けてしまう。

『●マインダー』:
 このニンジャは長年の経験から料理裁縫洗濯掃除など、あらゆる家事をプロ級にこなす。
 関連した判定の難易度をすべて-2して判定できる。
◆所持する可能性のある知識/交渉系スキルとユウジョウ判定のヒント

「頼むから、それ以上床を汚さないで……」

最重視するパラメータ:【ワザマエ】
知識スキル:ソウカイヤ、ストリートの流儀、水路港湾エリア、古代ニンジャ文明、調理術
交渉スキル:駆け引き、共感


キルグレイス/Kill Grace

PCとしては【ファントム・ウォーフェア】CPシリーズに登場。
雇われ傭兵として、暗黒メガコーポ間の戦争に参戦した。

外見特徴:外見年齢は40代後半。ラフな服装にハンチング帽を被っている。メンポは着用していない。両腕がマッシブなサイバネに置換されており、特殊なワザに最適化された結果、親指の関節が1つずつ多い。

戦闘スタイル:タイドーと剣術を強引に融合させた我流殺戮ケンドーを修めており、「ウケテコロス」、「ツカムコロス」など掴みを起点とした荒々しく危険なワザを用いる。

かつては重工系メガコーポに所属していたこともある、主に暗黒メガコーポの後ろ暗い仕事を請け負っている傭兵ニンジャ。電子戦争従軍の経験がある。そのやり口は極めて過激であり、暗殺ターゲット1人を始末するために本社ビルを丸ごと爆破したり、致死量の神経毒ガスを地下に流し込んだりと、(少なくとも体裁上)タブー視されるような手段も平然と用いる。

イクサ、あるいは殺しそのものに愉しみを感じている危険人物であり、"ミッション"を達成するためであれば、自身の命でさえも軽んじる。一方で、その確実性の高いやり口と派手なメッセージ性は各種暗黒メガコーポにとって都合の良いものでもあり、敵対者への警告やジャイアント・キリングを狙うコーポからの依頼が絶えない理由でもある。

彼とチームを組んだ者は、一見して友好的で平凡な彼の人柄に騙されるが、彼のやり口や誘導にずるずると引きずり込まれると、気がつけば半ば自殺めいたスリル溢れる状況から逃れられなくなってしまっている。

「やァ、私はキルグレイスだ。ヨロシクネ」///「じゃァ、次はどうやって殺すのが良いかな。また戦車で殴り潰してあげようか」

◆キルグレイス(種別:ニンジャ)
カラテ     7     体力     10
ニューロン   8     精神力    7
ワザマエ    1     脚力     4/N
ジツ      0     万札     -
近接D:9、射撃D:2、回避D:10
◇装備や特記事項
 防具   :『近代的タクティカルニンジャ装束一式』
 サイバネ :『▶生体LAN端子Lv1』、『▶▶テッコLv2』、『▷▷内蔵型チェーンブレード』
 スキル  :『●連続攻撃2』、『●マルチターゲット』、『●時間差』
       『◉kill-9』、『◉狂気:イクサ狂い』

『●スイッチ』:
 このニンジャは常にろくでもない奥の手を隠し持っている。大抵の場合、それは大被害をもたらす。
 爆発四散する状況に陥ったとき、"スイッチ"を押し、マップ上の全員に1ダメージ(回避UH)を与える。
 このダメージを『ニンジャ耐久力の発露』で吸収でき、かつ敵の1人でもこのダメージを受けていた場合、
 彼は爆発四散せず、即座にマップから逃げ果せてしまう。
◆所持する可能性のある知識/交渉系スキルとユウジョウ判定のヒント

「君も私と"楽しい"こと、しに行かないかい?後悔はさせないよ」

最重視するパラメータ:【ニューロン】
知識スキル:重工系メガコーポ、サイバネティクス、電子ウィルス、旧世紀地下道網
交渉スキル:欺き、誘惑、駆け引き


ナイフダウン/Knife Dawn

PCとしてはトリロジー1部CPシリーズ『ゆるいキャンペイグン』などに登場。
用心棒や高級パーティ会場を舞台とする任務で姿が見かけられた。

外見特徴:ハイ・ブランドの暗いゴシックドレスを着ている。メンポはフル・オーダーメイド品であり、アール・ヌーヴォー調の複雑なデザインが立体的に施されている。髪は黒い長髪で、大胆に前髪をかきあげたヘアスタイルをしている。余裕のある表情や振る舞いから、まるでカチグミの貴婦人のように見える。

戦闘スタイル:自身は殆ど動かず、強力なキネシスによるスリケン弾幕により一方的に片を付けることを好む。

強力なキネシス・ジツでスリケンを操るニンジャ。 その出力は非常に高く、精確であり、微細なガラス破片や液体でさえも自在に捉えることができる。劣悪なスリケン生成効率を補助するため、予め生成した楔状スリケンをファッション・アクセサリを兼ねて全身に結わえ付けている。

かつては金銭欲やニンジャソウルの衝動を満たすため無慈悲なツジギリ行為に手を染めていたが、そのさなかに謎の凶ニンジャ、ロックジョーの理解不能な殺戮劇に立ち会ってしまう。混乱と恐怖に萎縮したことで彼女は殺人衝動を解消し、フリーランスとして再出発を果たすことになる。

高級嗜好品には目がなく、特にフルボディのワインを好む。それはイクサのさなかであろうと変わらない。

AoSセッティングにおいて、彼女はかなり財政的に安定しており、請け負う仕事をかなり選り好みする。具体的には、歩き回る仕事/自然に赴く仕事/ヤクザらしい泥臭い仕事を受けることがない。逆にそれ以外であれば、例え邪悪な内容であろうと、支払い次第でどの勢力とも仕事をする。

「あらまあ、嫌だわ。下品で。ドーモ、ナイフダウンです」///「……ねぇ、アナタ先に行ってよ。頑丈そうだし」

◆ナイフダウン(種別:ニンジャ)
カラテ     5     体力     6
ニューロン   7     精神力    14
ワザマエ    12    脚力     6/N
ジツ      6     万札     -
近接D:5(7)、射撃D:14(16)、発動D:13、回避D:12
◇装備や特記事項
 防具   :『スリケン・ドレス(伝統的礼装)』、『**パーソナルメンポ+2**』
       『テック・ガントレット&レガース』、『クナイベルト/スリケンポーチ』
 スキル  :『●連射2』、『●マルチターゲット』、『●時間差』
       『◉◉グレーター級ソウルの力』、『◉スリケン乱射』、『◉スリケン痛打』
       『☆◉カラテミサイル触媒』、『☆◉カラテ粒子収束』
 ジツ   :『☆カラテ・ミサイル』、『★ラピッド・カラテミサイル』、『★キネシス迎撃』
       『★カラテ・バリア』、『★★カラテ・エンハンスメント』

 『●テイスティング』:
  このニンジャは何時如何なるときも、カチグミの余裕ある振る舞いと娯楽を忘れない。
  シナリオ中2回まで、手番開始時に瞬時行動として酒を飲み【精神力】2を回復することができる。
  ただし、1回目の使用時には『崩れ状態』に、2回目の使用時には『不覚状態』になってしまう。
◆所持する可能性のある知識/交渉系スキルとユウジョウ判定のヒント

「貴方は……もう少し外見を磨いても良いんじゃない?」

最重視するパラメータ:【ジツ】x1
知識スキル:高級嗜好品、酒類、ファッション、ヴィークル、現代的アート、水路港湾エリア
交渉スキル:誘惑、理路整然


フロリダコンストラクター/Florida Constructor

PCとしてはソロ・リプレイの【フロリディアン・ナイトメア】などに登場。
ニンジャスレイヤーの執拗な追撃に怯えながら、辛うじてダンジョンの調査を終えた。

外見特徴:銀の装飾を伴う暗いローブと甲冑を組み合わせたような装束を着ている。ガントレットも含め、甲冑パーツは硬質アルマイト加工が施された暗銀色。複数のスリットが設けられた、複層構造の鋼鉄フルメンポを着用する。

ブロンドのロングヘア、碧眼といった、コーカソイド系の特徴を持つ。

戦闘スタイル:荒削りだがパワフルな蹴り技を主軸に、精神を錯乱させる特殊なヒカリ・ジツを絡めて戦う。足技のみで軽々と敵の攻勢を捌き切る防御術に自信を持つ。

アラスカ州に出自を持つ、冷徹なニンジャ・アサシンとして知られるフリーランスの傭兵ニンジャ。邪悪なニンジャソウルの衝動に悩まされながら、旧世紀遺跡からのアーティファクト回収や暗殺任務などといった、カネモチや暗黒メガコーポを依頼主とする高額の仕事を中心に請け負っている。アラスカデストラクターは双子の姉である。

傭兵として寡黙に振る舞っているが、動揺や感情が昂ぶると言葉数が増えるクセがある。特に自信を持つ足技の防御術を崩され、腕による防御を引きずり出された場合は尚更だ。

特殊なヒカリ・ジツの使い手でもあり、乱反射する可視光線さえもが、遅効性の毒めいて視覚情報や皮膚接触からニューロンを侵食する有害性を持つ。彼女が着用するメンポは視線を隠すと同時に、この特殊なヒカリ・ジツを反射増幅するためのものでもある。

AoSセッティングにおいて、フロリダコンストラクターは先述のように高額の依頼を中心に請け負っており、どのような組織の傭兵としても登場しうる。あるいはダンジョンを捜索するようなミッションにおいて、目的を同じくするライバルとして偶然鉢合わせる可能性もある。

「後ろを向いたまま戦うとでも言うのか!?バカめ!」///「いつまでも逃れ続けられると思うなよ……!」

◆フロリダコンストラクター(種別:ニンジャ)
カラテ     8    体力     11
ニューロン   4    精神力    6
ワザマエ    3    脚力     5/N
ジツ      4    万札     -
近接D:11、射撃D:5、発動D:10、回避D:10
◇装備や特記事項
 防具   :『パーソナルメンポ』、『ニンジャブレーサー』
 サイバネ :『▶︎ヒキャクLV1』、『▶︎クロームハートLv1』、『▷ブースターカラテ・ユニット』
 スキル  :『●連続攻撃2』、『◉◉ニンジャソウルの闇』、『☆◉操り人形』
 ジツ   :『☆ヒカリ・ジツ(カナシバリ・ジツ)Lv3』、『★コブラ・ゲン・ジツ』
◆所持する可能性のある知識/交渉系スキルとユウジョウ判定のヒント

「装束を汚してしまった……また姉さんに叱られる……」

最重視するパラメータ:【カラテ】
知識スキル:ソウカイヤ、アマクダリ、ストリートの流儀、古代ニンジャ文明、UCA
交渉スキル:威圧


ベアート/Beato

PCとしてはトリロジー1部CPシリーズ『ゆるいキャンペイグン』に登場。
複数回交戦した後、最終的にトコロザワ・ピラー1階でニンジャスレイヤーを迎え撃った。

外見特徴:中世風の全身装甲ニンジャ装束に、ミリタリー・モッズコートを羽織る。甲冑ヘルメットの下には、茶髪を短く刈り上げた地中海的な顔立ちが隠れている。

サイバネ化された胴体の心臓部には穴が空いており、破壊された心臓の代わりにカトンが燃える。

戦闘スタイル:様々なカトン・ウェポンを次々と使い分け、敵に間合いを読ませない。ジツを組み合わせたベーシックなカラテで戦う。

主にソウカイヤ系の仕事を請け負っているフリーランスの傭兵ニンジャ。イタリアにルーツを持つ。サイバネ胴体の孔を通じ、喪われた心臓からカトンを引き出し、武器として自在に行使する。

かつてニンジャスレイヤーと交戦した際に心臓を破壊されるも、卓越したニンジャ耐久力と謎めいたジツが、奇跡的に彼の生命を繋ぎ止めた。現在はカトンの炉が心臓の代わりに燃え盛っており、先述の強力なカトンを操る力も、これを発端として後天的に身に着けたものだ。

ベアートは仕事を固く最後まで遂行することにプライドを持つプロフェッショナルであり、相当に不利な状況でも仕事であればそう簡単には引き下がらない。故に、ソウカイヤなどの気概あるニンジャ構成員とは互いに良い関係性を築いている。

AoSセッティングにおいては、戦況に関わらずソウカイヤ勢力の仕事を主に請け負っており、殆どの場合アマクダリ・セクトと仕事をともにすることはない。ソウカイヤが消滅している場合、セクトに所属する(チバ派の)残党ニンジャからの呼びかけに答える可能性はある。

「ハ、一筋縄ではいかんなァ」///「さぁ次のラウンドだ!」///「プロ気取りの軟弱な連中と一緒にされては困る」

◆ベアート(種別:ニンジャ)
カラテ     15   体力     28
ニューロン   6    精神力    13
ワザマエ    8    脚力     7/H
ジツ      5    万札     -
近接D:16(18)、射撃D:8、発動D:11、回避D:15
◇装備や特記事項
 防具   :『伝統的フルヘルム/レッグプレートアーマー』、『ブードゥー』
 サイバネ :『▶︎クロームハートLV1』、『▷第二の心臓』、『▶テッコLv1』

 スキル  :『●連続攻撃3』、『●連射2』、『◉トライアングル・リープ』、『◉頑強なる肉体』
       『◉◉グレーター級ソウルの力』、『★◉異常巨体』、『◉憎悪:ニンジャスレイヤー』
       『★◉火炎武器制御』、『★◉ヒサツ・ワザ:カトン注ぎ込み』

 ジツ   :『☆カトン・ジツLv3』、『★カトン・ボール』、『★★カトン・ウェポン生成』

『●カカッテコイヨ』:
 このニンジャは強敵相手にも怯まない精神力とタフネスを併せ持つ。
 敵のヒサツ・ワザにダメージを受け、なお【体力】が1以上残った場合、『●挑発』スキルを得る。
◆所持する可能性のある知識/交渉系スキルとユウジョウ判定のヒント

「打たれ強くなりたい?なら、アンタは薄着すぎる。良いメーカーを教えてやるよ」

最重視するパラメータ:【体力】と【精神力】の平均値(端数切り上げ)
知識スキル:高級嗜好品、ヤクザの流儀、ストリートの流儀、重工系メガコーポ、退屈なジョーク
交渉スキル:共感


その他

ストリート系の野良ニンジャや、独立系小組織に所属するニンジャが収録されている。一部のニンジャは特定のニンジャ組織に合流する可能性もある。

アレロパシー/Allelopathy

PCとしてはトリロジー3部CPシリーズに登場。
ツケを払うためニチョームで雑用をこなしながら、アマクダリの侵略への対抗に協力した。

外見特徴:ゴス・パンクス風の大胆なファッション。厚底の鉄板入りブーツ。小柄。スプリットタン。全身にリアルタトゥーを施している。髪は短く整えられ、花弁めいて見えるよう、赤いインナーカラーとメッシュカラーが入っている。

いつも気怠げ、あるいは薄笑っているかのような表情でいる。

戦闘スタイル:ホロウバインド・ジツの使い手であり、亡霊を用いたネンリキで敵を荒々しく振り回し、ノロイにより力を奪う。接近戦では単純なケリ・キックを多用。

ニチョームに居着いた流れのニンジャ。亡霊を媒介するネンリキめいたホロウバインドのジツを操る。 あちこちの店で言葉巧みにタダ酒を喰らい、ある店では相当な額までのツケを積み重ねているが、全く悪びれる様子はない。

シ・ニンジャクランのソウル憑依者であり、偶然そこに流れ着いたかのように装っているが、実際にはシ・ニンジャのソウルを宿すヤモト・コキを追ってニチョームへと辿り着いている。今はまだソウルがもたらす本能的な衝動に従って、彼女の周囲で交流を深めているだけだが、いざ時が訪れるとヤモトの命を狙うことになるだろう。

ある程度穏便にコミュニケーションが取れるため誤解しがちだが、彼女は決して善良なニンジャではない。ニチョームというコミュニティに順応し、非好戦的に振る舞っているだけで、いざイクサとなれば無邪気に(そして執拗に)敵の命を奪ってゆく。

AoSセッティングにおいては、基本的にニチョームを拠点として活動している。先述の理由から、ヤモトが窮地に陥るようなシナリオでは増援として登場する可能性もある。またヤモトがソウカイ・シンジケートにスカウトされ、スパイダーリリィとなっている場合、彼女もまたソウカイヤに所属することになる。

「そうなんだぁ……本当にどうでもいいね」///「それって私に何か関係ある?」///「死ねッ!死ねッ!……ザマァ見ろ!」

◆アレロパシー(種別:ニンジャ)
カラテ     12    体力     13
ニューロン   5     精神力    11
ワザマエ    7     脚力     6/N
ジツ      5     万札     -
近接D:13(14)、射撃D:7(8)、発動D:10、回避D:15
◇装備や特記事項
 装備   :『パーソナルメンポ』、『伝統的ニンジャ装束』、『ニンジャブレーサー/レガース』
 スキル  :『●連続攻撃2』、『●連射2』、『◉◉グレーター級ソウルの力』
       『◉◉タツジン:ムチ・ドー』、『◉ヒサツ・ワザ:オロチ・ハバキリ』、『◉防具習熟』
 ジツ   :『★コリ・エンハンスメント』、『★◉コリ・エンハンスメント強化』
       『★★グレーター・コリ・ストーム』
       ※コリのジツをシのジツに読み替える。

『☆ホロウバインド・ジツLv3』:
 このニンジャは業物の『ムチ』を所持しているかのように、武器を切り替えて使用できる。
◆所持する可能性のある知識/交渉系スキルとユウジョウ判定のヒント

「そんな事も知らないの?じゃあ、1杯奢ってよ。教えてあげるから、さ」

最重視するパラメータ:【ジツ】x2(グレーター級未満のニンジャはダイスが-2される)
知識スキル:ファッション、ドラッグ、酒、古代ニンジャ文明
交渉スキル:欺き、煽り


イレイ/Elay

PC?としては【ハート・アンダー・ブレード】CPシリーズ・リプレイに登場。
サイケデリックメデューサのバディの改造ドロイドとしてニンジャを狩り殺した。

外見特徴:カチグミ・クラス向けの高級オイランドロイドをベースに、軍用の戦闘用サイバネで強化されている。オイランらしい赤い目弾きアイラインや白い肌は健在だが、結っていた長い髪はバッサリと切られ、相方のニンジャと同様のネオン・ピンクカラーのジャケットを羽織っている。

戦闘スタイル:違法戦闘用チップによるテックカラテ、内蔵型の銃器による射撃を使い分ける。またニンジャのインストラクションによるイアイドーも不完全ながら修める。

ソウカイ・シンジケートのニンジャ、サイケデリックメデューサによって違法改造されたオイランドロイド。軍用の戦闘プログラム、羞恥心プログラム、感情プログラムなどの実装に加え、学習型のチップが複数枚増設されているなど、戦闘用の最高級モデルにも引けを取らないカスタムが加えられている。

"「良いぞ!お前は自由だ。そうやって学習を積み重ね、成長できる……」"

オムラ・メディテック社による高度なカスタマイズに加え、ニンジャによるイアイドーのインストラクション、オヒガンとの繋がり深きアーチ級ニンジャとの交戦を経て、周囲も(そして本人も)気が付かないうちに自我を獲得するに至っている。名付けられた"異例イレイ"が意味する通り、後の「ウキヨ」の先駆けとして目覚めたのだ。

イレイの自我はメンターであるサイケデリックメデューサの「真に『自由』であるため、様々な心理的な障害から隔絶されていてはならない」という主張(と改造方針)に強く影響を受けており、一般的な高性能AIより情緒的に未発達で奔放なものとなっている。

AoSセッティングにおいても、イレイは常にサイケデリックメデューサと行動を共にしている。彼がヨージンボとしてシックスゲイツを身を挺して守ろうとするように、イレイも身を挺して彼を守ろうとする。

「私も強くなれますか?」///「このピンク野郎……」///「スゴーイ!実際スゴイです!」

◆イレイ(種別:戦闘兵器)
カラテ     2     体力     4
ニューロン   6     精神力    -
ワザマエ    4     脚力     2
ジツ      -     万札     -
近接D:2、精密D:4、射撃D:7、回避D:6(HARD)
◇装備や特記事項
 武器   :『ネオン・カタナ(標準近接武器)』
 スキル  :『●脆弱性:電磁ダメージ(1)』
 サイバネ :『▶︎▶︎生体LAN端子LV2』、『▷内蔵型アサルトライフル』、『▷高性能赤外線ターゲッター』
       『▷回避パターン解析プログラム』、『▷脚部内蔵型マイクロミサイルポッド』

『●異常改造』:
 このオイランドロイドには特殊なカスタムが施され、もはや戦闘用の兵器に変貌しつつある。
 ・基礎サイバネを未インストールでも拡張サイバネを埋め込むことができる。
  ・この枠は初期状態で6枠あり、基礎サイバネを埋め込むと増加する。
 ・基礎サイバネを埋め込み、カラテ/ワザマエ/ニューロンの各判定ダイスが増加する場合、
  判定ダイスの代わりに直接能力値が増加する。
◆所持する可能性のある知識/交渉系スキルとユウジョウ判定のヒント

「また、やりましょうね。ボトルネックカットチョップ大会」

最重視するパラメータ:【ワザマエ】-サイケデリックメデューサとの親密度Lv(嫉妬する)
知識スキル:ストリートの流儀、ヤクザの流儀、銃器、サイバネティクス、
      ファッション、現代的アート、オイランドロイド、マッサージ
交渉スキル:鼓舞、共感


ハヤニエスト/Hayaniest

PCとしてはトリロジー3部CPシリーズに登場。
複数Ver.のキャラクターシートだけが電子の海を漂った。

外見特徴:修道服を着た筋骨隆々の男。十字架の描かれた処刑人(あるいは罪人)めいたマスクと黄金の茨の冠をメンポとして着用する。後光のように、大量の矢を背負っている。

戦闘スタイル:複数の矢を束ねたハヤニエ・フレシェットによる、散弾めいた近接射撃。近づいた相手には弓と矢で殴りかかる。

各地で人助けとツジギリという相反する行為を繰り返す流浪の修行ニンジャ。十数本の矢を束ねた聖なるハヤニエ・フレシェットを扱う。 熱心なクリスチャンで、ニンジャソウルの憑依とハヤニエ衝動は神の試練と考えている。

彼は完全な悪人というわけではないが、自身が相反する善行と悪行の両方に手を染める矛盾存在であることを正確に認識できていないという問題を抱えている。邪悪なニンジャソウルの衝動により無辜の民の命を奪ってしまったとき、確かに自責の念に駆られ深く苦悩する。一方でその償いとして善行に取り組むことにより、彼はその行いと抱えている苦悩……そして犠牲者を一緒に『神の試練』としてある種正当化してしまうのである。

AoSセッティングにおいて、彼はストリートやニチョームなどの中立地帯で善行に取り組んでいたり、【カルマ:善】のキャラクターを狙うシナリオにおいて、脈略もなくそのキャラクターを助けに現れたりする。一方で邪悪なニンジャソウルの衝動により、突然ニチョームなどで殺人事件を引き起こす可能性もあり、味方であっても長期的には油断できない相手となっている。

「ハヤッ!ニエーッ!!」///「天にましますハヤニエの父よ!」

◆ハヤニエスト(種別:ニンジャ)
カラテ     10    体力     10
ニューロン   7     精神力    6
ワザマエ    10    脚力     5/H
ジツ      2     万札     -
近接D:12(15)、射撃D:10(13)、強射撃D:12(18)、発動D:9、回避D:12(15)
◇装備や特記事項
 武器   :『ナガユミ』、『電磁パルス矢』
 サイバネ :『▶︎生体LAN端子LV1』、『▶▶テッコLv2』、『▷▷内蔵型チェーンブレード』

 スキル  :『●連続攻撃2』、『●連射2』、『●時間差』、『●マルチターゲット』
       『◉◉タツジン:ユミ・ドー』、『◉ヒサツ・ワザ:ハヤニエ』、『◉死の風』
       『◉スリケン乱射』、『◉シャープシューター』、『☆◉ヘンゲ時武器銃器習熟』
 ジツ   :『☆ヤルキ・ジツ(ヘンゲヨーカイ・ジツ)Lv2』

『●矛盾した思考』:
 このニンジャはソウルの衝動により、善行/悪行に対する捉え方が時により180度変わってしまう。
 【カルマ:善】の敵を殺害するか『サツバツ!』出目2以上の効果を1回与えるたびに1d2をロールする。
 出目が1の場合は自責の念により【精神力】が1減少し、2の場合は逆に【精神力】が1回復する。
 ※この効果により【精神力】が0未満になったり、上限値を超えることはない。
◆所持する可能性のある知識/交渉系スキルとユウジョウ判定のヒント

「迷える仔羊よ、貴方も罪を浄化する旅に出るのです」

最重視するパラメータ:DKK+『◉ニンジャソウルの闇』の数)(いずれも0の場合、常にダイス6個)
知識スキル:宗教、オカルト、山岳エリア
交渉スキル:鼓舞


ファイヴフィンガー/Five Finger

PCとしてはソロアドベンチャー・リプレイの【ウェイ・オブ・ザ・フィスト】に登場。
ソウカイ・ニンジャとして邪悪行為に興じていたが、ニンジャスレイヤーに殺された。

外見特徴:外見年齢は10代中盤。身長140cm。ストリートで一般的に見かけるゴス・ヤンクと変わらないファッションに身を包む。スパイク付きの指ぬきグローブを着用している。目つきが悪く、常に怒ったような表情をしている。

戦闘スタイル:ストリートスタイルの単純なパンチやキックで戦う。猛禽類の鉤爪めいた構えから繰り出すヒサツ・ワザ、ファイヴフィンガー・デス・パンチは5本の指それぞれが渾身のチョップ突きと同等の破壊力を持つと自称する。

ニンジャソウルが憑依したばかりのニュービー・ストリートニンジャ。ニンジャの全能感に支配されており、喜んで暴力を振るい、ナメた相手を痛めつける。元々短気な性格をしており、ニンジャ化とは関係なく、シンプルにキレやすく無謀な行動を取りやすい。

憑依するのはゲニンのソウルだが、ニュービーにしてはそれなりにカラテのワザマエが高い。スリケンを複数枚、指の間に挟んでクライミングスパイクのように用いたり、逆にそれを相手に強要して拷問に用いたりと、思いの外応用力もある。

AoSセッティングにおいて、現在は機嫌よくストリートで暴れているが、そう遠くないうちにソウカイヤのスカウトを受け、今度は似たようなことを仕事として行うことになる可能性が高い。残念ながら、ストリートの比較的善良なニンジャたちとは馬が合わないだろう。

「ハハーッ!死ねーッ!」///「オレに指示すんじゃネェ!」///「カニナンデ!?チクショウ!死ねッコラー!!」

◆ファイヴフィンガー(種別:ニンジャ)
カラテ     5    体力     5
ニューロン   5    精神力    5
ワザマエ    5    脚力     3/N
ジツ      0    万札     -
近接D:5、射撃D:5、回避D:5
◇装備や特記事項
 防具   :『ストリートニンジャ装束一式』
 スキル  :『◉スマッシュ』、『◉滅多蹴り』

『●ワザ:ファイヴフィンガー・デス・パンチ』:
 素手装備時、近接攻撃判定に出目【5,5,5】を含んで成功した場合に使用できる。
 この近接攻撃は『エンハンス不可』だが、『痛打+1』かつ『装甲貫通1』となる。
◆所持する可能性のある知識/交渉系スキルとユウジョウ判定のヒント

「おい!カネ貸してくれよ!いいだろ、なぁ」

最重視するパラメータ:【ジツ】を除く能力値の合計-15(1万札を支払うたびに1ダイス増える)
知識スキル:ストリートの流儀、現代的アート、スポーツ
交渉スキル:威圧


ムーンレンズ/Moon Lens

PCとしては【ドラゴン・ドージョー・アライズ】CPシリーズ・リプレイに登場。
ソウカイヤの捨て駒に利用されたのち、ドラゴン・ドージョーに拾われ門下生となった。

外見特徴:外見年齢は10代後半。傷だらけの高級なヤクザスーツを着用する。女ニンジャ。左右非対称な髪型の銀髪。毛先にかけて薄っすらとブロンズのグラデーションが入っている。顔に複数のピアス。無数の古傷がある。

常に機嫌が良く満足げな表情をしているが、それはある種のメンポであり、よく観察すると実際の感情が透けて見える。

戦闘スタイル:チャカ・ガンやドスダガーを用いたテッポダマ・スタイル。ジツの性質とモータル時代に培ったスキルはあまり噛み合っていない。

マルノウチ抗争で壊滅した、ソウカイヤ派閥クランに所属していたヤクザアサシン。 極端なまでのプラス思考で楽観主義者であり、常に明るく振る舞うが、本質的に他人に無関心であり、殺人や死にも無頓着である。 操り人形めいて常に誰かの指示・命令に従っていたため、クラン壊滅後は独りで何をすれば良いのか途方に暮れ、アテもなくネオサイタマを徘徊している。

ヌエ系のグレーター級ソウル憑依者であり、身体をすり抜け指先で直接神経系を破壊し激痛を与えたり、触れた箇所から突然変異めいて肉体を膨張・爆破させる極めて残虐な方法でジツを行使する。

AoSセッティングにおいて、ストリートを徘徊するムーンレンズは(それが利己的な命令であったとしても)自分を導いてくれる存在が現れると、喜んでそれに着いて行こうとする。一方でそれは"安心"を得るための行為であり、あまりにも追い詰められ不安を隠せなくなると暴走して行方をくらましてしまう。

ソウカイ・シンジケートに改めてスカウトされる、あるいはニチョームやドラゴン・ドージョーなどに保護される可能性もあるが、最悪のパターンでは憑依したニンジャソウルに導かれ、ストリートで虐殺を繰り返すシリアル・キラーと化している(この場合、ジツ主体の戦闘スタイルとなる)。

「オニイサン、何でも命令してください……ナンデモ」///「ハイ、残念!さよなら。アハハ!」

◆ムーンレンズ(種別:ニンジャ)
カラテ     6    体力     9
ニューロン   4    精神力    6
ワザマエ    8    脚力     4/N
ジツ      4    万札     -
近接D:9、精密D:11、射撃D:15、発動D:11、回避D:9
◇装備や特記事項
 装備   :『高級ヤクザスーツ(伝統的礼装)』、『ハンニャ面(レリック/体力, 精神力+1)』
 武器   :『オートマチック・ヤクザガン』、『アサシンダガー』
 サイバネ :『▶︎生体LAN端子LV1』、『▶テッコLv1』、『▶サイバネアイLv1』
       『▷高性能赤外線ターゲッター』
 スキル  :『●連射2』、『◉◉タツジン:アサシネイト・ドー』、『◉◉ニンジャソウルの闇』
       『◉トリガーハッピー』、『◉ウィークポイント射撃』
 ジツ   :『☆アナトミ・ジツ』、『★攻勢アナトミ・ジツ』

『●驚異的ニンジャ再生力』:
 このニンジャは極めて再生能力が高く、多少の銃弾を浴びた程度であれば瞬時に傷を塞いでしまう。
 【精神力】を追加で1消費すると、自分に対する『アナトミ・ジツ』を『瞬時』の行動とみなせる。
◆所持する可能性のある知識/交渉系スキルとユウジョウ判定のヒント

「ねぇ、オシルコ飲みに行かない?」

最重視するパラメータ:常にダイス2個 + 現状の親密度Lvで判定する。
           判定に失敗するたびに次のダイスは+1され、成功するとボーナスは消える。
知識スキル:ソウカイヤ、独立小組織、ヤクザの流儀、銃器、ビークル、ドラッグ、犯罪
交渉スキル:欺き、卑屈、超然



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