金沢備忘録2
2日目
10:33 七尾湾沿いで心理的密漁を試みるも失敗
10:46 生卵1個40円 上手い商売なり
和倉温泉の広場では温泉が吹き出していて温泉卵を作ることができる
温泉卵の目安は14分
13分を過ぎそろそろ…というところで他の観光客が広場前で記念撮影をはじめ、完熟ゆで卵になりやしないかひやひや
11:32 清林寺観た。ルートを決めずゆるゆると駅まで戻ろう。
11:55 タイミングよくバスのった。七尾駅までいってしまおう。
12:26 金沢行きの電車発。固い椅子。ボックスシート一人占め。
12:52 金沢を舞台にした推理小説の短編集「金沢にて」よみおわる。
ミステリーをかなり久しぶりに読んだけど他の解釈をもつことが許されない感じがして、せっかく長時間1人でいられるのだから純文学を選べばよかったかなぁと思った
「友禅とピエロ」がいちばんおもしろかった
つぎは村上春樹のエッセイをよむ
14:23 金沢本店の「ゴーゴーカレー」おいしくない
17:54 金沢駅までゆるっとあるいてもどる。
18:34 駅前のスパなう。極楽。
19:35 駅内のおでん居酒屋
金沢おでんはくるまふと梅貝が有名らしい
ビールは秒でなくなり日本酒、、
20:34 二軒目の和食バル
金時草のおひたし 千枚田という酒を飲む
傷心旅行と揶揄されつつも1人で好き勝手行動することができて楽しい旅行だった。有名な観光地を無視して地元の大学の図書館で半日過ごしたり、朝ごはん代わりにケーキ食べたり、行き先を決めずバスに乗ったり。
海を見ながらこのまま自分の仕事やこれまでの人間関係一切を断ち切ってこの地に留まることができたら、と思った。旅行に行くと大抵一回は考える。しかし毎日おもしろくない仕事をして並みの給料(なのかは分からないけど)を稼いで、家族や友人恋人に日々支えてもらってるおかげでこうして新しい地に赴くことができるのだとその度に思い返す。所詮なんちゃって世捨て人。