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パチスロ依存症の白夜書房時代・2/13

私が白夜書房に入社したとき、パニック7編集部では
月産2~3冊ペースで雑誌制作を行なっていた

通常の月刊誌である『漫画パチスロパニック7』と同時に
常に増刊号や特集号の制作も進行しており
当時の「パニック班」は編集長以下、私を含めても全部で7人という
まさに「ネコの手も借りたい」状態だったのだ

そして、確か6月号からであっただろうか
毎月10日発売の本誌に加え、毎月26日発売で
『別冊漫画パチスロパニック7』の創刊…すなわち
事実上の隔週刊化が、私が入社した当時で
既に決定していたのだろう

これでは、どんな未経験者でも採用となるはずである
採用条件は、パチスロの上手い・下手や、編集経験の有無よりも
正直「見た目と中身がまともそうな奴なら、誰でもいい」
そんなところだったのだと思う

実際、私はのちに、たった1年半で白夜書房から退職してしまうのだが
土曜・祝日は出勤が当然のような勤務環境だった
ただ、日曜日も出勤した記憶は1回も無かったし
そして何よりもやはり

「自分が愛読していた雑誌の編集部で、働くことができる」

この一点で、私は(短期間ながら)一生懸命奉公することができたのだと思う
この時代の私を、今振り返ってみても
金銭的には恵まれなくとも、年齢的にも輝かしいピークの時期だった

「編集補助アルバイト」のその実務とは何か
それについてはまた別のエントリで…

つづく

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