【デッキ紹介】オリジンパルキアデッキ~シティベスト4、CL横浜39位、自主大会優勝~
みなさんこんにちは。
NEXTです。
初めに
今回はスペースジャグラー発売から今まで使用してきたオリジンパルキアのデッキについて紹介させていただきたいと思います。
4/29に行われたシティリーグ大阪でベスト4、
5/8に開催されたCL横浜で予選7-2の39位というまずまずの好成績を収めることができ、
5/15にトイコンプ住道店で開催された野望杯という自主大会で通算5-0で優勝をすることができました。
発売~CL~現在までのデッキ内容の遷移を中心に解説していきたいと思いますので、ぜひご覧になっていただけたらと思います。
なお、このnoteは全文無料でご覧になっていただけます。
もし、この記事がよかった、参考になった等ありましたら投げ銭をしていただけるととてもうれしいです。。!!
オリジンパルキアとは
HP280の水タイプVSTARポケモン。
HP、技、特性、タイプ全て優秀で、ミュウと共に環境トップに君臨しています。
ここは特段書くこともないので、次に行きます。
デッキ変遷〜発売前(桃屋杯)〜
タイムゲイザー、スペースジャグラー発売1週間前(4/2)に、発売前のカードが使える環境で桃屋杯という自主大会に参加してきました。
桃屋杯(4/2)使用レシピ
戦績
1.WTB 🙆♂️
2.ドガスゲンガー 🙆♂️
3.裏工作アルセ 🙅♂️
4.パルキア 🙆♂️
5.白馬アルセ 🙆♂️
6.パルキア 🙅♂️
4-2で10位、予選落ち
パルキアの技はお互いのベンチ参照なので、初手のベンチ展開に重きを置いた構築にしました。また、裏工作特有の考えにはなりますが、雪道+ツツジの捲りのプランもとれた方がいいと感じ、両カードを採用しました。
最初に組んだ割にはかなり強く感じ、対応力が高いデッキという印象でした。
パルキアの技とかがやくゲッコウガの特性、技のシナジーが高く、この頃の環境2トップであったミュウと裏工作アルセウスに有利(微有利くらいですが…)に立ち回れると感じました。
ただ、以下の課題も見えました。
①1ターン目にネオラントからカイを持ってきてバトルvipパスを打つ動きが強いようであまり強くないこと。(ネオラントがかなりの負け筋になってしまうこと)
②ミラーに勝てないこと。ミラーの回答が欲しい。
③ボスが足りない問題。他のサポも博士で巻き込みがち。
以上の課題を踏まえてデッキを組み替えていきました。
デッキ変遷〜スパイクカップ(4/24)〜
発売から2週間が経過し、大体のレシピが世に溢れ出していた頃、自分はシティリーグとCL横浜に向けてパルキアの調整を続けていました。
シティ1週間前に出た自主大会スパイクカップでの使用デッキが以下になります。
戦績
1.オーロンゲ 🙆♂️
2.ミュウ 🙆♂️
3.パルキア 🙅♂️
4.ドガスダイナケンキ 🙆♂️
5.空飛ぶピカ様 🙅♂️
6.パルキア 🙅♂️
3-3の23位で予選落ち
戦績から分かるように、ミラーマッチで勝てなくなりました。笑
桃屋杯から大きく変わった点としては、
①カイの不採用
②バトルvipパスの採用枚数増
③たっぷりバケツの採用枚数増
④ツールジャマーの採用
⑤ともだちてちょうの採用
になります。
①カイの不採用
ネオラントを不採用としたことで抜けました。
詳しくは後述しますが、普通の釣り竿や友達手帳を採用したことにより、博士の研究で回すほうが安定すると考えました。
②バトルvipパスの採用増
カイを不採用とすることで抜くことも考えましたが、
打てたらかなり強いので、先行でも打てる確率を上げるために枚数を増やしました。
少し過剰にも感じましたが、感触は悪くはなかったです。
③たっぷりバケツの採用枚数増
2枚だと少ないと感じたので増やしました。現物よりはこちらを増やすほうがいいと思います。
④ツールジャマーの採用
ミラーマッチやミュウ、ゼラオラフーパ、レジギガスなどの相手にとても有効な一枚。
用途は若干異なるものの、ツールスクラッパーと大きなお守りを兼ねているような使い方ができるため、強かったです。
⑤ともだちてちょうの採用
博士の研究などで切ってしまったサポートを回収するために採用しました。裏工作とあまり相性がいいとは言えないのが残念なところです。
デッキ変遷〜シティリーグ(4/29)〜
シティリーグにパルキアを持っていくことを決めてから、一番時間をかけて考えたことはやっぱりミラーマッチの回答でした。
Twitterに溢れ出ているレシピや一緒に練習している仲間たちの意見も参考にしながら辿り着いたのは、ダンデでした。
ダンデとこだわりベルトを合わせて使うことで、相手のパルキアVSTARをベンチが合計8体で倒すことができます。
60+20×8+30+30=280
つまり、こちらは相手のパルキアVSTARを倒し、相手からはこちらがベンチを絞っているので一撃で倒されないようなプレイングができるようになります。
そしてシティリーグで使用したデッキが以下になります。
戦績
1.ルカリオ🙆♂️
2.裏アルセ🙆♂️
3.パルキア🙅♂️
4.アルセウーラ🙆♂️
5.ミュウ🙆♂️
予選7位通過
トナメ
1.ミュウ🙆♂️
2.パルキア🙅♂️
ベスト4!
はい、またミラーで全敗です。
この時の敗因はしっかりわかってました。
①予選のパルキア戦
これは後攻で、サポートもボールも来なくて3ターン目くらいに種切れ負けしたのでしょうがないです。
②トナメのパルキア戦
こちら後攻で、相手のサイドが残り3枚、こちらのサイドが残り4枚の時のプレイで、
相手の手札がかなり多く、流す札がなかったので、前の相手のパルキアVSTAR(ダメカンが乗っていたので普通に倒せた)をこちらのパルキアVSTAR(ダメージなし)で倒す際に、ベンチをジメレオン1体のみにして倒しました。
手札にメッソンがいて、敢えて出しませんでした。
出さなかった理由は、以下です。
①次のターンにベルトとダンデとやまびこホーンを集められて、前のパルキアがやられないようにするため。
②手札にインテレオンとボスの指令とやまびこホーンとボール何枚かがあり、ツツジで流されなかったら勝ち、ボスの指令でジメレオンが呼ばれたら手札で勝ってたため。
全てのケースをケア出来ていると思っていました。
しかし次のターンに飛んできたのは、あなぬけのひもとツツジでした。
あなぬけのひも、、、忘れてました、、
ジメレオンが倒され、手札に博士があるものの前のパルキアVSTARを倒しきれず、次の相手のターンにやまびこホーンとボスの指令でパルキアVを呼ばれて負けました。
メッソンを出していれば、、、と後悔しても時すでにお寿司…悔しい負けでした。
ミラーマッチにおいて、ツツジのケアがとにかく大事だとこの一線で身に沁みて感じました。ツツジを打たれても復帰できる盤面と山を作っておく。NEXTは一つ成長したのでした。
シティリーグで使用したデッキで新たに採用したカードについて一部解説します。
◯クィックシューターインテレオン2枚採用
クィックシューターを早めに立てることで、ミラーマッチなどのVSTARポケモンを相手にする時の要求札が少なくなります。例えば、相手のバトル場のポケモンを倒すターンに、相手のベンチにいる次のアタッカーにダメージを乗せることで、次のターンにそのポケモンを倒すために必要なカードを少なくすることができます。ツツジなどの妨害札を絡められたとしても、盤面だけで解決できたりすることもあります。
そのほかでも、レジギガスなどの非Vのデッキに積極的に立てることにより、げっこうしゅりけんなどでサイド複数枚とりやすくなり、サイドレースを有利に進めることができます。
②シンオウ神殿
これはミュウ対策に入れました。クィックシューターを多めに採用したことで、フュージョンエネルギーが付いたミュウvmaxを一撃で倒せるようになる可能性が生まれるため、採用しました。
デッキ変遷〜横浜CL〜
ゴールデンウィーク中にシティリーグで使用したデッキで自主大会に出たり、練習してたのですが、やはりミラーマッチやミュウ相手にそこまで勝つことができずにいました。
そんな時、CLの前々日にいつもの練習メンバーと練習しているとき、練習メンバーのばっくす君(@7ntkg)が、こう言いました。
「クロススイッチャーやろ」
それや…!!と思いました。僕はその場ですぐデッキを組み替え回してみると、いままでのデッキと全く違う動きをする分、相手の予想する動きの上をいく動きが結構な確率で出来るようになりました。課題のミラーマッチやミュウ相手には、後攻から勝てるようにもなったりと、想像以上の強さでした。
以下、使用したレシピです。
戦績
1.サンダースダイケンキ🙆♂️
2.ミュウ🙆♂️
3.アルセコケコ🙆♂️
4.ミュウ🙆♂️
5.アルセジュラ🙆♂️
6.パルキア🙆♂️
7.パルキア🙅♂️
8.ゼラオラファイヤー🙆♂️
9.アルセコケコマネロ🙅♂️
予選7-2で39位という結果でした。
クロススイッチャー型にしてよかった点は、簡単に以下になります。
・2-2-2を取りやすくなる。
相手のベンチのポケモンをとるターンのサポートを自由に使えるため、こちら側がカイなどのサポートを使って展開したあと、そのターンにベンチのVポケモンを倒す強いプレイングができるようになりました。特にミュウデッキ相手には、ミュウvmaxを相手にする必要がなくなったため、かなり勝率が上がりました。
こちらが取るサイドプランを考えやすくなったのが一番大きな利点だと思います。
・弱点をついてくるデッキに勝ちやすくなる。
弱点をついてくる相手(カプコケコvmaxなど)を先に殴ることができたことで、サイドレースを不利にさせない動きができるようになりました。
逆に、クロススイッチャー型にしたことで、諦めた点もあります。
・採用を諦めたカードが多数存在する。
ともだちてちょう、ふつうのつりざお、あなぬけのひも、博士の研究、シンオウ神殿、スターミーVなど。
クロススイッチャーに枠を4つとられるため、その分入れたいカードが抜けていってしまっています。まあこれはしょうがないですが。
クロススイッチャーを入れるかどうかは、入れた時に抜けていくカードとどちらが有用なカードかをしっかり吟味する必要があると思います。
デッキ変遷〜CL後の自主大会(5/15)〜
CL後にいろいろな入賞レシピを見て、強そうなカードを見つけたので、組み替えて自主大会に出てきました。
以下がその時使用したレシピです。
戦績
1.アルセウスカイリュー🙆♂️
2.ピッピ🙆♂️
3.連撃ウーラオス🙆♂️
4.パルキア🙆♂️
5.ミュウ🙆♂️
5-0で総合優勝。
CL時のレシピから変えたのは、カイ→シロナの覇気になります。
主なカードの採用理由
それでは、主なカードの採用理由を解説したいと思います。
◯パルキア4-3
言うことはありません。
◯メッソン-ジメレオン-インテレオン-インテレオン(クィックシューター)4-3-2-1
ジメレオンは4枚欲しいですが、シューターを積極的に立てる方針ではないため、3で妥協。裏工作2はサイド落ちケアと終盤のカイを強く使うため。シューターは1あるとアルセウス+◯◯といったベンチを絞って戦ってくる相手に有効になると考えたため採用。
◯マナフィ、ゲッコウガ
必須。言うことなし。
ゲッコウガはこのデッキにおいて一番重要なカードと言っても過言ではありません。
◯クイックボール-レベルボール-しんかのおこう-ハイパーボール-バトルvipパス 3-3-3-1-2
クイックボールは4入れたかったですが、ヒスイのヘビーボールに枠を取られました。ハイパーボールは無理やり水エネを落とす手段として一枚は必須。vipパスは弾けたらいいなくらいの感覚です。
◯ヒスイのヘビーボール
CLの前日に入れました。
カイを打つことが多いデッキなので、基本的に手札は増えません。そこで、ゲッコウガの特性を使用して手札を増やしてからターンの動きを決めることがほとんどです。
しかし、ゲッコウガがサイドに行ってしまった場合、かなり厳しい手札と盤面になってしまいがちだったので、採用しました。使いようによれば、手札のコストを必要としないクイックボールの使い方ができるので、入れてよかったと思うカードでした。
◯たっぷりバケツ3
僕はバケツ3、水エネ7が黄金比だと思っています。
手張りするエネルギーと、ゲッコウガの特性を使用する計2枚を一枚のカードで持ってこれるのはやっぱり強いです。
◯クロススイッチャー4
最大枚数です。
基本的にボスの指令と合わせて3回ベンチを呼ぶこともあるため、4枚以外あり得ません。
◯回収ネット2
大体裏工作のインテレオンを使い回すために使用しますが、ゲッコウガに打って、複数回ゲッコウガの特性を使用することもあります。最低限の2枚しか採用できなかったので、なんとなくで使用しないようにしないといけません。
◯こだわりベルト1
1枚は必ずと言っていいほど使用します。
2枚目が欲しい時があまりなかったので1枚でいいかと思います。サイドに落ちてたらキツいカードの一枚です。
◯ツールジャマー1
相手のバトル場の道具を無効化するカード。
主にミュウやミラーマッチ対面で使用し、相手のこだわりベルトを無効化して倒されにくくするのが基本的な用途です。
◯やまびこホーン1
必須カード。
打点の補助、相手の盤面を弱くするのに必要なカードになります。特にアルセウス〇〇のようなベンチを絞って戦うデッキ相手にはフィニッシャーで使用する大事なカードなので、不用意には切らずに戦いたいです。
◯カイ3
ほぼ毎ターン使いたいサポートです。
序盤の盤面形成、中盤、終盤にクロススイッチャーを持ってくる動きも全てが強いです。
CL時は4枚採用でしたが、1枚シロナの覇気と変更したため、3枚になりました。
◯シロナの覇気1
いくらゲッコウガの特性を使えるとはいえ、手札が細くなっていくときが何回もありました。
特に後攻2ターン目や先行3ターン目時、前の相手の番にポケモンを倒された後強い動きができず、そのまま押し切られて負ける試合も数多くありました。
そのとき、シロナの覇気というカードに白羽の矢が立ちました。
半信半疑で使用して回してみたところ、2.3ターン目の動きが見違えるほどに強くなりました。盤面を形成してからスイッチャーまでたどり着くことも難しくはなかったです。革命的な一枚でした。
◯ツツジ1
2枚目が欲しいくらい強いカードです。
雪道やスイッチャーと合わせて使うことでかなり強めのロックをすることができます。
◯メロン1
強いカードですが、1枚採用。
基本的にはスターポータルとメロン1枚でエネルギー加速は間に合います。
しかし、ゲッコウガの技げっこうしゅりけんを使った場合のみエネルギー加速が間に合わなくなる時があります。スターポータルのエネのつけさきとメロンの打つタイミングの間違いは負けに直結するので、気をつけて使いましょう。
◯ボスの指令1
1枚で十分。スイッチャー、あるので。
◯頂きへの雪道1
今の環境で基本的には刺さりがいいスタジアム。
ミュウ相手に先行されると、ツツジと雪道を合わせて1ターンロックする必要があるターンを生み出さなければいけないため必須採用。
◯トレーニングコート1
ゲッコウガの特性を最大限に使いたいための採用。
雪道を割るためのカードとしてシンオウ神殿と迷ったが、こちらを採用しました。
◯水エネ7
最低限の枚数。
各対面の動き方
◯vsミュウ
基本的には2-2-2のプラン。
カイやシロナの覇気を使用して盤面を整えつつ、クロススイッチャーでゲノセクトやミュウVを3回倒して勝ちます。
ミュウ側からすると、パルキアのvを2回、VSTARを一回倒すのがプランになってくるので(タブレットやダンデの枚数による)、ベンチのパルキアVは可能な限り進化しておくようにしましょう。どこかのタイミングで、パルキアVSTARにツールジャマーを貼るようにしてください。
◯vsパルキア
これも基本的には2-2-2のプランを通します。
相手より先にサイドを2枚取れるような動きをしてください。1枚は先にとられても構いません。
また、相手の盤面にメッソンが3体以上とパルキアがいる場合、たとえマナフィがいなくてもゲッコウガのげっこうしゅりけんは打たない方がいいと僕は思います。エネルギーが足りなくなって負けることが多々あるためです。相手の盤面を崩壊できる余裕のある場面ならあってもいいと思います。
◯アルセウス裏工作
基本的に有利マッチです。
トリニティノヴァでエネルギーを加速されたベンチのアルセウスを次のターンに倒すことを目標に立ち回ります。前のアルセウスをチェレンの気配りで使いまわされたくないので、基本的にはベンチのポケモンを倒すようにするのが無難だと思います。最後の1匹はやまびこホーンで呼んで倒しましょう。
◯アルセウスジュラルドン
厳しい相手ですが、微不利くらいだと思います。
アルセウスVSTAR、ジュラルドンvmax、やまびこホーンでアルセウスVを倒すのが基本的なプランになると思います。
大事なところですごいきずぐすりを引かせないためにツツジを絡ませながら戦います。
相手に2-2-2を取らせないために、裏工作のインテレオンをアタッカーに使用することが多いです。パルキアの技+アクアバレットで相手を倒せるかを考えながらプランニングしてください。
◯アルセウスカプコケコ
不利マッチです。
CLの予選では、先行2ターン目の手札がかなり良く、クロススイッチャーを使用してベンチのカプコケコvを倒すことができたのでそのまま押し切れた感じです。
相手のカプコケコでサイドを取られる前に倒せなかったとしても先にダメージを与えることで、サイドレースを不利にされないようにしましょう。
◯ゼラオラファイヤー
パルキアがゼラオラの技+こだわりベルトで落とされてしまうので、ツールジャマーを付ければ大体大丈夫だと思います。
この対面は、マナフィが盤面にいなければ、積極的にゲッコウガの技を使用していきましよう。
最後に
ここまで見ていただいた方、本当にありがとうございました。
乱文で見づらかったと思いますが、1人でも参考になった、パルキアを組んでみたいという方に届いてくれれば僕は嬉しいです。
質問などありましたら、TwitterのDM(@kai8888deko)にてお願いいたします。
投げ銭いただけた方は、いま僕が使っているゾロアークのレシピをオマケとして有料部分に載せておきます。
それではこれで今回は終わろうと思います。
ありがとうございました!
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