トランプ氏がNY刑事裁判所で全ての起訴に対し「無罪」を主張!歴史学者が危惧「1人を起訴したなら他の全員も起訴しなければ“法と秩序が守れない“」
こんにちは、NYサバイバルです。今日も、緊急配信ということで、午後2時ごろNYの刑事裁判所前で撮影した映像とともに、現在のトランプ氏の動きと、
民主党左派の悪事について、暴露したいとおもいます!
本日の動画はこちらから https://youtu.be/owE4SJ-7qSM
トランプ前大統領は、4日午後2時15分ごろ、ニューヨーク市刑事裁判所に出頭しました。
罪状認否等の司法手続きが行われ、トランプ氏は起訴された34の罪に対して、すべて無罪を主張したということです。
現在、裁判所では公聴会が開かれていますが、非公開で、決められたメディアのみが取材を許されています。
トランプ氏は、公聴会が終わった後、演説を行うため、今晩フロリダに戻る予定だということです。
トランプ前大統領は、「第一級業務記録改ざん」等の34件の罪に対して、すべて無罪を主張したと、複数のニュースメディアが報じています。マンハッタン刑事裁判所にて出頭したトランプ氏は、刑事責任を問われる最初の米大統領となりました。
裁判所の外には一部の支持者らや、デモ活動家らが集まっていますが、今のところ報道陣の数には及んでいません。
トランプ氏を支持するTシャツや横断幕を持っている人が1人いたら、5つのTVカメラが押し寄せて撮影しています。
下院議員 マージョリー・テイラー・グリーン議員(共和党)とジョージ・サントス議員(ニューヨーク州)は、トランプ氏を支援するために姿を現しました。
元大統領として初めて罪に問われたトランプ氏は、2人の関係を隠すためにAV女優のストーミー・ダニエルズに口止め料を支払った金額を、弁護士費用として帳簿上で虚偽の記載をした容疑でマンハッタンの刑事裁判所に出廷しました。
公聴会はテレビ中継されませんが、大手メディアの記者やスチールカメラマンは法廷内に入ることができるということです・
アメリカ中が、この逮捕劇に釘付けとなる中、1人の歴史学者が異論を唱えました。
「1人を起訴すれば、全員を起訴しなければならない」
彼は、アメリカの政治評論家で、“The Dying Citizen”「死にゆく市民」の著者であるビクター・デイビス・ハンソン氏。
ハンソン氏は、いかにして、急進的で過激なエリート達や、部族主義、グローバリストたちが、アメリカ人の思考を
破壊して行ったかについて、新たな見解をTwitterに投稿しました。
https://victorhanson.com/indict-one-and-all/
マンハッタン地方検事アルヴィン・ブラッグによるトランプ前大統領の起訴について、リベラルや保守系の、ほとんどの
法律専門家らが、いくつかの疑問を投げかけていると言います。
1)ブラッグ検事は、トランプ氏を起訴する罪状を見つけ出すと事前に公表したこと。これは、ソ連時代のスターリンの秘密警察の執行官の口癖 だった、”Show me the man and I'll show you the crime "を彷彿とさせる。
2)これまで元大統領が起訴されたことは歴史上なく、それにはそれ相当の正当な理由が必要である。今回の起訴は迫害とみなされ、すべての元大統領が、政治的に敵対する地方、州、連邦の検察官の格好の標的になってしまうだろう。
アメリカの大統領職を、まるで「第三世界の悪法」に引き下げることになる。
3) トランプ氏現在も、民主党の現職バイデンと、他の共和党候補に対して世論調査で優勢である。
直接対決すれば、バイデン氏を圧倒している。再選を目指す現大統領と、同じ党の検事が、対立候補となりそうな人物の生存能力を破壊しようとするのは、米国史上初のことである。アメリカは、今や第三世界の悪法に乗っ取られたのである。
4) 少なくとも2人の左寄りの連邦・州検察官が、NYブラッグ検事が、トランプ氏起訴のために使っているのと同じ証拠を、あまりにも強引であるとして見送った経緯がある。
5) ブラッグ検事の主席証人であるマイケル・コーエンは重罪人であり、トランプ氏を個人的に深く憎んでいると語った。彼は法廷でも嘘をついている。
6) 今回の起訴は、現職の大統領に対する2度の弾劾。私人としての大統領の最初の弾劾裁判。そして、引退した大統領の自宅に対するm最初のFBIの武力捜査。大統領を解任するために、特別弁護人を任命する目的で、FBI長官が大統領の秘密の会話をメディアにリークした初の事例など、トランプ氏に対する長い嫌がらせの流れのなかで、行われた起訴である。
このような非対称性は、現職、非現職を問わず、他のすべての公務につく政府要人に対して、平等に適用されるべき法の運用に
疑問を投げかけるものである。
別の言い方をすれば、トランプ氏がやらなかった事で、他の政府容認が平気でやってきたこと、それなのに逮捕されなかったものが他にももっとある。以下は20ほどの事例を紹介したい。
1) トランプ氏は、ヒラリーのように、証拠を隠すために連邦政府から召喚された電子メールやデバイスを破棄することで、連邦法に違反することはなかった。
2) トランプ氏は、ヒラリーのように安全でない自作サーバーを通じて、政府の機密通信を自ら送信するなど、
連邦法に違反しなかった。
3) トランプ氏は、ヒラリーのように、大統領選挙運動で働くことが禁じられている、外国人を雇い、対抗するする大統領候補者中傷するための書類を作成するなどの、連邦法に違反していない。
4) トランプ氏は、ヒラリーのように、クリストファー・スティールへの支払いを(「法的サービス」として)帳簿上のごまかしによって隠すといった、連邦選挙法に違反していない。
5) トランプ氏は、ビル・クリントンのように、特別弁護人の前で、彼女の証言に影響を与えるために、取り巻きを使って愛人に対して高い給料を払ってくれる仕事を紹介したりはしていない。
6) トランプ氏は、ビル・クリントンのように、モスクワでの講演で、50万ドルの「謝礼」を受け取tたり、妻である国務長官が、北米産ウランを、ロシアに売却するというクレムリンにとって有利な望みを承認していない。
7) トランプ氏は、バラク・オバマのように、自身の再選を目指す中で、プーチンが見返りに宇宙開発技術を与えてくれるなら、「ミサイル防衛」について「柔軟に対応する」と、プーチンに約束していない。
その見返りによって、結局アメリカはポーランドやチェコとの、共同ミサイル防衛システムを放棄せざるを得なくなり、2年も経たないうちに、ロシアがウクライナ東部とクリミアに侵攻することになった。
8) トランプは氏は、ジョー・バイデンのように、米国の対外援助金をテコにして、バイデン一族が腐敗したウクライナの利害関係者に賄賂を渡したことを調べていた検察官を、ウクライナ政府に解雇させたと、公に自慢したことなどない。
11) トランプ氏は、FBIのように、召喚された携帯電話の記録をきれいに消去していない。
12) トランプ氏は、FBIのマケイブ暫定長官のように、連邦捜査官に対して4回にわたって宣誓の上で嘘をついたことはない。
13) トランプ氏は、CIA長官ジョン・ブレナンのように、米国議会で宣誓している間に2度にわたって嘘をついたことはない。
14) トランプ氏は、クラッパー国家情報長官のように、米国議会で1度だけ嘘をついたと認めるようなことは一度もしていない。
15) トランプ氏は、ジェームズ・コミーFBI長官のように、米国議会での宣誓中に245回も記憶喪失や無知を主張することはなかった。
16) トランプ氏は、ジェームズ・コミーFBI長官のように、大統領との秘密の私的会話を要約し、その後、大統領を調査する特別弁護人を任命するという自身の意図のために、その機密メモを意図的にメディアにリークしたりはしなかった。
17) トランプ氏は、ロバート・ミューラーのように、ミューラー自身の捜査のきっかけとなったスティール文書とフュージョンGPSについて聞かれ、宣誓中に無知を主張することはなかった。
18) トランプ氏は、私人であり元国務長官であるジョン・ケリーのように、アメリカの現在の対イラン政策に抵抗できるように、イラン政府高官と任期外に密かに会談したり、「外からトランプ政権に圧力をかける」ための「異例の影の外交」と特徴づけるようなことはしていない。
19) トランプ氏は、FBIやCIAのように、自分たちの意図にそぐわないと判断したニュース記事を監視して、もみ消すために、ツイッター社に秘密裏に金銭を支払うことはしなかった。
20) トランプ氏は、当時の上院少数党首のチャック・シューマーのように、差し迫った司法判断に関して威嚇するために、2人の現職裁判官を名指しで脅して、最高裁の門前で暴徒を煽るようなことはしていない。
こうした、一連の法律やプロトコルの、過激でばらばらの法の運用を、私たちはどう考えればいいのだろうか。
民主党左派は、連邦政府機関や局を武器に、法律的には2020年夏の120日間の暴動や略奪、放火、騒乱、致死的暴力を、ほとんど免除したり、法手続き的に、下院の少数党首が、党員を委員会に指名する権利を否定したり、下院議長が全国放送で大統領演説をビリビリに破く行為を行ったり(ナンシーペロシのことですね)。
民主党左派は、連邦法や、アメリカの長年の慣習を、平気で破ることを繰り返している。
こうした民主党の手段に、もし反対派が一対一で対抗するならば、共和国はたちまち違法と混沌のスパイラルに陥り、ローマ帝国末期のような事態に陥るだろう。
言い換えれば、民主党左派は、アメリカ人に対してこう言っているのだ。
私たち民主党左派は、あなたたち国民よりも道徳的に優れているので、政治的な目的を達成するために必要なあらゆる手段を用いることができるのです。なぜならば、両党がそうすれば、その結果生じる混乱が合衆国を弱体化させることになるからだ。
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ということで、英語特有の逆説的な言い回しなので、分かりづらいかも知れませんが、要は、トランプ氏起訴の罪状に比べたら、
民主党左派や、FBI CIA が行ってきた違法行為の方が、はるかに重大な犯罪であり、アメリカ国民はそのことをもっと
知るべきだと、ビクター・ハンソン氏が言っているわけです。
詳しくはNYサバイバルの公式ノートでご確認ください.
ビクター・デイヴィス・ハンソンの経歴
1953年9月5日(69歳)
米国カリフォルニア州ファウラー市
職業 古典学者、軍事史家、政治評論家
教育 カリフォルニア大学サンタクルーズ校(学士号)
スタンフォード大学(PhD)
科目 戦史、古代戦記、古代農耕民族、古典、政治
主な受賞歴 ナショナル・ヒューマニティーズ・メダル(2007年)
ビクター・デイヴィス・ハンソン(Victor Davis Hanson)は、アメリカの古典学者、軍事史家、政治評論家である。
ニューヨーク・タイムズ、ウォールストリート・ジャーナル、ナショナルレビュー、ワシントン・タイムズなどのメディアで、
近代・古代の戦争や現代政治に関するコメンテーターを務めている。
カリフォルニア州立大学フレズノ校古典学名誉教授、フーバー研究所古典・戦史担当マーティン&イリー・アンダーソン上級研究員、ヒルズデール大学客員教授を務める。2007年、ブッシュ大統領より「ナショナル・ヒューマニティーズ・メダル」を授与され、2007年から2008年にかけては、アメリカ戦跡委員会の大統領指名委員を務める。
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