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トランプ前大統領が「天敵CNN」に出演「共和党は米国デフォルト厭わない!」と発言!健在アピールの不可思議な謎!

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報道ソース

ドナルド・トランプ前大統領が、あれほど敵対していたCNNの番組に出演するなんて、ここ数年考えられないことでしたが、番組の冒頭から嫌味の応酬で会場を
を大いに沸かせ、トランプ氏特有の毒舌と彼の政策が全世界に放送されるという異例のことが昨夜起きました。

2020年以降、天敵同士と呼ばれ、あれほど憎しみあったトランプ氏とCNNですが、スタジオに集められた聴衆の多くは、トランプ氏の熱烈な支持者ばかり。
会場はトランプ氏のジョークに大いに沸き、大爆笑する場面も見られました。
その衝撃的な瞬間のひとつが、司会のCNNキャスター、ケイトラン・コリンズが、
ホワイトハウスを去るときに機密文書を持ち出した理由をトランプに尋ねたときに起きました。
FBIが捜索令状を執行してマー・ア・ラゴから、機密文書を回収したことについて、

コリンズ氏が、「バイデン大統領もあなたと同じように、機密文書が自宅から見つかりましたが、彼は召喚状を無視しませんでした。あなたとは決定的に違いますよね?」と指摘すると、トランプ氏は彼女の言葉を遮って

Are you ready? 「もう話してもいいか?」 と要求。

司会者が、「ええ、私はあなたに、質問に答えてもらいたいと思っています。
だから聞いたんですよ」と言うと、

「ナスティ・ウーマン!あんたは嫌な女だ!」と応酬し、観客たちが歓声を上げました。

侮辱されながらも司会者は、「なぜ公文書を保持したのか答えられますか?」と再び尋ねると、
トランプ氏は「政府が文書を求めていた1年余りの間、国立公文書館と交渉していたことに集約される」と、取り止めのない答えで質問をかわす場面も。

トランプ氏は、これまでも、苛立たせる厄介な質問を投げかける女性に対して、ナスティ・ウーマン、嫌な女だ!というのが口癖でした。
今回はCNNの女性キャスターである、ケイトラン・コリンズに対して「嫌な女だ!」と呼び、聴衆を沸かせました。

2016年の大統領選最終討論会の最後でも、トランプ氏はヒラリー・クリントンを「嫌な女だ!」と呼び、近年では、カマラ・ハリス副大統領や、ナンシー・ペロシ前下院議長に対しても、ナスティ・ウーマンという言葉を使っています。

なんと2019年、今は王室を離脱した英国のハリー王子の妻メーガン・マークル氏に対しても、当時現職の大統領だったトランプ氏は英紙に、
「あんなに嫌な女だったとは知らなかった」と語っています。

さて、本題に入りますが、
トランプ氏は、「共和党は債務上限を吹っ飛ばすことをいとわないはずだ!」と明言しました!

米国は、国債の“破滅的なデフォルト“の瀬戸際にありますが、ワシントンの共和党員へのアドバイスは何かと聞かれたトランプ氏は、「大規模な歳出削減をしないのであれば、"デフォルト“することになる !」とはっきり答えました。

米国は今年1月に“債務上限“を突破し、財務省は政府の支払いを維持するために、いわゆる特別措置を取ることを余儀なくされました。イエレン財務長官は最近、「議会が債務上限に対処しなければ、米国は早ければ6月1日に債務不履行に陥る可能性がある」と警告していることが、たびたび報じらてきましたが、
トランプ氏の口から直接「デフォルトすることになる!」という発言が飛び出したことは驚きです。

またトランプ氏は、「トランプが作家のE・ジーン・キャロルを性的虐待し、名誉を傷つけた陪審員の決定に対して責任を認め、500万ドルを支払った24時間後に、その告発を否定し、「キャロルという女性に会ったことがない!」と再び語りました。

「私は彼女を知らないし、彼女に会ったこともない。彼女が誰なのか、まったく知らない」
とトランプは語り、その後、前夫とペットについて奇妙な余談を展開した。

トランプ氏はまた、この判決が女性有権者との関係を悪化させるかどうかという質問に対しても、「そんなことはないだろう」と一蹴!

トランプ氏に好意的な会場の聴衆の反応は、彼の意見を支持しているように見えました。聴衆たちは、ジーン・キャロルに関するトランプ氏特有のジョークや、その他の見下したコメントなどで大笑いする場面も見られました。

また「ロシアとの戦争で、ウクライナを支援するかどうか?」と聞かれた質問に対してトランプ氏は明言を避けています。

「侵略的なロシアとの戦争で、ウクライナが勝利することを望むかどうか?」という質問に対しても明言を避けました。

「私は、勝ち負けという観点で考えているわけではありません。すべての人々に対する殺戮を阻止するために、決着をつけなければならないという観点で考えている」と述べるにとどめています。

司会者に「どちらが勝つことを望んでいるか?」再度尋ねられたトランプ氏は、
「24時間以内に戦争を終わらせる と約束する前に、みんなが死ぬのをやめてほしい」と、やや控えめに答えました。

移民政策について尋ねられると、トランプ氏は「家族分離の移民政策が復活する可能性」を示唆しています。
トランプ氏は、自身の政権が課した最も過酷な移民強制政策の1つである、米国とメキシコの国境での移民家族の分離に戻る可能性があると述べました。

「もし来たら家族をバラバラするぞ !と言えば彼らは来ない!」とトランプ氏は付け加えました。
彼のコメントは、米国とメキシコの国境で移民を追放するために当局が使用した重要なツールとなった公衆衛生制限である「タイトル42」が、5/11木曜日に
期限切れとなった後どうなるかについて示唆したものとみられます。

中絶禁止について聞かれると、トランプ氏は、曖昧な回答をしました。
「連邦政府の中絶禁止法に署名するかどうか? また、妊娠何週目以降の中絶を違法とするか?についての、いくつかの質問を繰り返しかわしました。

トランプ氏は、昨年、最高裁が「ロー対ウェイド裁判」の連邦中絶権を覆す判決を下したことについて、「素晴らしい勝利であり、保守派の判事3人を任命したことでそれあ可能になったのだ!」とアピールしました。

トランプ氏は、レイプや近親相姦、母親の命が脅かされる場合などの中絶禁止の免除については支持すると述べ、
「私たちは今、素晴らしい交渉力を持ち、何かを成し遂げることができると思う」と語りました。

2024年の大統領選挙はまだ始まったばかりですが、ドナルド・トランプ前大統領は、3度目のホワイトハウスへの立候補が、最初の2回と非常によく似た感じになると明言しています。

トランプ氏は今回の選挙戦で新たな試みを行い、これまでのところ、内部でのドラマが少なく、よりありきたりなレースを展開しているのかもしれません。
しかし、CNNのケイトラン・コリンズの問いかけに、76歳の彼は水曜日の夜、2016年、4年間の任期中、そして2020年の選挙での敗北の余波の中で、アメリカ人が知るようになった人物とほとんど同じであることを示しました。

以上がCNNの報道ですが、以下はNYサバイバルの個人的な感想です。

まず、あれほどトランプ氏を目の敵にしていたCNNが、トランプ氏の姿と、その発言内容を放送したという事実!
流れが変わった瞬間だったと確信しました。

あれほどトランプ氏を批判していたCNNですので、流石に突然手のひらを返したようにトランプ氏を称賛するわけには行きませんが、
トランプ氏の支持者だけをスタジオに集めて、時には会場を沸かせ、トランプ氏の姿や考え方、政策などを、米国内だけでなく世界に放送したということは、トランプ氏が健在だと逆にアピールしているかのようにも見えました。

何せ今まで、2年以上も、YouTubeでは「トランプ氏」と言っただけで、動画がバンされてきたわけですから…。
トランプ氏のラリーの様子を毎回ライブ配信してきた、ライトサイド・ブローキャスティングという独立メディアでさえ、何度も動画を消す羽目に遭っています。

にも関わらず、CNNが突然、トランプ氏を登場させて発言させたことは、極めて異例を通り越して、ある種の摩訶不思議な謎すら感じます。
率直に言いますと、「異様な摩訶不思議さ」を感じる場合は、何か大きな勢力が裏で暗躍している時なんですね。

タッカー・カールソン氏を解雇して評判を落としたFOXとは逆に、CNNが天敵であるトランプ氏の顔と肉声を全世界に放送したことは、流れが変わったのか、それともシナリオ通り、2024年にトランプ氏が勝利することを仄めかしているのか。

あるいは、これを私は最も恐れているのですが、

“Enough is Enough”(もううんざりだ!)と描かれた「某カード」が示すように
トランプ氏は当選前、あるいは当選後に暗殺されてしまうのでしょうか?
そんなことにはならないように祈りたいと思います。

いづれにしても、76歳のトランプ大統領の精力的な活動を、今後も注視したいところです。
トランプ氏が出演したCNNの番組の一部は、NYサバイバルのtwitterでシェアしておきますので、興味があれば概要欄からフォローしてください。

そういえば、アメリカが6月1日にデフォルトしそうなので、バイデン大統領が
G7広島サミットに行けないかもしれないというニュースが報道されています。
トランプ氏が一般参加で「原爆資料館」を見学してくれれば…。安倍元総理の
お墓参りもかねて…。
流石にそれは外交上、無理筋なの十分に承知していますが、
雑誌「タイム」の表紙になったくらいで喜んでないで、時にはあっと言わせる
ような、奇想天外な荒技をキッシーが身につけてくれてもいいのでは?
なんて思ったりもします。
梯子を外される前に、いろんな人を味方につけておいた方がいいのではとチラッ頭によぎった次第です。
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