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ロックダウンは百害あって一利なし?

ロックダウンのような厳しい政策によって、世界中で、貧困、鬱や自殺、倒産、失業者が急増しました。一方、感染抑制の効果はあるのかというと、非常に疑わしいものがあります。

「パンデミック」が始まり一年以上が経ち、ロックダウンを行なった国とゆるい対応をした国それぞれのデータがかなり収集され、「厳しい政策と感染抑止の相関性はほとんど見られない」と言うリサーチ結果が多数出て来ています。

有名どころを二つ挙げると、Lancet(イギリスの歴史が長い有名な医学雑誌、ただ最近色々怪しいところもあるんだけど。)では、50カ国を調査し、政府によるロックダウンは効果なしだが、肥満、喫煙率、平均寿命とは関連性があったと結論を出しました。

「Frontiers in Public Health」は公衆衛生に関するジャーナルを出していますが、彼らは8ヶ月に亘り160カ国を調査し、公衆衛生、人口分布、政策とコロナ死亡率の関連性を調べ、「ロックダウン等を含む厳しい措置はコロナ死亡率抑制と相関性がない」と言う結論を出しています。

日本では緊急事態の延長が決まりましたが、効果の割には、経済、健康、精神面で大きなダメージをもたらすため、反対します。

1)人流抑制と感染者(陽性者)減少の相関性はない。
緊急事態で人流を抑制できるかも知れないが、それが感染者の減少に繋がっていない(PCR検査への人流を止めなければ永遠に下がらないとの説もあり😅。)

2)感染のほとんどは緊急事態で制限を受けない場所で起きている。

例えば東京都のデータで、12月29~1月4日の1週間で感染経路が判明した者の中で、感染源は、飲食店での会食が9.0%、同居が47.7%、施設が15.7%、職場が11.4%。他のデータもいくつか調べてみたが、基本的に感染のほとんどは、施設、家庭内、次に職場と、関係性が近く、実際に時間を共有する時間が長い中で起きていて、これは緊急事態宣言を出したところで特に変わらない部分だ。

この漫画笑えたけど、何かあれば飲食店のせいにされるお店はたまったもんじゃない。

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緊急事態宣言をするとどんな効果があるのか?ちょっと考えてみました。

1)中小企業と飲食店が打撃を受ける(大企業に権力が集約されていく)。
2)恐怖心⬆️→同調圧力⬆️→政府の規制⬆️
3)みんなで少しの間我慢すれば楽になれる、と考え(シナリオを変えない限りこの劇場は終わらないのに😞)、口をつぐんで我慢を繰り返す。
4)PCR検査⬆️→(当然ながら)陽性者数⬆️(無症状の「感染者」⬆️)→ワクチン接種のプレッシャー⬆️

うーん、収束に向かう政策には見えん。。。💦

一方、同じ国でも地域によって全く別の世界に生きている国もあります。それはアメリカ。

アメリカはブルー州(民主党)か、レッド州か(共和党)によって対策が大きく二分されています。一般的に、共和党が多い州(特に知事が共和党の州)はマスクの義務化もなくワクチンも奨励はされていますが、自己決定に委ねられています。ざっくり言うと、民主党州は政府の支配力が強く追従を強いられていますが、共和党は「小さい政府」で最終的な決定権は国民にあるというスタンスをとっています。日本は「ゆるめの民主党ぐらいのスタンス」と言えるかも知れませんが、世界中がそうやって暮らしているわけではありません。しかし気を抜いてもらったら困るので、そういった情報は日本の主流メディアを通してはなかなか入って来ません。

もし私の周りで黒死病みたいに人がバンバン倒れているならわかる。でも私はコロナに感染した人一人も知らないです。無感染症で陽性の人にすら会ったことがありません。でもインフルエンザになってた知り合いは昨年以外は毎年必ずいました。

もちろん、友人や家族でコロナで苦しんだ方がいるなら、受け止め方はずいぶん変わってくると思います。それでも情に流されたり、配慮のあまりに口をつぐんでしまうのはどうかと思います。ブランケット型のみんな一律に制限される政策の代わりに、ケアをもっと特定していくことが大切と思います。その方が本当に助けが必要な人が効果的に助けられるでしょう。

とにかく、恐れと同調圧力だけでこれ以上自由を明け渡してはいけない。

人口調整政策でもなんでもそうですが(ひとりっ子政策とか)、国民の自由を奪って行動を制限するとろくなことがありません。そんなことをして今までの歴史でうまく行ったことは一度もありません。ただ社会主義的になり、恐怖が国を覆い、多くの人々が貧しくなり、国が暗くなるだけです。

自己決定権は奪われてはいけない。それぞれが自分と家族のために一生懸命考えて、情報を集めて行動することを奨励した方が、社会は絶対に良くなる。「みんなの健康のため」「迷惑をかけないため」というプレッシャーで、考えることを諦めてはいけない。

「黙っていて、頭を低くしていれば嵐は過ぎ去ってくれる。」

いやいや、過ぎ去ってはくれないのです。
「おかしい」「嫌だ」と私たちが声を上げるまでは。

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