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[春日大社境内の杉]完成報告の参拝をしてきました

2020年11月26日。ついに完成した、春日大社境内の杉をつかった燭台と重箱をたずさえて、私たちは春日大社に向かいました。

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夏からの試作をへて発売をまぢかにした商品を、春日大社の神様におひろめするためです。
商品のプロデュースをしてくださった、日本の道具とうつわの店「空櫁」の五井あすかさん、燭台とともに販売するろうそくづくりを担当するGJ!メンバーの西村麻菜さん、杉を使う橋渡しをしてくださっているあたつく組合の方など、8人の関係者で社殿に参りました。

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杉を使わせていただいたお礼を申しあげるとともに、玉串を捧げ、商品が多くの皆様のお手元にとどき、末長く愛されるようお祈りしました。

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《西村さん(写真右)の感想より》
神秘的で落ち着いた感じがしました。(中略)私は杉でお重箱や燭台をつくらせてもらってありがとうございますと心の中で思っていました。

春日大社が創建されたのは768年。1300年近くにわたり継がれてきた風景に、これから先の暮らしの中で使われていくことを願う商品が並びました。春日大社からあたつく組合に杉が寄贈されたのが4年近く経つ今、たくさんの人の関わり・お力添えの末にこの瞬間があることをおもうと、胸が熱くなります。

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参拝の合間あいまに春日大社の方より様々なお話をうかがうことができました。長い間つづく信仰と人との関係や、自然への畏怖、建築・工芸といった人間が積み重ねてきた技術のすばらしさなど、ふだんの生活では脇に置いているようなことを見直す時間となりました。

御本殿から失礼したのち、隣接する萬葉植物園へ。今回の杉材が、枯損木として切り出されたその跡を見てきました。藤や杉だけでなく、多種多様な植物がのこされた、うつくしい場所でした。

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そんな春日大社境内の杉からつくられた、燭台、お重。商品のお披露目第一弾として、燭台をまもなく12月5日(土)にNEW TRADITIONAL Shopほかより発売します。おたのしみに

*写真 衣笠名津美



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