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NEW TRADITIONAL展 in 常滑

日時:2021年1月22日(金)―1月31日(日)10:00~17:00 
   27日(水)休館  
場所:INAXライブミュージアム 土・どろんこ館(1階 企画展示室)
(〒479-8586 愛知県常滑市奥栄町1-130 名鉄線「常滑駅」または中部国際空港より知多バス「知多半田駅」行き「INAXライブミュージアム前」下車徒歩2分
入場無料

画像1写真:河合秀尚

チラシ[pdf]

会場での参加の場合は、事前にこちらをご一読ください。
新型コロナウィルス感染防止対策について(INAXライブミュージアムHP) 

展覧会「わたしのニュートラ」

常滑でやきものに関わるつくり手たちと地元の福祉施設の障害のある人が連携し、新しいものをつくりました。施設の敷地内で採掘した土をはじめ、陶業、陶芸の様々なつくり手の土を用いて布を染めたり、紙に漉きこみました。建築陶器メーカーと新しいタイルの制作なども行い、産地ならではのものづくりをとおして、これからの産業や表現に生かす取り組みを展示します。
高橋孝治(本展ディレクター)

高橋孝治(たかはしこうじ)
株式会社良品計画の生活雑貨部企画デザイン室を経て2015年に愛知県常滑市に移住。常滑を拠点に企業や団体とプロジェクトを進行。2016-2018年 常滑市陶業陶芸振興事業推進コーディネーター。2017-2019年 六古窯日本遺産活用協議会クリエイティブディレクター。 https://sixancientkilns.jp/

画像3写真:衣笠名津美

2020年10月19日、20日の2日間で、高橋さんのコーディネートにより、常滑を拠点に活動しているクリエイターや製造工場、問屋をめぐるスタディツアーを実施。ここでの出会いが展覧会につながっています。

ニュートラ談義     

期間中、会場で展示に関連するトークを実施します。オンラインでの配信も並行して行います。
*オンライン配信の視聴、会場での参加いずれも要申し込み。会場での参加は各回定員20名。 ▷申し込みフォーム

①「やきものの産地で試みる、福祉とものづくりのあたらしい関係」
1月23日(土) 18:00~19:30 

ニュートラのプロジェクトを常滑で実施するにあたり、ディレクターの高橋さんが考えたのは、地域のさまざまな活動を、つくることをとおしてつなげることでした。
障害のある人たちの仕事を支えるワークセンターかじまの桜庭さんと、なりわいとしての窯業を営む伊奈さん、水野さんのお二人の話を聞きながら、産地における障害のある人新しいものづくりの可能性のヒントを語ります。
出演者:伊奈幸洋(有限会社丸安)、桜庭幸恵(ワークセンターかじま)、水野太史(水野製陶園ラボ・水野太史建築設計事務所)、高橋孝治(デザイナー)

②「ものをとおして人がつながる、人をとおしてものがつながる」
1月30日(土) 18:00~19:30

産地でのものづくりの文化を伝えたり、伝統を学び合う機会はどう作れるのでしょうか?美術館での焼き物をとおした交流事業を実施している佐藤一信さん、障害のある人や子どもたちと土に触れる機会を作ってきた経験をもつ鯉江明さんともに、焼き物をとおして人とつながることの意義について語ります。
出演者: 佐藤一信(愛知県陶磁美術館副館長)、鯉江明(陶芸家)、高橋孝治(デザイナー) 

土器焼き

1/30(土)10:00~17:30  公開制作・見学自由
ワークセンターかじまの敷地から掘った粘土を、陶土に仕立てて形づくり、土・どろんこ館の中庭にて小さな窯をつくり焼成します。穴を掘り、ドーム状の粘土の屋根を被せた中で焼成する、煙が少なく安全な、原初的なやきものづくりを自由に見学していただけます。なお、当日の制作は陶芸作家の鯉江明氏を講師に、関係者が行います。

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※新型コロナウイルス感染拡大防止等のため、予定を変更する場合があります。最新の情報はウェブサイトでお知らせいたします。

主催:文化庁/一般財団法人たんぽぽの家
協力:常滑市社会福祉協議会/ワークセンターかじま/デイセンターおおそ/日本モザイクタイル株式会社/有限会社 丸安/水野製陶園ラボ/株式会社水野製陶園/鯉江明/TOKONAME STORE/有限会社 丸よ小泉商店/梅原タツオ/とこなめ焼協同組合/河合秀尚/TOALHANT/株式会社LIXIL/ INAXライブミュージアム/

令和2年度 文化庁委託事業「障害者による文化芸術活動推進事業(文化芸術による共生社会の推進を含む)」

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