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オリジナル歌詞

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2021年6月の記事一覧

国道沿い【オリジナル歌詞】

笑いすぎた次の日に君は風邪をひいた 「安心したから」って言って目を閉じた 時々部屋の冷蔵庫が寒いよって言ってる 「それが仕事なのにね」って 呟いたいつかの夏の終わり 静かになると声を出さずに泣いて 楽しいとさみしくなって泣いて 終わってしまうからって笑って とにかく笑っていようって励ましあって 青春の夢の残骸を電子レンジであたためてると 「死んでるから」って言って君はキスをする 国道沿いをオートバイが走り去ってく 「道は全て繋がってる」って 今夜はキレがないね 「僕らは

循環【オリジナル歌詞】

何時かの商店街は閉まってて くたびれた老人がコーラ飲んでる 夕暮れ時はどうしようもない気持ちになる 過ぎ去ってしまえば時間は瞬間 携帯ゲームしてる子供たちと すれ違う夕暮れ時はどうしようもない ああいまどこらへん どうみんなげんき 少し酔ってないとおかしくなっちゃうよ そういってたあいつはもういない 悲しいことはもはや当たり前におきる年齢 すべてがゲームみたいだったあの頃 もうコンテニューはできない 死んでしまったらもう生きかえることはない ああい

みつけたよ【オリジナル歌詞】

夢見た未来なんてあったのかなあ なりたい自分なんてあったのかな なんとなくをカバンに詰めて旅をしてきた いつの時もどんな時もなんとか今日まで それでも振り返ると 歩いてきた道がみえる どの場面も結局愛おしく思えるんだ すべてのことにありがとうって思うんだ どんな自分だって 何もないと言わないで まだ動いてる心臓で またもう一度立ち上がって 描かれていくちゃんとほら 生きた証が飛び散ってる もう一歩だけ前に 進みたがってる途中の僕がいる 明日なら今からでも遅くはないさ

ジョージ1965【オリジナル歌詞】

ヘイジョージ 想像以上に自分であり続けるのは難しいな それでも次のトンネル抜けたら しばらくは踊ってられんだろう なんでもない時光集めて なくしたときは空に放つよ 何かに届き跳ね返ったとき 生きてる意味に出逢える あれは確か2001年町はまだ未完成 朝と夜をこえて生きてるって証明ごっこ 意味はないまま走り続ける やがてそれは時代をこえた ヘイジョージ 正常にいることってなんだか難しいな そんな時あなたの歌が聴こえる 違う時代の似た者同士 なんでもない顔でパンチライン

おめでとうありがとう【オリジナル歌詞】

おめでとう 何について祝ったら いいのかわかりはしないけど 今日は君がこの世界に やってきた特別な日 ありがとう 何もしてくれてない なんて時には思うけど それは君がみえないくらい すぐそばにいてくれるから 長い道を歩いてく 宇宙の果てしなさ思えば あっという間だな だけど僕らは選ばれた そのことを楽しもうと思う 意味はないとしても さよならは いつかやってくるだろう 受け入れられないに決まってる だから君を焼きつけておきたいんだ そのままの君を 時には間違って だけ

まあいっか【オリジナル歌詞】

まあいっか なんて言ってまたやればいい なんにもなれてないようで 何かにはなってる 弱いから 優しさに気がつけたんだよ 今度はそれを渡せるように 少しだけ強くなれたらなあ 描いた軌道と少しづつずれていって ダメだなあって時にはおもったりもするけど 笑いあえる君に逢えたから これでよかったって思う 新しい明日はないかもしれない でも新しい自分になっていける 見慣れた景色が違う世界を見せる 何回だって生まれ変わっていける さあゆこう 何度目のスタートでも 気にしないぞって

互いに遠くまで【オリジナル歌詞】

旅にでも出よう 自転車でもこいで 多摩川をくだって 羽田あたりで エアープレーンでもみながら泣こう 飛び立ったらどっかに着くでしょ ずっと飛んでらんないんだから 笑う日も自然にくんだよ まあ簡単に言うなれば休暇で 詳しくと言われたら黙ってもいい そんな小旅行が現代社会には 必要なんでしょう でもな帰りのサイクリングロードで 君やあいつのこと思い出したりして 声が聴きたいってメールより電話って 素面のクセに ナチュラルで酔っ払っちゃうんだ 「夕暮れがあんまりに綺麗だった

ホームタウン【オリジナル歌詞】

改札を出た夕暮れ6時 人の波に身体を預けて お疲れ様今日も一日 そんなムード遠い空をみてた 果てしない旅それでも確かに 時は流れて歳を重ねた 目的地なんてあるようでなかったなあ 気がつけばここまで辿り着いてた 電車が駅をどんどん過ぎさってく 降りてく人また乗り込んでくる人 笑ったり泣いたりみんなどこか 似ていて少しだけ心は安らぐ 明日は休みだ 新しくできたコーヒー屋にでもいこうかなあ 君を誘って少し夢みがちで 光ってなくても特別じゃなくても 僕だけを待っている人がいる

ガンマンズフレンド【オリジナル歌詞】

最近はさ夜型 状況はさ悪くはない 昔の自分をみつけて 「才能は枯れた」とか呟いては もともとないって自嘲する えぐるしかない 馴れ合いにファックして 物足りねえとかぬかしてた あの頃の自分に蹴られたい でもさ 冷蔵庫にプリン その形状と存在意義がタッグ組んで 僕のどこにもいかない気持ちを 完璧に着地させました ああ甘い甘い甘い 細菌に振り回されて狼狽 状況は最悪なれど オンラインゲームのフレンドが増えた 「ニッポンハドウデスカ」と外国人に聞かれ 「テキヲウチマショウ」と

スタート【オリジナル歌詞】

ポケットに探してみる 鳴り止まないいつかのナンバー 最近じゃさ出番もなくて 君は少し不貞腐れている 走るわけなんて考えてなかった その旅路の果てにはどんなことが 僕を待っているんだろう 知りたいからまた憶いだすよ 忘れても忘れない それがまだ燻っているのは 君の仕業かな そんな夢物語が いつだって少し後ろから 背中を押してる 新しいことはまだある 速く走れなくはなったけどきっと 今がちょうどジャスト あの日叶わなかったこと 今はなんだか自然と触れる まだ始まってさえい

おばあちゃん【オリジナル歌詞】

こんな冬の終わりの春の日だったっけ おばあちゃんと手を繋いで幼稚園に行った 不安になって隠れた僕を笑ってずっとそこにいてくれた 「いいんだよ」と「さみしいねえ」が口癖だったっけ 僕は今すごくさみしいよ ありがとう なにもない僕だけど 人が好きだよ さよなら ちゃんともらったよ ちゃんと生きているよ 時代はいろいろ変わって進化はしたけど 僕らは必ずいつかさよならをするんだよな ただ僕の中には記憶があってそれが心を作ってまた誰かの何かになるんだろうな 「もう帰るのかい」と「ま

そば【オリジナル歌詞】

仕事場のすぐ近くにある お蕎麦屋さんが好きだよ カツ丼セットがいいんだよな お腹いっぱいになるんだよな いつもの席はトイレの 横だから常に空いてる 価値観てみんなそれぞれで 僕にしてみたら楽園 目の前の席に座るおじいさん今日もまたきてるなあ 10秒に一回斜め上をみる何か言ってはまた戻る たまに唐辛子をいれすぎて 辛って顔をする いろんな人がすれ違う どんな人かは知りはしないけど そばが好きなんかなあ なんだか同じって嬉しいなあ 店員さん最初はぶっきらぼうだった だけど

僕らの風景【オリジナル歌詞】

君に一つ歌を書く日がきたよ いつか僕の世界の全部だった人 毎年書いてるんだからなんてこともない そして今年は特別だなんて毎年思う 他に贈り物はないし 望んでるものもないだろう 心の全部を乗っけた現在地を 君の空に届けたりしてたら 思うことは時間が流れたってこと それは普通だけれどなんだか切ない 君が信じてくれたから 涙は枯れ果てて その場所に花が咲いた 君はもういないけれど どうしてだか今もそれを育ててる 君といつか描いた歌がある 自然な旋律で少し捻くれた言葉 もう開く

ファミリー【オリジナル歌詞】

すこしさみしいなあ 夕暮れ6時の歩道橋で 街をぼんやり 優しさをのせた 重たい列車が 泣きながら滑りこむ いつか父さんががんばってたこと 母さんがやさしかったこと 今僕は同じくらい歳をとり 毎日をせわしなく生きてる 夜がやってきたなら 心に灯そう 小さくても あったかい あの頃みたいな明かりを あの頃の夢は なんだったけなただ終わりもなく ずっと続く気がしてたけど さよならまたあした 手をふる友達に 出逢いと別れを すでに予感してたのかもな いつも同じ場所で転んだ