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人生最高の友に出会えたなら

子どもの時は、誰とでも仲良くできて
いわゆる八方美人タイプでした。

しかし、高校生にもなると
どうにも一緒にトイレに行くとかが
苦手になってきます。

大学生の頃は
それが薄れていきます。
薄れていった理由は「寮生活」だったからだと思います。

親元を初めて離れて、遠い地での寮生活。
寮生は遠くの人ばかりで、似たような境遇だったからか
みんなで動いたり、自由に暮らせることができていました。

社会人になっても、同僚や先輩と仲良くできていた気がします。

しかし、そんな22才
のちの夫に出会います。

人生で初めて感じた、自分に超ぴったりな人でした。
一緒にいてもラク
何を話しても話が合う
空気のような存在で、水のように必要な、なくてはならない人でした。

世の中に、こんなに自分に合う人がいるのか
何をしてもどんな格好でいてもすっぴんでも
全部をひっくるめて認めてくれる人。

その後、家族になり、より楽に生きていけることを知りました。

夫と出会ってすぐに
「あー、この人がいれば友達いらないなぁ」と感じたのです。
誰よりもわかってくれて、一緒にいるのが楽しい
一緒に生きているだけで幸せで涙が出ていたりしてました。

「この人が死んだら生きていけない、私も死のう」
とか、本気で考えていました。

それくらいの相性の夫と出会えたことは奇跡でしたが
人間喉元過ぎれば、、、で、存在が当たり前になってきます。

夫がいなくなった今、喪失感は半端ないです。
10年以上、動けないしゃべれない夫でしたが
いてくれるだけの安心感は、喪失感に変わりました。

そこです!
自宅介護に専念するために、私が仕事を辞めて、
社会復帰をするようになり仕事を作っていかなければならないように

「夫がいれば友達不要論」が今、私を悩ませています。

うーむ
友達ってどうやって作るんだっけ??
(仕事もおんなじ感覚でです)

すっかり頭の中から消えていた感覚を取り戻す?
復活させる??のはかなりの高い山。
ってか、どこにあるの、そんな山。
あるのかわからない山を探している感じです。

そもそも、一人で買い物に行くのが好き
(夫と行くのはとても楽しかったけど)
井戸端会議が嫌い
(夫にベラベラ話すのは大好きだったけど)

等々、なかなかの面倒くさいHSP気質なので
友達は数少ないのです。

しかし、人生何が起きるのかわからないのが人生。
これから、めっちゃ気の合う人に出会うかもしれないしね
心をオープンにして、生きていこうと思うのです。

無理もしませんし、渇望もしない。

夫が出来杉君だったのでしょうね、私にとって。
そんな人に出会えたことがこの人生の最高のギフトですわね
そうよそうよ。

ということが
私に友達が少ない理由です。

友達のくくりが独特なんだと思います。

新堂きりこ



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