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ないないない何にもない

私の人生は本当に失敗だらけ。
人生も後半に入り、いろいろ考える。

どうもここまで生きていると
人智を超えた存在はいるような気がする。


いや、いないとおかしい


この身体の精密さと言ったら、どうだ。
何億円出しても、人間の身体は作れないのだ。


その人間を作った最初の者?物?人??
がいるとしたら、
それはもう人智を超えているのは間違いない!

そう考えると生まれてきたのは
奇跡の連続だったんだろうなぁと思う。


選ばれし命なのだから
心して生きなければ本当にもったいない。


長く生きても100年。
それ以上生きている人もいるけれど、
100年としても、人生なんてあっという間。


ぼーっと生きていたら、もったいない。

この命の生かし方を考えずに
これまでのほほんと生きてきた。
本当にもったいないことをしたなと思う。


けれど、もったいないことをしたおかげで
ようやく気づきを得ることができているのだから
今がベストタイミングなのだ。


これより前でも先でもなく
今がラストチャンスだと痛感している。

若い頃から、
「人生を思いっきり楽しみまくりたい」と思っていた。


そして、子どもの頃は
なぜか、死ぬことがとても怖くて怯えていた。



最近は、死ぬことは怖くはないけれど
病気になることがとても恐ろしかった。
なぜだろう。



ここ最近は、夫が亡くなって以降
それすらなくなってきたようで
この身体がすることならば素直に受け入れよう
とさえ思えるようになってきている。

それよりも、残された時間
(どれくらいあるかわからないが)
どう濃く生きようかと考えるようになってきた。


この命を生かすことを考えている。


最愛の、
生きがいの夫を失ったことが
いい意味で気づきを与えてくれている。


それがなければ、
まだまだ私はつまらない人間で、傲慢で
なんでもできると勘違いしているはずだ。


本当にいいところがない人間だな、、、
書いていて、情けなくなってくる。


けれど〜
ここからの私は生まれ変わるので、大丈夫!


人生のどん底にこの間までいて
今は少し上がってきていると感じる。


これ以上の下はないので、上がるだけ


仕事はない
友達はいない
貯金はない。


ないないない、何にもない。
(思わず歌いたくなるフレーズだ♪)


最初の頃のnoteに書いた
失うものは何もない」ってまさにホント!
その通り、私には何もない
心底そう思っている。
失うものがない人間は強いのだ。


犬だけは世話をする責任があるので、
失いたくないのは犬だけだ。


それくらい、切羽詰まっているはずだけれども
能天気に日々を過ごしている。


そこが私の長所であると思う。
能天気に生んでくれてありがとう!


この間まで、人類史上最高に不幸せな人間だ
と感じていたのはどこかへ行ったらしい。


喉元過ぎればなんとやらだ、全く。
すぐに忘れる人間で本当によかった。


逆に、
少しいいことがあったりすると
すぐに調子に乗ってしまう、お調子者でもある。


で、だんだんエスカレートして、
自分最強!とか勘違いしてしまう。


気をつけよう。
いい気になった時に、穴に落ちる
しかもとてつもなく大きな穴に。


順調に進んでいる時こそ
注意を怠らず
感謝を忘れず
決していい気になってはならないのだ。


自分一人で生きていると思ったら、大間違い。


服も食べるものも電気も
全ては誰かが作ってくれたもの。
決して、感謝を忘れてはならない。


こんなこと若い時から知っているのに
調子に乗ると忘れてしまうのだ。


こんな小さなミスをやり続けていると
大きな大きな穴にズボンと落ちて
大怪我を負ってしまうのだ。


痛い!
周りも一緒に巻き添えにしたりするから
大事件になってしまうのだ。


そうならないように
成功している人は、腰が低く、威張らず、丁寧なのだ。


そう、成功している人は知っているのだ。
努力している分量はそんなに変わらないはずなのに
うまくいく人とそうでない人の
わずかな違いが大きな差を産む。


知らないと損をするレベルじゃないね
人生を失うくらいの差になる。


いいものを放っていこう。
いい気分で過ごそう。
愚痴を言わず、積極的に生きていこう。


noteに書きながら、自分に言い聞かせている。
人はすぐに忘れる。
私は猛スピードで忘れる

30才の私へ。
これから後、大きく大きく失敗することもあるけれど
いい思いもたくさんするよ。

調子に乗ってたくさん道を踏み外す。
蒔いた種は刈り取ることになることを心に刻んで。

それでもやりたければやりなさい

楽な道もあることを
人生かけて探すことになるんだけれども
その時あなたの大事な人はこの世にはいないんだよ。

大事な人を失う前に気づいてほしいなぁ。

2022年の私より。
          (5ヶ月目)

新堂きりこ

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