わたしは探すことにした

雨の多い三月です。
例年こんなだっけ？と振り返っても、記憶がない笑。
過去を振り返ってもしょうがないので、やめよう。
そもそも覚えていないのだが。

犬が手術をしてひと月が経った。
おかげさまで経過も順調。
すっかり元気を取り戻し、日常生活が戻ってきた。

そんな昨日
ふっと、言葉が降りてきた。
「犬がいなくなった後のことをちゃんと考えておくように」と。

声というか、文字というか、その真ん中の感じで
頭の中にそんなメッセージがたまに降りてくる。
そんな体質です。

そうかぁ
犬がいなくなったら、またわたしは空の巣症候群になり
長い時間を無駄にしてしまうのだろう。
それを感じ取っているわたしの中の人？がメッセージを送ってくれているのだろう。

子どもが巣立った時
夫が亡くなった時
都度、立ち直れないほどの喪失感でメンタルもやられてしまっている。

今回の犬の病気のショックはとても大きかった。
胃をやられ、長いこと苦しんだ。
そこにもメッセージがこめられているのだが、渦中のわたしは本質に気づけていなかった。
時間をかけて気づき、いよいよ次のステップに向かう時なんだなと感じている。

「スピリチュアル系ですか？」と聞かれて、否定してきたけれど
そうね、やっぱりそうなのかも。
ここまで波乱万丈だと、抵抗することはもはや無駄だろう。

そんなことを考えながら、犬がいなくなった後
いかに生きて行くかを考えた。
まず！生きがいを見つけること。
そう、ここが全くない。
犬が生きがいになっている。

その犬がいなくなったら、生きがいゼロ。
これはまずい。
生きがいなんてなくてもいいじゃんって、前に書いたけれど
いやいやいかん！
生きがいがないと生きてくための「燃料」がないってことになるのだと思う。

燃料ってわたし的なイメージだけれども、要するにとても大事なものなんだ。
そうかぁ生きがいって必須なんだな。

そう、わたしは探すことに決めた！
生きがいを。

わたしの生きがいは都度都度なくなって行く。
生きがいは都度更新する必要があるんじゃないのだろうか。
でないと、生きがい不足（こんな言葉あるのか？）になってしまう。

空気と水が必須のように、人間には生きがいが必須なのだ。
それがないと生きる意味がなくなってしまうのではないだろうか。

これまで全く生きがいを更新してこなかったから
うーむ、しょうがない
探すしかない！！！

手当たり次第、ピンとくるものをやってみて
わたしにぴったりの生きがいを探すぞ。

まずは人に会う。
外に出る。
仕事を増やす。
旅に出る。
家族を大切にする。
犬をとことん愛する。
ピンとくることはやる。
ダメならやめる。
心の声に従う。
等々。

どんどんチャレンジしていきます！

新堂きりこ