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夫がいない

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多系統萎縮症の夫は、余命よりも長く幸せに生き、今春旅立ちました。過酷だったけれども、楽しかった日々と、突然の別れから、前を向いて立ち直るまでの道のりを書いています。ほぼ毎日更新。…
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#あの時の私に伝えたい

屋久島のち事故それはサインだった

新堂きりこです。 noteを始めて1週間になりました。 まだまだ慣れません😅 1日中、パソコンに張り付いている日もあります💦 時間軸が過去の記事で、読んでいる方には、さっぱりわからないと思います。 冷静でない人間が書いてることは、さらにあちこちとっ散らかっています。 本人でさえも、あの頃よっぽど大変だったのだろうなぁと、感じてます。 今日は「自宅介護をやろうと思ったワケ」について。 協調性がゼロの私は、当時、自営業をやっておりました。 仕事内容は、「コーチングコンサルタ

掃除機に恋をした

毎日1記事書こう、と思いながら、3日が経った。 時間に追われていたのもあったし、自分の気持ちと向き合う時間を、あえて作らない感じで、現実逃避していたようだ。 やはりこんな時、私のような口で吐き出せないタイプは、溜まってくる。 心にズンズン溜まって、もっとつらくなってくる。 書きたい!書かずにはいられない!という気持ちが湧き上がっている時は 心の許容量を越え、ダダ漏れしたものがあふれ出て、限界点を超えてしまっているようだ。 元々、自分の弱みや愚痴を吐けるタイプではない。 愚

無責任やり逃げ男と年取る女

住んでいるところから、車で2時間の夫の実家。 その近くに、以前から父が用意したお墓があり、そこに入る流れになってきた。 今回、私の意思とはやたら関係なく、いろんな物事が猛スピードで進んでいく。 お墓もそう。 夫に以前、「死んだら、骨はどうしたい?」と聞く機会があって それもたまたま、2ヶ月くらい前に。 病気の夫にそんなことを聞くのはどうかと思うけれど、ふと思って、聞いてみた。 「庭に撒いてほしい」と、夫は即答した。 そうなのかぁ、家にやっぱりいたいのかぁと、その時の私は

水分は重要だ

昨日の朝のすっきり気分はどこへやら 暗いドヨンとした気分で、早朝4時過ぎに目が覚める。 どうせこの後眠れないので、起きる。 ココのところ、べったりな犬はまだ寝たらいいのに、一緒に起きてくる。 犬は犬なりに感じることがあるんだろう。 大きな環境の変化に気づいているのか、より一層べったりになってきている。 まだ暗く寒い中起きる。 家中の窓を開けて、空気を入れ替える。 これまでも、これからも続く、朝イチの日課。 その後、体重を測って、着替えて、白湯を飲む。 夫が亡くなって、直後