家庭で使っているルータも要注意!
こんにちは!
今日からまた一週間がんばっていきましょう(^^)/~~~
今日はこんなニュースをご紹介します。
「カマロドラゴン」というサイバー犯罪グループがルータにバックドアを設け、ネットワーク侵害をおこなっているというものです。
ちなみに「バックドア」とは簡単にいうと「不正アクセスのための侵入口」です。
ルータなどの設定を変えたり、変なプログラムを仕込んで、こっそり後から侵入するための入口が作られていることです。
■カスタムされたバックドア「Horse Shell」
Horse Shellを用いることで、攻撃者はマルウェアに感染したデバイスを完全に制御し、検出されることなく侵害されたネットワークにアクセスすることができます。
またHorse Shellは、感染したルータ上で任意のコマンドを実行する「リモートシェル」、感染したルータとの間でファイルをアップロード・ダウンロードする「ファイル転送」、異なるクライアント間の通信を中継する「SOCKS5トンネリング」の3つの機能を攻撃者に提供します。
どのようにルータにインプラントが行われたかは不明ですが、脆弱性を用いたか、パスワードがデフォルト設定の端末や簡単に推測できる端末を対象にすることでアクセスに成功した可能性があると考えられています。
■ホームネットワークが狙われている
この種の攻撃が機密性の高いネットワークではなく、ホームネットワークを狙っている点が注目されています。
ホームネットワークを狙うってことは自分たちの家が攻撃目標とされている?!と思ってしまうかもしれませんが、そうではなさそうです。
ホームネットワークを狙うのは特定の家庭を攻撃目標としているのではなく、「中継点として利用するため」で、ホームルータは攻撃者にとって目標達成のための単なる手段だとのことです。
知らない間に犯罪に加担させられている可能性があるということです。
家族だけが使っている家のルータだからサイバー攻撃とは関係ない
などと思わず、ただの家庭用のルータであっても対策を怠ることなく、利用するようにしましょう!
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