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「相次ぐサイバー攻撃 企業が生産設備への影響食い止める新対策」

企業を狙った相次ぐサイバー攻撃に対して、工場の生産設備への影響を食い止める新たな取り組みが始まっています。
大手鉄鋼メーカーのJFEスチールは、製鉄所の生産設備などがサイバー攻撃で被害を受ける事態を想定した訓練を新たに始めることになりました。
各企業が色々な対策を始めています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240716/k10014512321000.html

                             出典:NHK


<生産設備向けのセキュリティ管理>

製品の検査工程のラインを再現した訓練用のミニチュアを作り、現場で働く社員がみずからサイバー攻撃に対処できるよう、訓練を行うことにしたそうです。
コンベアやロボットアームなどの通信状況を見て、攻撃を受けている機器を特定する知識などを学び、工場のライン全体の停止を防ぐことにつなげます。

<訓練は必要なもの?>

現場での機械の故障と、サイバー攻撃を受けての動作不良の切り分けは難しいそうです。故障と攻撃の切り分けを行い、全体的な現場レベルでの対応力の底上げを目指すそうです。
今年度中に国内各地の製鉄所で順次、訓練を行う計画です。

<AIを活用する企業も>

一方、三菱電機とNTTコミュニケーションズは、AIが通信の量や頻度などからサイバー攻撃を検知する新たなシステムを共同で開発しました。
AIの活用により、従来の攻撃パターンだけでなく未知の攻撃パターンに対応できる特徴があります。


サイバー攻撃の標的はオフィスだけではなく、生産管理や生産設備にも行われているのですね。ネットワーク環境があれば、必ず攻撃のターゲットになり得るということでしょうか。
サイバー攻撃に関連するインターネットの通信量は、およそ10年前の2014年と比べ、昨年は25倍に増えていて、14秒に1回、攻撃を受けている計算になるのだそうです。
生産から販売まで、トータルなセキュリティ対策を検討すべきということでしょう。



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