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Googleがボットネット妨害作戦!

Googleより、ボットウィルス「Glupteba」の運営を分断する措置をとったと発表がありました。

https://blog.google/threat-analysis-group/disrupting-glupteba-operation/

約100万台を超えるデバイスに拡散され活動していたとみられ、ユーザーにとっては安心できる吉報となりました。


■Gluptebaとは?

このウィルスは2011年に初めて発見されて以降、あらゆる方法(安易なものから高度なもの)で拡散されてきました。

最も厄介なのは、正規のソフトやアドウェアにバンドルされて拡散されていたことです。侵入後GluptebaはPCの裏側で、権限を獲得したり既存のセキュリティを回避したり、他のマルウェアを落とすための土台作りを行っています。


■ウィルスを退治!

Googleは、今回このGluptebaを配布するためのURLやオンラインサービス、広告等を特定し、犯人に対して訴訟を起こしました。
さらに、盗まれてしまった資格情報やアクセス情報、悪意のある広告の支払いに使用されていたクレジットカード情報も取得できたと報告しています。




今回、このボットネットを妨害する措置がとられましたが、もしかしたら別のメカニズムを用いて制御を取り戻される可能性があるそうです。


今ご利用のPCにアドウェアは侵入していませんか?
アドウェアに関しては小さな被害だと思われている方も多いですが、小さなことからリスクを排除していきましょう!