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韓国 "K"ネタ2個 2021.1.31

韓国のK-POP、K-検査キット、K-分裂にK-成長…と、少し民間とかで目立つことがあると韓国政府が乗り出して全部 "K-"つけて国の手柄にしてしまう韓国の”K"小ネタ2個です。

K防疫の宣伝に忙しい韓国政府

食品医薬品安全処が全部処(省庁)に対し、コロナ診断試薬の輸出成果など「K防疫の優秀性宣伝」に向け協力を要請する文書を送付していたことが15日までに分かった。当時は1日600人前後の感染者数が確認されるなど、コロナの第3次大流行の危機感が高まる時期だった。野党からは「コロナ・ワクチンの確保は全く進まないのに、現政権はK防疫の宣伝にばかり没頭している」など批判の声が相次いでいる。

各国で検査キットやマスクが行き渡るようになると、途端に聞かなくなったK-検査キットの代わりに今、韓国政府が大々的に世界にアピールしているのがK-防疫。国内でもK-防疫を十分に宣伝する協力を各自治体に送っていたというのが今回の記事。

とは言え、未だにクラスターは宗教施設を中心に発生していますし、病床も余裕があるとは言えない。5人以上の集会、会食は禁止で一部業種店舗は営業禁止に時短もやってる。実行再生算数も1を超えている。
迅速な行動監視が可能だったのは個人情報の扱いが安いのと、国民総背番号制と、クレジットカード利用普及率が高かったせい。
医療体制もほぼ自治体と民間病院の頑張りでなんとかなっただけだし、徴用制で軍医予備役を柔軟に運用できた幸運のせい。
ワクチンも治療薬も海外頼みだし、コールドチェーンの鍵になる超冷凍保存倉庫は全国で一ヶ所。

どこにアピールしてわざわざ K-防疫 なんてブランディングするところがあるのか、さっぱりわかりませんが。

今でも文大統領が世界フォーラムの講演などでK-防疫の優位性をさかんにアピールしてますが、それでも世界の評価はイマイチ。個人の自由やプライバシーを制限することに社会的に寛容だったり、告発の報奨金制度があったりする相互監視社会だからできることで、我が国には馴染まない、できないという評価があればまだマシな方。だいたいは話題にもなりません。

担当省庁の食薬処は、テリトリー内の成果を広報するためと説明していますが、どう考えても現政権と与党の成果をアピールするため…じゃないかなぁ。

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「Kポップスクール」、韓国で開設できず

昨年9月、韓国の大手芸能プロダクションのSMエンターテインメントと大手入試対策企業の鍾路学院ハヌル教育は、グローバルKポップ教育機関「SMインスティテュート(SM Institute)」をソウルに設立すると公式発表した。するとこのニュースが伝えられるや、世界から「どうすれば入れるのか」という問い合わせのメールが1000通以上も殺到した。英語・中国語・日本語はもちろんヒンズー語・ベトナム語・ポルトガル語などで書かれていて、関係者は夜を徹してグーグル翻訳まで使わなければならなかったという。相当数は「このインスティテュートをわれわれの国にも誘致したい」という事業提案だった。SMの担当者は「ただ計画を進めただけなのに、非常に大きな関心が集まってびっくりした」と語った。世界の韓流ファンの数が昨年初めて1億人を超えた状況で伝えられた朗報だった。

ところが実は、ここには「言えない事情」が隠れている。SMエンターテインメントと鍾路学院は2016年から、正式な学校スタイルの「Kポップスクール」を推進していた。4年以上も骨を折ったが、学校設立や教育課程の運営に各種の制限を設けている韓国の法規制が原因で思うように進まず、「学習塾」に当たるインスティテュートに方向を転換したのだ。代わりにSMは、Kポップなどを教えるオンライン高校に当たる「デジタルスクール」(仮称)を米国カリフォルニア州に設立し、1月中に学校設立の許可が降りれば開校する方針だ。KポップをPRして広める前進基地が、規制のせいで韓国ではなく米国でまず披露されるというわけ。

韓国が国を挙げてK-POPを自慢にし、広報にやっきになっているのに、肝心の韓国でK-POPスクールを設立しようとすると、様々な規制で実現できなかった…と言う記事。

でも、KPOP留学ってGoogleとか検索するとあるんですよね。「なんだ、学校あるじゃん」って、情報をさらってみると、じつは学校でもなんでもなくて単なるNPO法人が運営している国際交流プログラムだったりして、果たして留学生ビザは出ませんよね。

韓国内でも学校法人を設立して学校を創ろうと思ったら規制が厳しくて、正規学校→フリースクール→私塾→海外に設立まで行っちゃったという(笑)

いや、そもそも、K-POPスクールって何を教えるの?

K-POPのアイドルになりたいのなら、今でも各事務所が養成しているし、K-POP歴史学、K-POP歌唱法、K-POPダンス…なんとかかんとかを教えるんだろうか。K-POPアーティストを目指す専門学校なら日本にいくつかありますし。本格的にプロになりたいのか、単に推しと同じようなことを経験する留学体験がしたいのか…。海外体験で好きなK-POP三昧してあわよくば学校の単位も取れたらラッキーなんてことなのかな。

韓国の音楽自体はイイ物もいっぱいあるし、K-POPアイドルも好きな人にはたまらない魅力があるし、それ自体は全然否定しないし、好き嫌いの話に正解はないからね。私がK-POPはチェックしても刺さらなくて二回目を聴かないとしても否定はしません。

ただ、K-POPの音楽は海外の流行に敏感だし、独特ななにか…があるわけでもないし、学校で教わる特別ななにか…があるとは思えないし。ダンスだってそうだろうし。韓国でK-POPを勉強したっていうのが特別なコンテンツになっていたと思うんだけど。アメリカで開校しても関係者にSMエンターテインメントがいるってことが入学希望者の特別ななにか…になるなら良いか。


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