トップリーグプレーオフに向けて雑感①
全部見てるわけじゃないから雑感で今回はトップ6まで
サントリーサンゴリアス
特に目新しいラグビーをしてるとかじゃないけどストラクチャーが強烈すぎてそれだけで押し切れる面がある。結構前から梶村WTBくらい割り切った方がって言ってたんやけど実際中野、江見、梶村あたりとリーのWTBの組み合わせは強烈。そこで尾崎の役割もはっきりするからやりやすくはあるやろし後はバレットが勝手にやってくれる。中村の役割にだけちょっと迷いを感じてタックルはうまいけどディフェンスを仕切れるタイプじゃないのが、ケレビがいないとはっきりする。マクマーン含めた3人の起用方がかなり重要になりそう。3列で言えば小澤、西川、飯野、ツイ、タタフと役割をきっちりわけれる選手はそろってるのでマクマーンをバランス見て投入するパターンが一番強いかなと?2列はサベッシとラタがフィットしてるし林が予想以上に良い。ただそこまでインパクトがないのが神戸とパナと両方と試合するってなるとどうか?一番の疑問点は1列で良くも悪くも軽すぎる。軽快な部分も感じるし構成的にも良いんやけど悪い時もはっきり出ちゃうのでそこをどう対処していくか。実際トヨタ、クボタってしっかりコンタクトしてくるチームに苦戦してるし・・・
パナソニックワイルドナイツ
正直一番わからん(笑)普通にやってるだけで原点回帰的な事なんやろうけど。落ち着きすぎてる。それを不気味ってとるか、安定してるってとるか怖さがなくなったってとるか。で結局怖さを出したいなら福岡を外せない部分があるのが1つ。神戸戦なんかでも空中戦最強のブレイザーになんもさせんかったりでサントリーのリーと2人異次元の活躍を見せたのがそのまま順位につながったって言えるかも。でパークス、ライリーがもう鉄板すぎて23のトゥポウ含めてほぼ確定。SOは松田から山沢のリレーの方が安定はしそうやけど。問題は大型のウイングに対応できるタイプが少なそうなのでそこをどうするか?バックローはコーネルセン、ガンター、布巻、福井、大西てバランス良いよね。特にコーネルセンは今シーズンMVP級の活躍。ワークレート見たわけじゃないけどトップ級の数字出してるんちゃうかな?2列は実際クルーズがわざわざかなり体重落としてくれてるらしくトップリーグにアジャストしまくってるし、ポテンシャルはわかってた長谷川もそこにだいぶ刺激されたか明らかに良くなってる。ロックに固定されたのが良いのかな?前列は平野が全局面でパワーアップしてるんがチームの安定につながってる。ガッキーの変わりまでしてるし(笑)それでも神戸に勝てなかったのをどう見るか・・・
トヨタ自動車ヴェルブリッツ
もうルル―見てたら調子が全部わかる(笑)クボタ戦とか最後キック見てなかったし。ある意味でそういうのが全てチームに反映されすぎるのがトヨタらしさでもあるんやけど。中心選手の彦坂、バハ、クロニエ、マレ、ジェイミーてヒャッハー系と言うか良くも悪くも調子乗らせてなんぼやから蓋あけてみないとわからん(笑)それにルル―先生がイライラしないかどうかでだいぶ話が変わってくる。試合中でもころころ気分が変わるチームなんがこのチームの良さでもあってリードですらコントロール出来ない(笑)それでもプロップ陣とアラダイスが良いのでゲームが崩れないのが凄い。秋山も悪くないんやけどジェンキンスも使えたらゲームとしてはより安定するんやろなと。その為に古川、吉田あたりがもう一頑張りして3列の安定を図れたらいいんやけど思ったより伸び切ってないのが結局チーム力に繋がってるんかな?加藤、岡田とかももっと出来ていいはず。茂野はスキルだけ見りゃめちゃくちゃ上手いんやけどなんか物足りないのはなんなんやろな?後はクロンが水係までやってたよな?ハンセンおるからなんやろけど(笑)
神戸製鋼コベルコスティーラーズ
ボール相手に渡すのが本当に下手になった。ただそれでもトップリーグて言うか世界最強かもしれんラインアウトがあるからエリア取り返せるからあんまり関係ない。エリスまで飛ばしてた様にもともとバリエーションは豊富やし、ハッティングとフランクリンが二人ともバックローにまで入ったり、イシレリ、山下って色んな経験あるからリフターの対応力もクッソ高いし。フッカーもまずスローインしっかり投げれるタイプが選ばれてるしね。とりあえず山中とパーカーで敵陣のタッチまで戻せばいいやくらいでラグビー出来るんが楽しすぎ(笑)で敵陣入るとパーカーのエリアなんでペナルティが出来ない。アタックは選手らのポジションがあんまり関係ないからミッドフィールド空けまくるのが特徴。そこにポジション関係なく選手飛び込ませてミスマッチ作って行くのはホント上手いよね。タッチフットみたいにやってるだけ。それをアタアタ、ラファ、スミスって並びがいれば完成しきるんやけど一人でも抜けると精度がだいぶ変わっちゃう。パーカー、山中にそこらへんの理解度とか対応力とかは求めきれないし。まあ今年の神戸はなによりフランクリンに貫録が出てきた。ドコモ戦はそれだけで寄り切ったくらいで、それがなによりウイニングカルチャーって言われるもんなんかもね。それをわかってる選手達ってのがなによりの強味か?
クボタスピアーズ
トヨタに勝ってたらてだけが全てではないけどそこに集約される感じもする。戦えるようにはなってきたのは間違いないけど、実際戦力含めて上のチームと比べたら悪いとこがいくらでも出てくる。戦術理解等で山崎、金、岸岡ってルーキーやからかもしれんけど全然ラグビーをなんかチームの動きをなんかわかってないんかついていけないんか?山崎なんかはパスが出てくるタイミング、スピードわかってないし、金はそもそものセットですらポジション取りに迷いがある。岸岡も必要な場所におらんから全部変わりにハルが入ってしまってる。FWも変えれない状態なんは間違いなくて。そのくらい選手層は薄い。それでも同じ髪型でそっくりなブルブリングとボタのコンビにマークス、ラピースと南アコミュニティでFWはしっかりゲームが固まってる。そこにトゥパフィナウがめちゃくちゃいいアクセントになってる。バックスは実際ハル、テアウパくらいしか良い影響受けてるようには見えないけどフォーリー、クロティやっぱすごいよ。特にクロティの出場時間延ばせたらまた変わるんやろうけど。それでも戦えるチームにはなってるんやから地道に積み重ねていくしかないよね。
NTTドコモレッドハリケーンズ
サプライズチームでペレナラとアッカルマンすげーって言えばまあそうなんやけど(笑)結局ラグビーってブレイクダウン一生懸命やらないと勝てないよってのをもう一回確認させてくれたチームかな?と思います。もちろん技術や体力含めて色々あるんやけど、なによりそこにしっかり入っていく気持ちが大事な部分があるからそこをまず一生懸命やりましょうねってのをしっかり示して徹底するアッカルマンは名将なんやなと。もちろんそこにマレー、エラスムスと言ったお手本になる選手がいたのも大きい。藤田、杉下、佐藤なんかはそこで使われ出した。元々ドコモの中ではボール持てる選手やったけどそこが基準になったのはでかい。藤田なんかは代表候補呼んでみても良いんじゃないかな?その中で特にマレーのディフェンスの基礎能力の高さって飛び抜けてて最近は派手なフッカー増えてきてるけど、近場のディフェンスからまず確実にこなせる選手ってやっぱ大事だなってのは改めて感じた。ハードワークしたバックスやとソーンダースの存在がなにより大きくきっちり仕事してくれる。マピンピもワーカーとして優秀なウイングなのでアウトサイドバックスもハードワークが当たり前のカルチャーが出来たのは本当に強味になると思う。そのおかげでパエアの異常なパス能力も活きてきたりしてパエアも無理にツッコむプレー減ったからどんどん元気になってるよね。
とりあえず上位6チーム書いてみました。ベスト15誰になるかな?とかも考えてたけど1淺岡2マークス6フランクリン9ペレナラあたりは確定かな?ウイングがリー、福岡に次点がゲラードあたりか。後はなにを評価するかと下のチームからも入ってくるのか?選考された代表候補の見直しも含めてもうちょい続きます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?