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世界中の“カッコイイ企業事例”を毎月紹介するニュースレターをはじめました

情報が乱立しているこの時代、皆さんはどのようにご自分の知りたい情報を集めていますか。信頼しているメディアからでしょうか、SNSのハッシュタグ検索でしょうか、それともフォローしているアカウントからの情報でしょうか。

それらの情報の正確性はともかく、自分の求めた情報はすぐに手に入る一方で、予期せぬ情報との出逢いは激減したのが、SNS時代の現実だと思います。誰をフォローするかは自分で決めている以上、無意識に自分の好みの情報が流れてくるようにインプットをコントロールしてしまうからです。

でも、世界にはもっとおもしろい情報が存在しているし、
もっと社会を良くするアイデアに溢れている。

NEWPEACEは、月に一度、世界中の革新的な企業事例を紹介するニュースレターを始めました。メールアドレスを登録するだけで、国内外の企業事例や、私たちの取り組み、弊社代表の高木新平によるコラムなどがまとめて届く、無料のメールマガジンです。

コチラから登録いただけます>

「カッコイイ」って、なんだろうか。

私たちNEWPEACEは、自分たちのことを「ビジョニングカンパニー」と称しています。ビジョニングとは、目指す社会像(VISION)を宣言し、それを実現するために一貫したアクション(ING)を重ねていくことで、あらゆるステークホルダーを共犯関係にしていく方法論のこと。

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たとえばスポーツメーカーのNIKEは、5月25日にアメリカ・ミネソタ州で起きた白人警察官による黒人男性の圧迫死事件をきっかけに加熱した人種差別抗議運動「Black Lives Matter」に賛同し、世界でもいち早く、以下のような声明を出しました。

”Just Do It(やってみろ)” ではなく、”Don’t Do It(やめるんだ)”
「アメリカには何の問題もないなんてふりをするな、人種差別から目を背けるな、目の前で無実の命が奪われることを受け入れるな、もう言い訳はするな、自分には関係ないなんて思うな、見ているだけで沈黙しているのはやめろ、自分は変化に関われないと思うな、みんなが変化に参加するんだ」というメッセージを発信。

この声明は2020年10月10日現在、10.7万RT、22.4万いいね! と大きな反響を集めただけでなく、その後にアディダス、マーク ジェイコブス、ヴァレンティノ、ツイッター、ネットフリックスなどの有名企業が軒並み人種差別に抗議する姿勢を示したことでも、話題になりました。

“企業や芸能人、スポーツ選手は、政治的発言をしない方がいい”

古くからそう言われてきましたが、もうとっくに時代は変わりました。とくにコロナ禍と「Black Lives Matter」の動きをきっかけに、世界では「社会問題に対する態度を表明しないことは、“現状を肯定している”というメッセージになり、先進的な人たちほどその企業や個人から離れていってしまう」という事象が生まれてきています。

多くの生活者が抱えるソーシャルイシューに対して、どのように考え、どのような行動を起こしていくか。それらを適切に発信し、実行している企業や個人こそが、いま最も“カッコイイ(=社会から支持され、応援される)存在”となっているのです。


カッコイイ事例、集まっています。

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少し熱く語ってしまいましたが、NEWPEACEのニュースレター「Visioning Letter」は、このような企業のビジョニング事例を毎月お届けしています。

また、ただ情報をキュレーションするだけではなく、代表の高木によるコラムや、NEWPEACEがビジョニングに取り組んだ事例など、私たちだから発信できるSNSやnoteでは語り尽くせないことを、皆さんに共有できたらと考えています。

今、世界や日本でどのようなことが起きているのか。社会を取り巻く現状を私たちはどのように捉えるべきか。この時代における“カッコイイ”とは何なのか。ビジョニングとはどういった概念なのか。

ソーシャルイシューの解決を考えるうえでもヒントになることがあるかもしれませんので、良ければご登録ください。

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ソーシャルイシューに立ち向かう会社や個人を、増やしたい。

最後に、なぜ私たちがこのようなニュースレターを作ることに決めたのか、その経緯を簡単に紹介させてください。

NEWPEACEは2015年ごろより、「ビジョニング」という方法論を武器に走り続けてきました。ただ、その言葉は造語ゆえに捉え方が難しく、恥を承知で言えば、社内のメンバーでさえたびたびその定義を確認し直しているほど、認識しづらい概念です。

「社内でもこれだけ悩むのだから、社外の人から見たら、NEWPEACEは“なんかトガッたクリエイティブ企業”くらいにしか思われていないかもしれない」

そう思うと、私たちはせっかくの出会いのチャンスをいくつも潰してきたのかもしれないですし、社会がより良い方向に変容する機会を、逃してきたのかもしれません。

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そこで、もっと多くの人にこの新たな概念を知ってもらいたくて始めたのが、このnoteとVisioning Letterです。

noteでは、NEWPEACEが実際に企業と組んで実践してきたビジョニングの事例を紹介したり、自社で運営しているコミュニティについての紹介をしたりしています。(以下は、代表の高木の社内インタビューです)

そしてVisioning  Letterでは、NEWPEACEの活動だけでなく、世界中で起きているビジョニングの事例を取り上げることで、その言葉の意味や意義を皆さんに知ってもらいたいと考えています。

私たちは、社会を変革するための装置です。
ソーシャルイシューに立ち向かう企業が増え、古い慣習から脱却していけるように、これからも発信を続けていきます。

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