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第78話・「衝撃と笑撃」Amazon Kindle電子書籍出版のよもやま話

Amazon Kindle電子書籍を考察していると、日々面白い情報が目に入る。海外のサイトなども目を通しているが、常識の枠を越える作品があったりと、創作意欲を刺激されるものだ。

その中で、日本のAmazonサイトも、面白い。
上半期と下半期では、あるマーケットに大きな変化が生まれているからだ。

今日はそのことに想いを馳せて、noteを執筆していこう。


「衝撃と笑撃」Amazon Kindle電子書籍出版のよもやま話


私が昨年の12月25日から、Amazon Kindle電子書籍に特化した趣味作家として活動をスタートさせた頃に、Amazon kindle direct publishingで設定できる、 Kindle本の5日間無料購読キャンペーン施策をよく使っていた。

そこでダウンロードされる数が増えると、Amazonサイト内の無料タイトルTOP100のページで、連動して表示されるようになる。

そうなると、またそのページを見た人から、ダウンロードされる可能性が高くなっていくという、連鎖が生まれる状態が出来上がる。

上位にランクインすればするほど、その効果は上がっていくものだ。

そして、そのランキングで目にする光景がまた、興味深いものばかりだった。

「ひたすらエロ系が無料タイトルを席巻する」Amazon Kindle電子書籍出版のよもやま話Part1


上半期のAmazon無料タイトルTOP100にランクインする Kindle電子書籍は、エロ系がほとんどだった。

おそらく一般人だろう人たちが、ちょっとエロい写真集的な表紙を飾って、リリースされている電子書籍ばかりが目立っていた。

その中で、ポツポツと、真っ当な本が見え隠れするといった感じだ。

しかし、下半期はどうだろう。

AIの技術が加速的に進化したサービスが世に出回ることによって、AIが生み出した仮想現実の人間のエロ系写真集が、所狭しとランクインしている。

ほぼ、それらの Kindle電子書籍しか見当たらないのが、現状のAmazon無料タイトル Kindle本TOP100の現状だ。

真面目にKindle本を考察している人たちには、迷惑な話である。

事実私も、カフェで Kindleサイトを考察しようと思って、無料タイトルランキングを確認したら、ほぼほぼがAIが生み出した水着美女の Kindle本だったために。

座席の近くを通りかかった人から、カフェで堂々とエロ本を物色している変態がそこにいるかのように、変な目で見られてしまうことがあった。

あなたはそうなってはいけないので、くれぐれも人目に触れるところで、Amazon Kindle本無料タイトルランキングTOP100は開いてはいけないという教訓をお伝えしておく。家族がいるところでも、避けたほうが良いだろう。

【無料と有料の大きな隔たり】Amazon Kindle電子書籍出版のよもやま話Prat2


この話は、単にエロ市場に変化が生まれたという話題だけではない。こうしてAmazonサイトを考察すると、無料と有料には大きな隔たりが有ることが分かる。

エロ系が留まることなく席巻するAmazon Kindle無料タイトルランキングTOP100の現状を見て、 Kindle direct publishingにおける5日間の無料施策については、その効果と意味を考え直す必要がある。

Amazon Kindleサイトにおける、有料と無料の顧客層にも、大きな隔たりがどんどん生まれていく。AIが無限に有益な情報を生産してくれる世の中になった現状において、情報価値の定義もさらに変動することが分かる。

それが子供たちへの教育方針にも、これは大きく影響するだろう。勉強で知識をつけて、偏差値が高くなって博学になったところで、AIの知識量に勝つことはほぼ不可能な時代になってきた。

だからと言って、勉強をしなくていいということではないが、未来を見据えた生き方を、子供たちとも今のうちから考えておくことは、最重要課題であると、Amazon Kindle電子書籍を手がけるようになって、切実に実感をする日々である。

【時代の分かれ目と未来の展望】Amazon Kindle電子書籍出版のよもやま話Prat3


日本のこれまでの時代の流れは、良質なインプットができる人間がよしとされてきた。

しかし今年を境にその流れは加速的に変化し、これからは良質なアウトプットができる人間が今まで以上により価値が高い存在として、際立っていくだろう。

文章を書くということは、アウトプットのトレーニングになる。

そして人間には、AIのアルゴリズムでは生み出せない発想での、ユニークかつ斬新な発想でのアウトプットが出来る能力があるだろう。

noteで文章を書き続ける。 Kindle本を手がけ続ける。文章で自分を表現し続けるということは、人間という存在の価値をより際立たせていく重要なアクションとなりえる。

ある意味で、これからの時代は【人間とは】という根源的な問いの答えを見出していく時代なのかもしれない。

その時代の別れ目となる分岐点が、今年だと実感する。


「Amazon Kindle電子書籍出版のよもやま話」まとめ


今日は自由に、よもやま話的にnote記事を書いていき、エロ系から派生して、最後は意外と真面目な締めくくりになっていった。

こういった自分でも予測できない文章構成もまた、論理立てることが得意なAIには形にしにくい部分かもしれない。

何はともあれ、これから本物の人間かどうかも、ネットで見るだけでは判別がつかないくらいの状態になってくることで、いよいよマトリックスの世界観が現実化していくような兆しがある。

いつまでも、人間らしくありたいものだ。

そのためにも文章を書き続けて、人間としての自分を記録し続けていこう。
それがきっと、未来の自分のための財産となるから。


20億PV
趣味作家newmoonより

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