見出し画像

マドモアゼル愛先生”お月様の願うこと前編”~月っていったいなに?

先日、youtubeでマドモアゼル愛先生の月の考察について、なるほどなと大変腑に落ちましたので、わたしなりの月の研究とあわせてこちらに記録させていただこうと思います。


わたしは、こども(小学生)のころはいつも、夜空に輝くまあるい月を見るとお母さんみたいだと怖くなりました。理由は、月はずーっとわたしについてきて、走っても逃げようとしても追いかけてくるように感じたからです。夕方暗くなる前に家に帰ってきなさいと母から常々言われていましたから、月が煌々と照っている時間にまだ家に帰っていないことをきっとあとで叱られるだろうと思ったからです。

お母さんのようにわたしを監視している、それが子ども心に感じえたわたしの月というものへの印象です。


さて、本題に戻りますが、これまでの西洋占星学の文献の主流では、月星座を妻や子を司るであるとか、感情や気質を決定するとか、ときにはチャームポイントのように断片的機能として扱われてきました。伝統ある学問と位置付けて、わたしもそのように倣ってはきましたがいまひとつ不明瞭でした。けれど、この度マドモアゼル先生の「月は欠損」という結論に出会い、胸がすく思いであります。

トート版タロットカードの18番目の札「月」(うお座に照合しうお座のルーラーは古代は木星現在は海王星)に於いては、月から血液が滴り落ち、おどろおどろしく暗く陰湿さと不安や恐怖を感じさせる絵で描かれています。

このカードの意味合いも実際には不安や恐怖、嘘や秘密、まやかしといった事柄が暗示されます。


月とはなにか?、人間にとってその影響とはなにか?占星学を学んでいると出てくるロジックに、良し悪しはないというものがあります。

では、月は果たして人間にいかなる影響力をもつのか。

そんな疑問を、あるときタロットカードを用いその謎に触れてみましたところ、実に深遠な銀河系宇宙の知恵とも呼ぶべきインスピレーションにたどり着いたのです。

まず、月は海王星という集合無意識から個の意識に接続された天体であるという暗示が降りました。

月の主な役割は、なにをおいても生殖活動を司るそうです。

それはもちろん人間遺伝子(DNA)を受け継がせることが意図であり、性や感情体におけるエクスタシーに関連しています。

月には性愛色はなく、各個人がもっと博愛精神を発達させるよう月星座を通じて刺激されます。その理由は、集合意識全体をより統合させ銀河系宇宙のエネルギーを高次領域(争いや戦争など地上の人間同士が平和と調和を重んじる社会世界)へと表向き引き上げるためです。それゆえ、対人関係において月は対外的イメージ、つまり個人の名刺代わり役を務め、個人の顔となりうるアピール力を持つので、つまりこれが大衆受けする人気運に関係してきます。

総合的に月が目指しているのは、個人個人の集まりである集合意識全体のアップデータ(アップデートを行うためのプログラムを担う)を行う、あたかも上書き修正され補正されることを願い機能する星であると、わたしは理解しました。

そのため月は「監視する星」という印象を生じるのかもしれません。

月は銀河系星団のなかでも魂をもち肉体を伴うわたしたちにとって重要な意味をもつ星であり、輪廻と関係します。

生命の循環にいちばん影響力をもっています。だからこそ地球に魂が受肉するためのツールである月は、肉体を持つ魂の完成形として、それを生み出すことのできる「母」それから生み出される「子」を連想させるのかもしれません。


以前にわたしは、タロットカードの22の札の考察で、人間というものは輪廻の輪を超えることができなければ、又再び何もなかったかのように愚か者として0からやり直さんければならない運命にある、ということを悟りました。

タロットカード18月には、妊娠という意味合いがあります。よって、月はあくまでも銀河系全体に循環させるべき径(みち)に通ずるため、個人の体験だけに終始して使うことは間違えといえます。

じぶんの月星座を自身の霊性のようにとらえたりそれがあたかも自身に備わる品格であるかのように誤った場合は、それが火種となり争いの種となる運命にあります。


結論として、月の地上におけるわたしたち人間への影響力としては、宇宙意識に哀愁をはせるような、自分のルーツはこの地上ではないどこか遥かな宇宙の果てにあるような錯覚を覚えさせる星であるといえます。

おそらくご自分の月星座から感じ得られることは、わたしはそういう人間ではないという欠乏感であり、なぜだかしれないが対人からそうと指摘される事柄であり、自身の真実からはとうていかけ離れたイメージを押し付けられることの強迫観念のようなものであるとおもわれます。

つまりご自身に対するダメ出し機能、いくら追及しても到達できない実態、それによって太陽星座が目指す本来の魂の道を惑わすほどの引力をもつのが人間の肉体にはじまる月にあります。(以上、わたしの月に対する考察です)


ここでマドモアゼル愛先生のブログから一部抜粋させていただきます。


>>>では、月は何だったのか、、、月は全体に、全員に、集合した意識に通じる道を与えてくれる星だったのです。月は自分ではないけど、月を通して私たちは全員の無意識に働きかけ、全員の心に訴える力があるということです。月が大衆そのものであり、人気と関係するのもそのためです>>>>>抜粋終わり


いままでにない、月というもののとらえ方ではあるけれど、壮大な宇宙の計らいを感じます。



love&peace,

Emeru



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?