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人さまのあったかい心。

杖を突いたおばあがこちらに向かって歩いてくるので、出入り口のそばにいたわたしが扉を開けて通路を開いた。たったそれだけのこと。

「ありがとう。あなたはここの人ではないのでしょうに。どうもありがとう。」と、
なんどもお辞儀をされて恐縮だった。でも、うれしかった。

久しぶりに「人さま」の心をいただいた。
見ず知らずのおばあ、幸せな気持ちをどうもありがとう。

切り取られた今日一番の場面に、感謝。



Emeru

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