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Business Design Magazine

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ビジネスデザイン・新規事業開発領域で働く方に向けて、NEWhメンバーが日頃の業務で得た気づき・発見・学びをお届けします。
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#ChatGPT

生成AIが変える新事業開発のプロセスと求められるスキル

生成AIの登場により、新事業開発のプロセスが大きく変わろうとしています。ChatGPT、Claude、Perplexity、Stable Diffusion、Createなどの生成AIは、膨大なデータを学習して、瞬時に「正解」を生み出すことができます。文章作成やデザイン、コーディングなど、様々な分野ですでに実用レベルに達しており、アイデアの創出から事業計画の策定、プロトタイピングなど、新事業開発のすべての工程を自動化できる可能性があります。私が所属しているNEWhでも生成AI

ChatGPTをつかって新事業のコンセプトを”BTCチーム”でブレストしてみる【新事業構想とAI】

さて、ChatGPTとの対話で、魅力的な新事業構想を検討するためのプロセスの第3回ということで、解決策の検討フェーズでのChatGPTの活用について書いていきます。 最近、新事業を支援する際にChatGPTでアイデア発散したら、あまりうまくいかなかったという声をよく聞きます。僕はこのフェーズにおけるChatGPTの役割は「ネタだし」だと考えています。ソリューションを最後に仕上げるのはやはりヒトです。なので、ChatGPTからは独創性の高いアイデアの創出を期待していません。ヒ

ChatGPTとの対話で、魅力的な新事業を構想するプロセス ‐ 課題の定義【新事業構想とAI】

さて、ChatGPTとの対話で、魅力的な新事業構想を検討するためのプロセスの第2回ということで、課題の定義フェーズでのChatGPTの活用について書いていきます。ちなみに、この記事では、自分が考えた課題仮説がある状態から対話を進めていきます。そのため、全く課題仮説がない状態ではあまり参考にはならないと思います。ChatGPTと対話する際は、精度は高くなくても構わないので、ある程度の枠組み・仮説があった方がよいアウトプットに繋がりやすくなるという印象があるので、ぜひ意識してみて

ChatGPTとの対話で、魅力的な新事業を構想するプロセス 第1回 導入・準備【新事業構想とAI】

さて、OpenAIが発表したGPT4-Turboなどを考えながら、なんとなくソワソワしている小池です。「スマートフォンがもたらした大きな変化を超える何かが起きる。これは時代の転換点になるぞ」と確信しています。けれど、言語化できていないし、まだ準備もできていない。ざわざわ。そわそわ。NEWhでもChatGPTなどAIを活用した全く新しい新事業構想のプロセスを発表できるといいなー、っていろいろ実験はしています。この記事はそんな実験を少しだけまとめていく【新事業構想とAI】シリーズ

未来をつくる会社のビジョン02【生成AI】

さて「未来をつくる会社のビジョン」の第2回です。今回は、次の社会インフラとなり未来をつくるであろう生成AIの会社(OpenAI、Anthropic、Inflection)をピックアップしていきます。ちなみに第1回の記事はWEB3なので、興味がある方はぜひこちらも読んでやってください。こんなニッチなテーマを誰が読むのだろうと思いつつ、早速はじめていきましょう。 01.「Creating safe AGI that benefits all of humanity」:OpenA

【ChatGPT DALL-E 3】たった10分で長年の夢を「実現」してみた結果のあれこれ

あまりに突然ですが僕には夢があります。それはコーヒーショップをつくることです。ただ、具体的に考えてられていないので本当に漠然とした状態なんです。そんな夢がみなさんにもありませんか? そんな夢がChatGPTのDALL-E 3をつかえば10分で実現できちゃったんです。そして「具体化のチカラってすごい、あれこれ悩む前に具体化しよ」と感じたというお話です。今回は、ChatGPT DALL-E 3で自分の「夢」を叶える実験だったので、ChatGPT DALL-E 3のTipsを中心ま