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Business Design Magazine

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ビジネスデザイン・新規事業開発領域で働く方に向けて、NEWhメンバーが日頃の業務で得た気づき・発見・学びをお届けします。
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#事業戦略

事業開発の色々な論点を構造化・図解してみた。

こんにちわ。NEWh堀です。 普段事業開発領域でお仕事をしている私ですが、 タイトルの通り、事業開発の領域は、人によって解釈に揺れがあるビッグワードにまみれている世界な気がしてます。 なので、 note上では、これまでいくつかの論点に対して構造化、言語化、文章化と向き合ってきたのですが、できるだけ普段からそういう思考を維持できるよう、Xでも、事業開発領域における色々な論点とその構造を1枚のスライドに落とし込み、定期的に発信をしてたりします。 ということで、 今回は、X上で

【新規事業担当者に効く】気になるスタートアップ企業の「キモ」解説:ジャパンワランティサポート(住宅設備機器の延長保証)

こんにちは!NEWhで新規事業の伴走支援をしている谷口です。 気になるスタートアップ企業について、新規事業担当者が参考になったり、ヒントを得るために、ビジネスの肝(キモ)は何か、新規事業に必要な要素を整理するためのフレームワーク「バリューデザイン・シンタックス」を使いながら解きほぐすシリーズ企画、今回は住宅設備機器の延長保証事業を行うジャパンワランティサポートを分析しました。 こちらの企業に注目した理由としては、大きく3つあります。 ・非常に高い営業利益率(42.8%/2

「フック」と「ロック」で"競争優位性"を考える。

こんにちわ、NEWh 堀です。 去年9月から描き始めたnoteも今回で6本目。 続いてるえらい。 今回のテーマは「競争優位性」。 事業開発の中では必ず向き合わないといけない論点。 ポジショニングマップを書いて、自社の独自の立ち位置だったり、競合より優れている点を明示したり、比較表を書いてみたり。 ただこの競争優位性って人によって結構解釈に揺れがある、いわゆるビッグワードだなとも感じてたりします。 今回はこの競争優位性、というものと向き合ってみます。 競争優位性を分解して

「競争環境を把握する」とは。

こんにちわ。NEWh 堀です。 今回は、"競争環境を把握する"をテーマに書いてみます。 前回の市場の定量化と同様に、こちらも新事業開発において必ず出てくるテーマ。アイデアの独自性、優位性はどこにあるのか、の前準備/検討の土台として必ず行わなけばいけないステップ。 今回はこの"競争環境を把握するってどういうことだ"、そもそも"競争環境"ってなんだ、をテーマに書いてみました。 競争環境を把握するための「3つの軸」 時間と消費が有限である以上、どのような新事業であれ必ず顧客

【新規事業担当者がすぐ使える】気になるスタートアップ企業の「キモ」解説:Arent(アレント‐建設DX・コンサルティング・新規事業創出)

こんにちは!NEWhで新規事業の伴走支援をしている谷口です。 新規事業に取り組む方なら毎日といっていいほど目にする「スタートアップ」の話題。強い原体験や偶然の出会い、はたまた独創的な技術など、ビジネスの着想やスケールのきっかけは様々です。 そんな気になるスタートアップ企業について、新規事業担当者が参考になったり、ヒントを得るために、ビジネスの肝(キモ)は何か、新規事業に必要な要素を整理するためのフレームワーク「バリューデザイン・シンタックス」*を使いながら、解きほぐしてみ