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Business Design Magazine

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ビジネスデザイン・新規事業開発領域で働く方に向けて、NEWhメンバーが日頃の業務で得た気づき・発見・学びをお届けします。
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#vds

世の中のビジネスを事業構想フレームワーク「VDS」を使って分析してみた。まとめ。

こんにちわ。NEWh 堀です。 今まで何度か、事業構想フレームワーク「バリューデザインシンタックス(以下VDS)」を用いたケーススタディを行ってきたのですが私の同僚が書いてくれたものも含め、ちょっと溜まってきたので、 今回は、ケーススタディの総集編、まとめです。 何度かnote内でも発信をしてきた内容ですが、改めて。 事業構想/開発において必ず向き合う言葉である「ビジネスモデル」 ビジネスモデルの構成要素は色々とありますが、大事なことは 顧客が変われば、向き合うべき課題も変

領域特化だからこその強み、「足場レンタル」で上場のASNOVA。

はじめに。 こんにちわ、NEWhビジネスデザイナーの堀です。 今回は、以前行ってみた事業構想フレームワーク「バリューデザインシンタックス(以下VDS)」を用いて、世の中の素敵な企業さんを紹介するケーススタディの第2弾です。 バリューデザインシンタックスの解説についてはこちら。 VDSでケーススタディ「ASNOVA」さん今回ご紹介させていただく企業さんはこちら。 建設現場などで見かける「足場(仮設機材)」のレンタル事業を中核に、12月25日にグロース市場へ上場予定となって

【新規事業担当者がすぐ使える】気になるスタートアップ企業の「キモ」解説:IVRy(クラウド型電話自動応答‐IVR‐SaaS)

こんにちは!NEWhで新規事業の伴走支援をしている谷口です。 今回も気になるスタートアップ企業について、掘り下げてみたいと思います。 新規事業創出にまつわるステージで、個人的に興味深いのが「アイデアの着想とそのきっかけ」と「シードからどう芽吹かせるか」、「それをどう判断するか」という3つです。 今回はそのヒントがたくさん詰まった、1日100円から利用できる電話自動応答サービス(IVRシステム)を手掛けるIVRy(アイブリー)に注目してみました。新規事業のフレームワーク「バ

【chocoZAP】「3つのない」を価値にローエンド破壊を引き起こす戦略がすごい

はじめに こんにちは。NEWhの小池です。あまりに久しぶりの記事になりました。僕は引き続きビジネスデザイナーとして大企業の新事業開発の支援をすることで企業変革を推進していくお手伝いをしています。 NEWhでは、複雑で不確実性の高い事業構想フェーズを効果的に前進させるために「コンセプト」「戦略」「収益」の3つの視点と20の要素で事業構想を緻密に評価・チェックできる独自フレームワーク「バリューデザインシンタックス(以下VDS)」を開発しプロジェクトで活用しています。 ▼バリュ

【新規事業担当者がすぐ使える】気になるスタートアップ企業の「キモ」解説:Arent(アレント‐建設DX・コンサルティング・新規事業創出)

こんにちは!NEWhで新規事業の伴走支援をしている谷口です。 新規事業に取り組む方なら毎日といっていいほど目にする「スタートアップ」の話題。強い原体験や偶然の出会い、はたまた独創的な技術など、ビジネスの着想やスケールのきっかけは様々です。 そんな気になるスタートアップ企業について、新規事業担当者が参考になったり、ヒントを得るために、ビジネスの肝(キモ)は何か、新規事業に必要な要素を整理するためのフレームワーク「バリューデザイン・シンタックス」*を使いながら、解きほぐしてみ

【Kuradashi】時流を捉えた価値と売り切る力を体現させる仕組みがすごい

はじめに。 初めまして、NEWhビジネスデザイナーの堀です。 NEWhという会社で企業の新事業開発を支援させていただくお仕事をしてます。事業開発領域に関わる中での気づきや、思考、悶々などなどを色々発信していきます! NEWhでは、これまでの事業開発領域でのご支援の経験を通じて、事業構想を前に進めるためのフレームワークとして「バリューデザインシンタックス(以下VDS)」なるものを開発し、実PJTで活用しているのですが、今回はこのバリューデザインシンタックスを用いて、世の