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Business Design Magazine

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ビジネスデザイン・新規事業開発領域で働く方に向けて、NEWhメンバーが日頃の業務で得た気づき・発見・学びをお届けします。
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#図解

採算性とは何か。「儲かるか」とどう向き合うか。

こんにちわ。NEWh ほりです。 今回のテーマは「採算性」。つまりは、「儲かるのか?」。 採算性とは。 採算性という言葉を辞書で調べると”利益が出るかどうか、収支のつり合い”と表現されている通り、事業活動を行うためのインプットである「コスト」を上回るアウトプット「売上」を産み出すことができるかどうか、つまりは”収支のバランス”のこと。 "採算性"という領域においては、まさにこの"バランス"と向き合うわけだけど、インプットとアウトプットとなる売上とコストには、それぞれ特性の

[Part2]事業開発の色々な論点を構造化・図解してみた。

こんにちわ。NEWh堀です。 前回の記事では、 事業開発領域における色々な論点の構造を1枚のスライドに落とし、X上で発信している内容から一部を、ピックアップし紹介をしてみました。 前回記事はこちら。 実は、まだまだ色々と発信していたものはあったりするので、 今回はPart2ということで、またいくつかピックアップし、紹介してみます。 競合優位性とは何か。の図解。 まずはこちら。競合優位性とは。 事業開発の中だと必ず論点に上がるテーマ。ポジショニング・マップで立ち位置や優

事業開発の色々な論点を構造化・図解してみた。

こんにちわ。NEWh堀です。 普段事業開発領域でお仕事をしている私ですが、 タイトルの通り、事業開発の領域は、人によって解釈に揺れがあるビッグワードにまみれている世界な気がしてます。 なので、 note上では、これまでいくつかの論点に対して構造化、言語化、文章化と向き合ってきたのですが、できるだけ普段からそういう思考を維持できるよう、Xでも、事業開発領域における色々な論点とその構造を1枚のスライドに落とし込み、定期的に発信をしてたりします。 ということで、 今回は、X上で

「競争環境を把握する」とは。

こんにちわ。NEWh 堀です。 今回は、"競争環境を把握する"をテーマに書いてみます。 前回の市場の定量化と同様に、こちらも新事業開発において必ず出てくるテーマ。アイデアの独自性、優位性はどこにあるのか、の前準備/検討の土台として必ず行わなけばいけないステップ。 今回はこの"競争環境を把握するってどういうことだ"、そもそも"競争環境"ってなんだ、をテーマに書いてみました。 競争環境を把握するための「3つの軸」 時間と消費が有限である以上、どのような新事業であれ必ず顧客

市場をどう捉え、どう定量化するか?

こんにちわ、NEWh 堀です。 新事業開発を進めていく中で必ず向き合うことになる市場規模の定量化。 定量化をするためには当然、市場の定義が必要になるのだけれど、 市場というつかみどころのないものをどう定義し、定量化するか、は地味に結構悩みがちな部分かもなと思い、今回はここにフォーカスしてみました。 世の中の素敵な企業の市場の捉え方から示唆を得てみよう。という。 市場の定量化とは。いわゆるTAM、SAM、SOMをどう定義するか。 新事業の事業企画書とかに必ず入ってくる、よく

事業構想を書くアプローチ「バリューデザイン・シンタックス」

はじめに こんにちわ、NEWh ほりです。 前回は我々NEWhが開発し、実事業開発の現場でも活用を進めているフレームワーク「バリューデザイン・シンタックス」を用いてケーススタディ形式で世の中の素敵な企業を紹介する記事を書かせて頂きました。 今回は、この「バリューデザイン・シンタックス」について、ビジネスモデルという言葉、事業開発のゴールと難しさにも触れながら書いてみます。 ビジネスモデルとは何か。 まずは導入として。 ビジネスモデル。 事業開発と向き合われている方にと