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アファメーションを続けるのがしんどいときは、どうしたらいいのか?

こんにちは。いろさいです。

前の記事で自己愛のアファメーションの方法を紹介しました。

アファメーションは誰でも手軽にできる最強のツールと書きましたが、一つ難点があります。簡単が故に続かない人が多いということです。続かない理由はいくつか挙げられると思います。「簡単すぎて効果が現れるのか疑問だ」「続けたけど効果が現れなかった、手応えを感じなかった」などでしょうか。その中で「アファメーション続けるのがしんどい」という人もいるのではないでしょうか?私自身、アファメーションを続けるのがしんどい時期がありました。しんどくてやめてはもう一度トライし、またやめてはトライし、を続けてきたのです。

というのも、私自身、自己愛や自己肯定感がとても欠けていたので、「私は自分を愛しています」なんて言ってみようものなら、自分の内側から「そんなわけないじゃん」「バカバカしい」「嘘を言っていて恥ずかしい」と言った声が聞こえてくるのです。これは今まで自分を作っていた自己愛や自己肯定感が欠けている状態の自己概念(エゴ)の声なのですが、始めは自分が唱えるアファメーションより、このエゴの声のほうが大きいのでこちらに引っ張られてしまいます。なんとかその声を遮ろうとアファメーションを繰り返すのですが、自分の言っていることと内側から聞こえてくる声とのギャップに気持ち悪くなり、続けることができないということがありました。内側から自分が割かれている、そんな状態です。ひどいときは吐き気も感じました。

こういった場合は、無理にアファメーションを続けないで休みを設けてください。しばらくアファメーションから離れることです。「自分は変わるんだ」と強く決意していれば、数日たてば「またアファメーションをやろうかな?」と思うようになります。運動と同じで、毎日同じ負荷をかけ続けると体に負担がかかって逆効果になるのと同じです。休みの間に自分の内側が少しずつ変化していることを意識して過ごしてみてください。そして「やろうかな」と思ったら再開してください。またしんどくなったら休んでください。この繰り返しがポイントです。どんな状況でも続けることが大事です。続けるために無理をしないということです。

アファメーションをしばらく続けてくると、エゴの声に少しずつ変化が見られます。「なに自分を愛しているなんて言ってるの?うける!」「そんな価値ないくせに」などという声が小さくなっていきます。アファメーションの声のほうが優位になるのです。そしてエゴの声が小さくなってきたらその声に「だまれ!」と言って黙らせるのも良い手法です。自分心の声の主導権を、エゴではなく自分に戻すのです。エゴに自分の主導権を握らすからエゴの言葉に左右されるのです。「だまれ!」と言うと本当に黙るようになるので面白いです。また、「だまれ!」と言うのも、自分を本当に愛しているからこそ言えることだと理解してください。

また、アファメーションは心の底から「私は自分を愛している」と思わなくても効果があることを知ってください。好きな歌のフレーズを無意識に口ずさむのと同じ原理です。その歌が自分にとって元気に明るくしてくれるものであったら、口ずさむだけで楽しくなりますよね。感情はあとから付いてきます。アファメーションが知らない間に口癖になっている、なんか勝手に口走っている、という状態を目指していきましょう。


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